個人事業で何をやる?

Moi!こんにちは、ロニーです。

前回、「なぜ個人起業するのか」ということについて書きましたが、
「何をやるか」ということについては詳しく書きませんでした。

今回はその「何をやるか」について話します。

個人事業で何をやるサムネ

個人事業で何をやる?

現時点での結論を書いちゃいます。

「便利屋」 やります!

便利屋とは
色々なことをする人、仕事を指します。
「なんでも屋」とか「万事屋」とも呼ばれますね。

本当は「なんでも屋」と言ってしまいたくもあるんですが、
なんでも屋とまで言い切ってしまうと仕事を選びにくくなるため、
「便利屋」の呼び方の方を選びました。

ここ数年、僕はずっと「一流のプログラマーになる!」ってな事を言ってきたので、
それを知っている人からする「えっ!?」って感じだと思います。

何で便利屋?!
っていう疑問への回答をこの後しますが、
一応便利屋がなんなのかについて簡単に説明しますね。

便利屋?どんな仕事?

便利屋の大手だと、「便利屋本舗」さんや「ベンリー」さんがあります。
耳にしたことくらいはあるんじゃないでしょうか。

一般的に便利屋がどんな仕事をするかというと、

例えば家屋の掃除、エアコン洗浄、庭の芝刈り、買い物代行、
遺品整理、引っ越し、網戸の張替え、
電気・水道の修理などのようで、
身近な生活の困りごとをなんでも引き受けますってものみたい。

アメリカだとHandyman、
イギリスではOdd-Job Serviceと呼ばれて、主に修理がメインのよう。
Odd-Jobは「雑用」って意味だけども。

フィンランド語だと「kätevä kaveri」や「kotiapu」と呼ばれるようだが、
この辺はフィンランドにいるTuomasに裏取りしてみよう。

 

便利屋は言わば何でもやるから「なんでも屋」なわけですが、
当然、法に触れるようなことや非道徳的なことはできません。

カップルの破局依頼(いわゆる別れさせ屋)や、呪いの代行、替え玉受験、お店や企業の悪い評価を付けること、資格がないこと(医療行為や弁護士の仕事)などですね。

色々な仕事を少しずつできるのが便利屋さん。

なので、僕の得意な仕事や特性に合った仕事、例えばIT関連を主軸に置きつつ、
お客さんの要望に応じてどんなことでも解決に応じる、という方向性を考えています。

汚れたエアコン

先日研修代わりにハウスクリーニングしてきました。

なぜ便利屋なのか

なぜ便利屋を選んだか。主な理由は下の4つです。

  1. 一芸がないから
  2. 色々な仕事をやりたいから
  3. 移動したいから
  4. 様々な経験があるから
一芸がないから

    恥ずかしながら、僕は特に他の人よりも抜きんでて秀でていることがありません。
    悲しい!!

    サーバ構築、プログラミング、文章を書くこと、料理をすること、ドラム演奏などは得意ですが、
    これらはただ好きで長くやっているから一般人と比べて得意だというだけであって、同じ土俵に立つプロと比較されると全然ポンコツです。

    よく「なんでもいいから1つ他の人には負けないものを持て」と言われますが、
    これってぶっちゃけかなりハードル高いですよね。

    尖った100%のオンリーワンな特技を1つ持つことの方が、
    70%オールマイティなことよりもずっとずっと難しいと思います。

    しかも世の中の変化が早いので、
    仮に自分の専門業種に地殻変動が起きたときに一芸しかないとそれもまた危うい。

    僕は一芸がない、「広く浅く」タイプです。
    無理して一芸に固執するよりも、自分の特性を活かすのが近道だと考えています。

    色々な仕事をしたいから

    僕は勉強することが好きです。
    やったことのない新しいことに挑戦することが好きです。
    新しい場所に行くことが好きです。

    上記の好みが、お客さんごとの問題に臨機応変に対応して、駆け付けて、解決に導くことと合致します。

    「これ!」という一芸がない代わりに色々なことがそこそこできて、
    また自分としても固定化されたルーティンワークじゃなく、常に新しい現場で色んな仕事ができるのはとても性に合ってるんです。

    仕事をする以上、1つ1つのクオリティは最高なものを提供するのは当然。
    それは大前提としています。

    ただし、熟練の技とか天才的なセンスとかは持ち合わせていないので、
    それはその道一筋の方々にお任せします。

     

    過去の反省として、高校時代にあれこれ同時にやりすぎてそれぞれが薄くなって迷惑をかけてしまった経験があるので、パラレルではなくシリアルで1個ずつタスクを終わらせていくようにすることは意識しています。

    文化祭でクラス展示の責任者、舞台部門の劇の台本原案・主演・音楽作成、図書委員長としての古本市の仕事、吹奏楽の演奏、太鼓演奏というタスクを同時に負っていてキャパオーバーになり、
    担任の先生に「自分の仕事に責任を持て」と叱られたのを今でもよく覚えています。

    自分の身体は一つ。
    1個ずつ全力で片づけるの大事。

    移動したいから

    僕は移動することが好きです。
    多分僕は自分はワンダーラストな気質だと思います。

    幼少期から転校や引っ越しが多かったのが影響しているんだと思ってますが、
    同じところに留まっているのが好きじゃなくて、
    引っ越ししたり旅をしたり仕事を変え続けることが一番生き生きとします。

    学生時代もしょっちゅう自転車であちこち移動してましたし、
    介護のときの訪問介護で色んな利用者さんのお宅に伺うのは楽しいものでした。

    旅もなんだかんだ移動が特に楽しかったですね。
    徒歩もバスもヒッチハイクも列車も飛行機も船も全部楽しい。

    生まれてからずっと地元から出たことないとか、
    実家でずっと暮らしてるとか、 同じ会社で20年勤めてますとか、
    僕はとても想像できないです。
    ひとそれぞれだけれど、僕には(多分)それらは超ストレス。

    新しいお客さんに呼ばれて駆け付けるなど、
    移動が多く出来る便利屋は願ったり叶ったりです。

    旅行付き添いとか遠方への買い付けとか、
    国内海外問わずそういった依頼があったら最高だなと思ってます。

    あ、この前なぜか「ジャマイカまで帽子を買いに行ってほしい」ってを見ました。
    危険な国だけど、そういったのも面白いかもしれませんね。

    様々な経験があるから

    僕は好奇心旺盛で興味が分散していて、色んなことをちょっとずつ手出しし続けています。
    大学時代のバイト先の経験、
    訪問介護事業の経験、
    旅の経験、
    バンド活動活動の経験などによって、
    割と様々なことが出来ます。そこそこできます。

     

    例えばこれまでに経験したアルバイトには、

    お祭りの屋台。
    スーパーマーケットでの肉パック詰め、レジ打ち、品出し。
    カフェレストランでの接客、調理補助、バーテン、スイーツなどの仕込み補助、庭仕事。
    宿泊ロッジでの調理補助、給仕、客室清掃。
    レコーディングスタジオの片付け・清掃。
    富士山5合目にある店でのレジ打ち、清掃、品出し、トイレ当番(見張り&清掃)。
    結婚式場での接客。
    ホテルでの接客・給仕。
    引っ越し屋。
    建設現場での養生片付け、什器運び。
    スペイン料理店での調理。
    大使館などでのケータリングサービス補助。
    電話音声の聞き起こし。
    レジのOSのアップデート。
    クレジット決済端末の交換。
    PCキッティングでのアカウント設定、プリンタ設定、データ移行など。
    講演会の講師。
    ハウスクリーニング。
    シェアオフィスなどの請求、経理補助。

    パッと思いだせるものでこれくらいでしょうか。

    教室の前に立つロニー

    講演会をしたときの様子

    これらアルバイト以外に本業として、以下の経験があります。

    高齢者・障害者の訪問介護、庭仕事、家事全般に調理。
    訪問介護事業所の法人登記周り。
    事業所の許認可の取得。
    事業所の運営のための、契約書や就業規則、定款などの策定、
    経営戦略、ホームページ作成、経理、請求、人事募集、面談、営業、リーフレットの作成、契約。

    旅行のプラン作成、ESTAの取得、旅行や観劇・スポーツ観戦などの外出付き添い。

    物販の予約代行、通販や買い付けなどの買い物代行。

    PCキッティング、サーバ構築、インフラ設計、ネットワーク機器の設定、デスクトップアプリの作成、Webアプリ作成、ホームページの改修、構築チームの統括、データベースの運用保守、社内勉強会での講師役などをやってきました。

    基板

    メモリやハードディスク交換などハードウェアの交換も多少経験あり。

    その他仕事以外では、

    オリジナルバンドのレコーディングやCD作成、販売、ライブ企画。
    ドラムのサポート演奏。
    薪ストーブのリストア。
    廃材からの自転車組み立て、修理。
    エクセル作業の自動化。
    家電の修理。
    家屋の壁の塗装。
    ブログ作成、YouTubeなどの動画作成。

    などが経験としてパッと思い浮かびます。

    練馬JAZZのステージ

    サポートドラムで演奏した時の様子

    Ubuntuのゴリラ

    Ubuntuサーバを立てたときの画面

    経験した失敗談では、

    スリに引っかかったり、
    詐欺に引っかかったり、
    ぼったくりに引っかかったり、
    押し売りに引っかかったり、
    ネットワークビジネスに引っかかったり、
    高額な情報商材に引っかかったり、
    怪しい逆ナンに引っかかったりした経験があります。

    引っかかりすぎ。
    一応断っときますが引っかかりたくて引っかかったわけではありません。

     

    こういった感じでまぁ色々やってきたので、
    「これお願いしたい」っていきなり言われても割合すぐイメージが湧きますし、
    仮にやったことのないものでも、逆に「面白そう」って思えます。
    危ない罠にも実体験から気づくことができます。

     

    以上の、僕自身の好み、気質、経験を総合して、
    広く浅く色々な仕事ができる、「便利屋」の形態がいい感じにハマると考えました。

     

    あ、ちなみにきっかけは、
    僕の経験とか才能について話し合っているときに、
    妻クルタさんが「じゃあ『なんでも屋』やればいいじゃん」と一言発したのが起点です。

    考えてみると確かに…!ってなりました。

    厨房に立つロニー

    調理補助のバイトしてる様子。(懐かしき大学生時代)

    ■おわりに

    便利屋をやるとして、じゃあ一般的な便利屋と同じように掃除や庭仕事ばかりやってても、
    差別化もないし、面白みも薄いし、
    なによりITの経験が活かしにくく、また開発したいという欲求が満たされません。
    利益率もあまりよくなさそう。

    なので、便利屋をやる上でも差別化など、
    僕ロニーなりの特色づけが必要になってきます。

    この辺をどうするかについて、また今度書こうと思います。

    まだ色々検討段階ですけども。

    今回は以上!
    モイモイ!

    (おまけ)
    YouTube更新しました。
    内容はこのブログの本文と相違ないですが、
    ロニーの肉声が聞きたい人と動画スキルの低さを見て笑いたい人はどうぞ!

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