ピッツバーグのCathedral of Learning

2019年1月5日(土)
USA Pittsburgh
アメリカ ピッツバーグ にて

ブランケットを畳んだまま使ってたから足がはみ出てしまってて少し寒かった。
熱いシャワーで復活!

さて、ここはジャネット達の家。

キャンプ用の折り畳みベッドを畳んだ。

窓枠に乗ってる猫

朝ごはんにはシリアルがあるよ、というのでいただいたのだが、
その後にトーストとスクランブルエッグも出てきた。

トーストとスクランブルエッグ

ガッツリ朝食!!
アメリカっぽい朝食で少し嬉しい
( ´一` )hahaha

 

食べ終えて少し休んだら街へ行くことになった。

このエリアは、ピッツバーグの中心部から車で15分くらい南に位置している。
今日はみんなで街まで遊びに行こう、ということになった。
いくつかお店などを紹介してくれるらしい。

フェイスブックの投稿で、アメリカ人はどのようなことをニューイヤーにするのだろう、
と書いたら、それを読んだジャネットが車の中で教えてくれた。

「一般的にニューイヤーに食べられるのは、ブラックアイビーンズっていう豆よ。
あとポーク。ローストポークとか煮たやつとかいくつかあるわ。
といってもこのエリアの話ね。
色んな国をルーツに持つ国だから、地域によって全然変わってくるのよ」

な、なるほど!
アメリカは移民の国。
ヨーロッパなどの他の国々と比べるとまだ歴史は浅い。

アメリカに渡ってきた移民たちが自国の文化を継承して、変化させて、今に至ってるはずだ。
アメリカの食文化もまたいろんな国の色があるはず

あと年末年始の定番の行事といえば一年の豊富を決めることだ。
来年からタバコをやめる!
今年こそはダイエットする!
といった、定番のやつ。

でも、毎年毎年だいたい同じことを決めるんだよね、とみんなで笑った。

 

ストリップディストリクトというエリアにやってきた。
えっ、えっ、ストリップ?!
と変なリアクションをしているのは俺だけ。

ストリップディストリクトの店

沢山の買い物客が商店街の狭い歩道を行き交っている。

ストリップディストリクトと呼ばれるこの商店街は、生活に必要な買い物は大体なんでも揃う、というとこなのだそう。

スポーツ専門店や服屋の前にはアイスホッケーチームのユニフォームやグッズがたくさん並んでいる。

「日本で1番人気のスポーツはなに?
ここピッツバーグはアイスホッケーなの。
子供達も朝小さいうちはサッカーとか野球に熱中するのだけど、大体高校生くらいからはアイスホッケーかアメフトに方向性を変えるのよね」
とのこと。

それはあれだ、血気盛んな年頃なんですよ笑

野菜コーナー

焼き菓子が並ぶショーケース

カンノーロ

チーズ屋、肉屋、スパイス屋、乾物屋。
色んなお店があって面白い。

ここはアジア料理の食品店。

納豆が並ぶ棚

コアラのマーチとかポッキーから、米、蕎麦、みりん、長芋、白菜までなんでも揃う!
しかも割とお手頃値段。
あづまの有機納豆もあるじゃんか!俺が好きなやつ!買わんけど!

基本、俺は訪れた国々ではその国の料理を食べるようにしてる。

アメリカって色んな国の寄せ集めなんだよな。
だから食事も、ハンバーガーとかホットドッグなんていうThe アメリカンもあるけど、色んな国の料理のお店が立ち並んでる。

色んな国の料理を食べるのが、ある意味アメリカの食文化を堪能してると言えよう。

 

ヨーロッパと変わらず、イタリアンは強し。
中華、ケバブ、フレンチ、和食店もあちこちにある。

しかしたまには日本料理でも作ろうかなと思い立って、いくつかの食材をここで買ってみた。
なんせ安いしな!

 

各種魚の切り身

海鮮売り場

ハーブの瓶

シーズニングの棚

お昼はこのストリップディストリクトにある、Primanti Bros.ってお店に来た。
プリマンティ・ブラザーズ。

ジャネットたちのオススメのお店だ。

プリマンティブラザーズの看板

メインはサンドウィッチ。
中に入るみると、結構賑わっていた。

カウボーイみたいな格好をしたおじさんとかがファミリーで巨大なサンドウィッチにかじりついている。

ベーシックなビッツバーガーっていうのが面白そうだけど、値段も中身も謎なのでローストビーフのものにしてみた。

ただのパンに、たっぷりの薄切りローストビーフと、コールスローと、トマトと、フライドポテトががっつり、全部挟まっている。
全部。

「昔トラック労働者たちが持ち帰るのによくこのお店を使っていたの。
だから持ち帰りやすいように、ポテトとサラダを全部バーガーに挟むようにしたのよ」

なので、ご覧ください!
この雑な見栄え!!!

全部が挟まれた大きなサンドイッチ

でっか!!!
味は…

うん、全部混ぜた味がします。
ケミストリーとかないです。
見たままの味です。ふふふ。

あっ

崩壊したサンドイッチ

やっぱり崩れますよね。

ローストビーフ単体の味はなかなかのもの。
さすが、肉文化だなぁ。

食べ終えて店の外に出ると、ジャネット達の知り合いと遭遇した。

犬を連れた彼の名前はエヴァン。
俺はあいさつだけ。
「後でまた会おう!」
エヴァンと別れた。

Allegheny Coffee& Tea Exchangeの入り口

良さげなカフェがあったのでとりあえず寄ってみてテイクアウト。
あ、英語ではTake Away。

Drink Allegheny Coffeeの店の中と雑踏

Fortunesと書かれた大きな焙煎機

黒い紙コップのコーヒー

さて、
「ピッツバーグの名所と言えばここよ!」
とみんなが連れてきてくれたのは、巨大な建物の前だった。

近くの駐車場で車を降りると、見上げるほどの建物が道路の向かいに聳え立っている。

カシードラルオブラーニングの外観

たっけーーーー!!

これ、Cathedral of Learning、という。
カシードラル・オブ・ラーニング。
なんと教会ではなくて学校らしい。

外部の人用の展示があるそうだ。
入場にお金はかからない。

絢爛なエントランスと細長いクリスマスツリー

宝飾品が売られている売店コーナー

エレベーターで上階に上がると、ぐるっとビルをドーナツ状に囲むようにしていろんな国のデザインの教室が並んでいる。

ほほう、各国の教室めぐり?

ウフ!面白そうですね!

フィンランドはフィンランドは??
とフロアマップを見てみると。
フィンランドは計画中らしい。
まだ作っている途中なのね。

大きな暖炉

キリル文字が彫られた木製クローゼット

タイルが美しい暖炉

上階から見下ろすベンチとライト

イスタンブール市街を見下ろす景色が描かれた窓

これはトルコ。イスタンブールの街並みの絵が窓を模した戸の後ろに描かれている。

イスタンブールの、ヨーロッパと中東を繋ぐあの橋。
ガラタ橋だっけか。
サバサンドの味が懐かしい。

正教と思われる絵画

どこかの国の教室

どこかの国の教室内のクリスマスディスプレイ

木棚と漆喰壁のあるどこかの国の教室

レンガと石柱のあるどこかの国の教室

どこかの国の教室

アルメニアのアルファベットが彫られた壁

アルメニアの教室

門松が置かれている日本の教室

日本はいろんな時代が入り混じった感じで凄い違和感があった。
木造の教室は、江戸時代なのか明治時代なのか、昭和なのか、よくわからない。

伝統的な教室の形、となると、今のリアルなデザインを出したのではツマラナイのかもしれない。
だからこのオーストリアの豪華絢爛な教室も、まぁハーフフィクションに違いない。

オーストリアの教室とシャンデリア

上階から見下ろす広間

韓国の教室

どこかの国の教室

更に頂上付近には展望できるフロアも!

展望台から見下ろすピッツバーグの街並み

眺めが最高すぎるぜ!

青空と森と町

Cathedral of Learningを出てお次に行ったのは、

エヴァン達の家。
あら笑
お邪魔します(^^)/

エヴァンたち若い夫婦のお宅。
すっきりとしていてオシャレな部屋だ。

犬と猫を両方飼っていてにぎやかだ。

寛いだ感じでみんなで談笑。
まぁ、特にすることもない。
でその国のリアルな家庭を見られるのはそれだけで刺激的だ。

地域によってサイダーのことをポップと呼ぶらしいけど、
どの銘柄がポップなのか?と聞いたら、ポップというのは正しくはソーダの総称らしい。

しかも南の方の地域によっては、炭酸飲料全てコークと呼ぶエリアもあるのだとか。
こういうローカルな話も楽しい。

その足でみんなでバーに行こうとなった。
エヴァンたちの家から歩いていける位置にある、クールなバーだ。

吊り下がった古い窓

お店の名前はThe Abbey。
修道院??変わった名前ですな。

ドリンクカウンターの天井に吊り下げられてるのは昔の窓枠らしい。
ビールもいいけど、面白そうなのがあったので、これ。

ジンジャーサイダー。

グラスに入ったドリンク

ジンジャーエールを醸造したようなものか。

ジンジャーエールとシードルの間って感じ。
そこまで生姜が効いているわけじゃないけど美味しい。
修道院ぽいね。

古い窓の写真

賑やかな店内で穏やかに飲む。

ジャネットもロンも慎ましやかな性格だ。
ロンはたまに怒ってるかな?笑
エヴァンはユーモアもあって明るい感じ。

やはりネイティブ同士の会話はスピーディーで、リスニングに着いて行くので精一杯だ。

度数が高かったのか、サイダーとビールで充分に酔っぱらった。
後半余り覚えてないけど、
寛いだピッツバーグの一日。

ピッツバーグの夜景

ピッツバーグの夜景

帰りの夜景がやけに綺麗だった。

 


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