2019年1月23日(水)
USA Seattle
アメリカ シアトル にて
シアトルは朝から雨。
でも予報では昼頃に止むはずだ。
開いた窓から入ってくる、コーヒーをローストするいい匂いと、強烈な部屋のペンキの匂いが混ざって頭がクラクラする。
シャワーを浴びて頭をリセットしたら朝食を食べにキッチンに行った。
グラノーラ、オートミール、2種類の甘いシリアル。
オレンジとバナナ。
食パンと塗るやつ色々。
ミルク2種類にコーヒー紅茶ココア、というラインナップ。
面白いのは、キッチンに卵がドカッとあって、自由に焼いて食べていいよ、というやつ。
火力の強いコンロがあるからオムレツがうまく作れた。
この火ならもっとフワッとさせることも出来たな。
勘が鈍ってる。
チェックアウトするダイアンを見送った。
残りの旅を楽しんでね!
これ、昨日買ったスターバックスの限定カップ!
旅で使えるかな( ´一` )☆
調べ物してからチェックアウト。
荷物はただで置かせてもらえる。
シアトルはコーヒーチェーンの激戦区だ。
スターバックス、タリーズ、シアトルベストコーヒーという有名なチェーン店の他にもたくさんの良質なカフェがしのぎを削りあってる。
シアトルとその周囲にスタバが400店舗以上、その他に600店前後のカフェがあるという。
(他の人のサイトからの情報。裏付けなし)
全米でもコーヒー消費量がダントツで多い州だ。
気になるカフェをいくつか見繕って、早速そこに向かってみた。
SLATE COFFEE ROASTERS。
スレート コーヒー ロースターズ。
古めかしい入口と打って変わって、店内は天井が高くすっきりとしたモダンな仕上がり。
10オンスのハンドブリュー。
チップ1ドルを足して6.50ドルだったかな。
日本円で800円越えだからかなり高めだ。
100円玉くらいのサイズの円をドリッパーの縁で描きながら回していくような、独特なお湯の注ぎ方。
豆は浅煎りと中煎りの間くらい。
苦味はなくて、なんつーか、ややイガ味(?)が残る、フルーティな味わい。
後味スッキリだけど、ボディがないわけでもなくてバランスいい。
サードウェーブの味わい。
もはや、サードウェーブコーヒーとそれ以外で別の飲み物だよなぁ、コーヒーって。
サードウェーブの定義ってあやふやだけどさ。
お次はまた歩いてすぐのところにある別のカフェ、Elm Coffee Roasters。
エルム・コーヒー・ロースターズ。
ハンドブリューじゃないけど、ケニア産の豆のフィルタードリップ、2.80ドルにチップを30セント追加で。
350円くらいになる。
中煎りかな。
バランスの良くてとても飲みやすい。
ブレンドのようだけど、これでもケニア産のシングルオリジンか。
意外だなぁ。
歩いてミュージアムを目指す。
途中に大きなスタジアムがあった。
昼ごはんにはホットドッグでも食べたいなと思っていたら、見事そのスタジアムの裏にホットドッグ屋台を見つけられた。
1個6ドルと異様に高いけど、イチロードッグをチョイス!
スモークジャーマンソーセージらしい。
なぜイチローの名を冠したのかは謎。
トッピング自由!
うむ!
なかなか美味い!
スモーク感なし!
ジャーマン感も別になし!
イチロー感は一切なし!!!
でもまぁイケル!
イチロー!!
シアトル・マリナーズといえばイチロー、というイメージはあるけど、もう別のとこに移ってなかったっけ?
スポーツニュースとか一切見ないからわからんや。
さらに歩いて、ようやくミュージアムが見えた。
ここがLiving Computer Museum +Labs か。
入場料は16ドル。
1800円くらい。
オタワの時と違って、展示のテーマがコンピュータに焦点を置いてるという点と、今注目の新しい技術を解説している点がやはり興味深い!
コンピュータの歴史を辿るようになっているのだろうか。
早速現れたのか古ーいコンピュータで、簡単な解説メモが付いているのだけど、指示通りにキーボードを打ち込んでも何も動かない…
むぅ…
わからぬ…。
3Dプリンターで作られた自動運転車のシミュレーションモデルとか。
VR体験もあった。
体験できるのは海の中の世界。
VR技術はヘルシンキの歴史博物館で少しだけ触ってみたことがある。
でもこっちの方のはコントローラーもあって、
そのコントローラがVRの中では海底を照らすライトになったり、
泳いでいる魚やクラゲを触れたりと、干渉できるのがすごく面白い。
コントローラーは映像の中に現れるのだけど、自分の手足が映らないってのは気持ち悪い。
カメラセンサーで撮った自分の姿を映像内に写しこんだり、グローブ型のコントローラーなんかを使えればもっとリアルになるよな。
多分、それができるだけの技術は存在するはず。
あとは民間で実用化されるためのコスト削減だろうな。
台の上で動くロボットを使ったロジックプログラムゲームみたいのもあったけど、これもなぜか作動せず。
昔のコンピュータギークの部屋の再現。
古いゲーム機、パソコン、スターウォーズのレコード。
なんか昔やったことあるような迷路のゲーム…
これいつだっけ…
小学校のパソコン室でやったんだったかなぁ。
あの時はウィンドウズ98とかだったよーな。
中3か高1くらいのときに学校のパソコンがウィンドウズ98からXPに変わって、その進化にはビビったもんだ。
家で俺もパソコン欲しいって言ってたらどっからかパソコンを貰ってきてもらえた。
でもそのOSがウィンドウズ95。
マジで重すぎて全く使えない。
学校のパソコンでネットから水着画像をなんとか探し当てて、(もちろん青少年向けにフィルターがかかってるのだけど当時はそんなこと知らんかった。)、
フロッピーディスクに焼いて家に持って帰ってパソコンで開こうとしたらメモリが足りなすぎて画像展開するのに4時間とかかかってたなぁ。
今思い返すとアホだ。
あ、これデッドプールの予告映像のパロ動画の元ネタのおっさんだー。
個人的に1番面白かったのはやっぱりスマートスピーカーのコーナー!
アレクサとグーグルホームのモニター版があった。
展示ではライトの色の操作やファンの作動・停止、音楽を流す、天気予報を聞く、ドアの鍵を占める、などが操作できた。
思ってた以上に聞き取りのクオリティが高い!
ウィンドウズの音声認識APIやコルタナさんに比べたらかなりしっかりしてる。
グーグルはやはり認識精度が高い。
どうせならAmazonエコーとか、メジャーどころ全部置いて比較したかったな。
ドンキーコングvsマリオとかパックマンとかシューティングのアーケードゲームもいろいろ置いてあった。
やり込みゲーの要素が高すぎてすぐティウンしてしまううう!!
時間持っていかれるやつ。
けしからん。
3階にはコンピュータの歴史がズラッと展示されていたのだけど、
あまり時間が遅くなると治安が不安なのでささっと見るに留めた。
ビル・ゲイツとかポール・アレンとかスティーブ・ジョブズの若かりし頃の写真とかある。
BASICとか、言語から作っちゃうってマジで天才だなと思う。
うん、満足!
オタワの経験でテクノロジー系のミュージアムは諦めていたけど、
こんなミュージアムもちゃんと存在するんだな!
建物の外に出て50mくらい歩けば、
スターバックスの本社!!!
セイレーンの頭と冠だけがビルの上に乗っかっててなんか可愛い。
ちょうど帰宅時間帯みたいで、チラホラとビルから社員が出てきていた。
1階にはリザーブ店も。
入りたくもあったけど、すでに2杯飲んでしまってるのでカフェイン量的にセーブが必要だったので入店は諦めた。
近くのバス停でダウンタウン行きのバスを捕まえた。
お釣りが出ないので、小銭でピッタリ払わないといけない。
たくさん持ってて良かった。
二駅分程走ったところで電気系統に故障が出たみたいで、強制的にバス乗り換え。
少し遅れたけど暗くなる前に宿の近くまで戻ることができた。
ちょっとスーパーに寄って買い物。
ビール買おうとしたらキリン一番搾りがあるううう!!!
やっべ、そそる!
グッとこらえて、バドワイザー。
缶がデケェ。
ホームレスやジャンキーが多すぎて不穏な街中を足早に歩いてホステルに到着。
さて、ここから本当はバスを乗り継いでアストリアという街に向かう予定なのだけど、
調べたら明日の朝一のグレイハウンドバスを使うのが早くて安い。
宿とか諸々を考慮した結果、チェックアウトしちゃってるけどもう1泊ここに泊まることにした。
今回は101じゃなく107号室。
ペンキ臭くない。
買ってきたチキンウイングとビールで夕飯。
ちょっと最近あまり移動してないから旅の行程が遅れすぎてる。
このままだと1年以内にアジアとかオセアニアとか見れなくなってしまうぞ。
早く先に進まないと。
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