めちゃくちゃ悔しいのですが…
この日の写真がほぼ消えてしまってました…
いったいどこに行ったんだあああああ
2019年1月15日(火)
Canada Ottawa
カナダ オタワ にて
昨夜目覚ましを消し忘れていて、6時に起こされてしまった。
睡眠時間的にちょっと足りないタイミング。
やっちまったぜ。
7時から、月額課金している、アフィリエイト学習グループのオンライン黙々会が始まる。
黙々会ていうのは、みんなで集まって、黙々と手を動かして作業をする会。
勉強だとか副業だとか、ちょっとハードルがある課題って、行き詰りやすい上に、サボってしまいやすい。
すぐに結果が出ないものだと、モチベーションが続かないんですよね。
だからこうやって黙々会を開催して、ゆるい強制力を付けて作業をするというアイデアが出てくる。
インターネットがあればどこでも集まれるって、すごい。
課金してまで行うことじゃないけど、これは単にそのグループの人たちが集まってるだけのやつ。
起きてキッチンに行くともうレアが起きてサンドイッチを作っていた。
カマンベールとドライイチヂクのサンドイッチらしい。
うまそう。
「カマンベールチーズならまだ残ってるから使っていいよ」と言うので、せっかくだから俺も使わせてもらった。
雑穀のパンをトースターで軽く焼き、バター、カマンベールチーズ、きゅうり、トマトを挟む。
塩、胡椒を削り振り入れ、マヨネーズをちょこっと足せば出来上がり!
やはり朝は生野菜があると嬉しい!!
朝ごはんを食べ終えてからzoomに参加したから遅れてしまった。
7:50頃からの参戦だ。
参加者は俺含めて5名。
今回は初のオンライン黙々会だそう。
新しい試みだ。
「黙々会って黙々と作業するのが本当なんですけど、だいたいいつも三、四時間くらい話しっぱなしなんです(笑)
何やったとか、今回はどれくらい進捗していくら稼いだかとかを話してます。」
ふむふむ。
情報を共有したりするの大事ですもんね。
みんな課題を出し合ったりとかもして、モチベーションを保つようにしている。
すばらしい。
俺はかなり遅れていてまだ諸々の設定の段階。
しかも躓いてるわけじゃなくて、作業時間が足りなくてこの段階にいるので、今回は挨拶みたいなものだ。
さて、黙々やるぞーと意気込んだものの結構みんな話しっぱなしだし、途中でコリーンも起きてきたので途中で切り上げた。
ちなみに俺の作業としては、レンタルしているさくらサーバのメールアドレスをGoogleメールを使ってやりとりするための設定に入っただけでおしまい。
エラーが出てしまって進まないので、また時間とってやらねば。
電話番号を取得したtextfreeからも
「電話番号使ってないけど、使わないなら切るよ?」
みたいな通知が来てしまったから急がないと。
さて今日は、昨日定休日で行けなかった、カナダ科学技術博物館に遊びに行く!
コリーンの車に乗せてもらってBaseline バスステーションまで移動。
コリーンの携帯のGoogleマップで調べてもらって、95番バスに乗ることに決めた。
Millennium行き、St. Laurentで乗り換え。
コリーンありがとう! !また夜に!
95番バスに乗り、25分走ってから乗り換え。
少し分かりづらかったけど無事次の乗り場も発見。
科学技術博物館の前に着いた。
時刻は10:30。
朝ごはん食べてからあまり時間経ってないけど、ゆっくり展示を見たいから今のうちに昼飯少し食べてしまうか。
博物館の向かいにあるTim Hortonsってチェーンカフェに入った。
トロントからずっと見てて気になってたのだ!
朝食セットの、エッグソーセージマフィンとハッシュドポテト、コーヒーのセットを買った。
税込だと6.49ドルだったかな。
530円くらい。
マフィン、ふつー、かな。
唐辛子のややピリッとした味がどこかに付けられてて、それが中々アクセントてして良い。
たまーに途切れるけど、サクサクなフリーWi-Fiもあるのでありがたい。
参考リンク1:Tim Hortons公式サイト
参考リンク2:Canada Science and Technology Museum公式サイト
さてさて、科学技術博物館。
一体どんな先端技術を見せてくれるのかな!
と、わくわくしていなのだが…
展示が子供向け…
古い木製のスキーや橇。
ななんで…?
どうやら入り口すぐのエリアは、子供のおもちゃの変遷みたいになっていた。
スペーシーな機械のおもちゃ展示を見て
「うおおおお!!、スーパーかっけぇ!」って興奮してる子供達。
ボタンとかレバーとかがいっぱい付いた古めかしい機器と、レーダーのモニタのようなものとか。
半世紀以上前の最先端技術だよなぁ。
先に進んでいくと、ふるーいコンピュータだとか、昔々の冷蔵庫だとか、さびれた人工衛星だとか、
展示品がどれも最先端とは程遠いものばかり。
クレイジーキッチンって展示があった。
めまいの部屋、だ。
斜めに傾いた部屋が作られていて、中に入ると平衡感覚を失う。
まぁ面白い。
まぁね。
その隣に、「コンパクトな部屋」、とか展示されてる。
ベッドが壁に上げてしまうことが出来て、テーブルとかそういったものもコンパクトにたためる。
階段下はキャビネットになってる。
う、うん。
部屋をコンパクトに済ませるためのアイデアを盛り込んでるけど、ぶっちゃけ全部ふつー。
そしてそもそも充分に広い。
日本の一般的なワンルームの方がよっぽどコンパクトだぜ…
手で回すと音の再生速度が変わるハンディDJ機とかちょっと面白い。
あとある意味テクノロジーなのかもだが、
巨大な蒸気機関車が2台、並んで展示されていた。
これはスーパーかっけぇ!!
15:30くらいまで居て、ここの展示で最も科学技術が進んでるのは俺の持ってるiPhoneかもしれんな…と実感した。
考えてみると、
科学館という存在そのものに、一つの矛盾がある。
科学技術は、日進月歩で発展していく。
今生まれた画期的な技術も、1年経てば古く、5年経てば過去の遺物、10年したら化石だ。
発明されて、コストダウンを成し遂げて実用化されて、それが社会を変える頃には軽く3年とか経っているわけだ。
最初はもてはやされていても、それが実用化されたら、最先端技術も「当たり前の技術」になりさがっている。
これを、「社会を変えた最先端テクノロジー」といって展示される頃には、もはや展示として見る必要もないようなものになってしまっている。
科学技術館が、面白くないのは、もはや必然かもしれない。
としたら、面白い科学技術館はどうすれば作り出せるか?
本当に最先端技術を楽しみたかったら、どこに行けばいいのか?
最先端技術ってのは、往々にして民間企業が生み出すものだ。
戦争が起きれば、国家が動いて、技術は一足飛びに進歩する。
けど、そうでないときは、テクノロジーを牽引するのは企業なのだ。
だから技術を知りたければ、企業を追わなきゃならない。
インテルや、マイクロソフトや、アップルや、グーグルなどのテクノロジー企業は、
それぞれが草の根のスタートから技術革新を起してきた。
そしてそれが多くの売り上げを上げ、融資を受け、拡大していった。
宇宙開発や量子コンピューティングやCERNでの量子科学研究のような、
規模が大きくて莫大な資金を必要とする科学技術、
それに国や世界を変えてしまうほどのインパクトを与える原子力などの技術は、
民間ではなく国家が主導することもあるだろう。
要するに、最新の技術を知りたければテクノロジー企業や、国家レベルの研究所などに入り込むのが最も近道になる。
一般開放をしていれば見学もできようが、まぁそんな余裕のある企業や研究所は、成功している一部に限られるだろう。
それに、いまやインターネット上の情報が、新聞や書籍と比べても圧倒的に早く私たちに届く。
YouTubeで検索すれば、人型ロボットがバク中する動画だって見られる。
ロボットそれ自体を展示しようとしたら、億単位の金額が掛かっている機器を、ただのオブジェにしてしまう。
ところが動画でWebに公開すれば、世界中で誰もが、瞬時に、何度だって、無料で見ることが出来る。
だから、本当に最先端のテクノロジーを見たければググるか、企業や研究所で開発する側に回るほかない。
今はカナダにいるけれど、この後、また南下してアメリカに入る。
シリコンバレーに行けば、アップルのような大企業が外部の人向けに一部の展示をしているに違いない。
うん、調べてみよう。
科学技術館が今後、本当にワクワクさせる展示を使用とするならば、企業や研究所とコラボする必要が出てくるじゃないかな。
定期的に色んな企業や研究所の技術展示会や博覧会、もしくはデモンストレーションの場を提供するのはどうだろう。
また、まだやや高価で一家に一台とは言いにくい、VRゴーグルやスマートホームのデバイスなんかを多めに用意して、実体験できるようにするとか。
ホログラムの機器とかも見てみたい。
なんなら、パソコンを置いて、これを検索してみようっつって、技術の成り立ちや解説をわかりやすくまとめた資料や展示とともに、最新の技術を紹介するWebサイトをビジター自身で検索させるって手もある。
というかむしろ、オンライン上に科学技術館をオープンしてもいいくらいだ。
ネットからアクセスして、バーチャル環境に入館(=ログイン)して、そこで精緻なグラフィックやポリゴンやアルゴリズムを体験できるようになったら、かなりワクワクできる。
払い下げられた過去の機器やロボットを飾っただけでは面白くはない。
知的好奇心をくすぐり、疑問を解決し、最先端に触れられる展示を考えないと、科学技術館そのものが消え去ってしまうかもしれない。
バスで帰宅。
夕飯は冷凍食品のパイと手作りのひょうたんみたいな形の芋のグリル。
うひょう、美味しそう。
おしまい。
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