Hyvää Joulua!!
こんにちは、ロニーです。
一年のメインイベントであるクリスマス。
さすがに24、25日と両日とも休みを取るのは避けたんですが、
割と充実した二日間を過ごせて満足です。
思い返すと昨年は人生史上最悪に近いクリスマス経験だったな…。
昨年は今の常駐現場に配属されて間もなくだったので、
休みなんかとても取れる状態じゃありませんでした。
しかも自社の上司が付き添っての常駐日のほぼ最終日だったこともあり、
休みを取ることはおろか21時近くまで残業してました。
思い出すだけでハゲそう…。
あの時はクルタさんが家でご飯作ってくれてたのが救い。
クリスマスにやることとは?
先日12/23、妻のクルタさんが聞いてきました。
「クリスマスってなにするの?」
な、、にを…?
過去を振り返る。
幼少期は家に大きなクリスマスツリーがあって、
ツリーを世界樹と見立ててレゴを使って遊んでたのを覚えています。
親がPiparukakku(ジンジャークッキー)やクリスマスケーキを焼いてくれて、
それを食べたり。
おぼろげに一緒に作った記憶もある。
クリスマスの朝にはツリーの下にプレゼントがあって、
それを開封するのがハイライト。
中学高校の時は部活してたか、
あとは本を読んでた気がする。
ハリーポッターのクリスマスシーンを読み返したり、
好きな子が今何してるんだろうなーと妄想したりしてましたね。
中学生っぽい。
まぁ妄想はいつもしてたけど。
大学に入ってからはアルバイト先でクリスマスケーキの販売とクリスマスディナーの予約があったので日中はずっと忙しく働いてた。
あと前日から仕込んでおいた手作りケーキを作り上げて部室に持ち込んで、
「くるしみます会」を開催してました。
4年間も。
ガッヒーさん(先輩)が俺の作ったケーキを食べる前に顔に塗りたくったのは苦い思い出。
社会に出てからは毎年休みを取って、
朝から晩まで料理してた気がする。
御馳走とクリスマススイーツとクリスマスケーキを。
彼女が居た2年間にはイルミネーションを見に行ったりもした。
…と振り返ると、
料理以外特別なことしてないことに気付いた。
まぁ、一般的には友達や恋人と遊ぶか、
家族でゆっくり過ごすか、
働くかだよなぁ。
一人暮らしの時はフィンランド流にサウナに行ったり、
最寄りのプロテスタント教会のミサに参加したこともあるけど、
毎年やれてるわけじゃないです。
クリスマスったって、
まぁ冬至のお祭りのタイミングにイエスの誕生日の”候補日”を当てはめただけのものだし、
結局はゆっくり穏やかに過ごせばいいと思うな。
クリスマスだし映画を見よう
さて、今年は何をしようか。
「じゃ映画観よう。クリスマス大臣として、ロニーが映画を決めていいよ」
は、ハードル高い!
クルタさんは映画に関しては右に出る者がいないというくらい詳しい。
我が家では。
映画のタイトルを言えば2秒で監督名がすぐ出てくるし、
なんなら昔映像を作る側にいた人だ。
プロみたいなもんだよね。
前に映画が好きって言ったら、
好きな監督は誰か、と問われて
え、監督?
クリスコロンバスとか
スティーブンスピルバーグとか
ジェームズキャメロンとかだよね。
あとデヴィッド・イェーツくらいしか知らないけど…
と答えて
「あなたは映画好きではない」
と宣告されてしまいました。
でもMCU作品とか全部見てるくらい好きやし!って張り合って言ったら、
ミヒャエルハネケとかグザヴィエドランとか、
舌噛みそうな感じの名前の人が飛び出てきて困りました。
し、知らんし!そもそも監督とか意識したことないし(;´Д`)
というわけで、
どうも、「”自称”映画好き」の五十嵐ロニーですお世話になっております。
で、クリスマスに見る映画を何にするかですね。
クリストファー・ノーラン作品とか見たいけど、
絶対クリスマス向きじゃない。
シリアスすぎるものよりも、
気軽にケーキむしゃむしゃやりながらながら見られるような、
軽いのがいいですよね。
結果、
「サンタクロースになった少年」
を選びました。
クリスマスにしか観ちゃいけない映画ですもんね。
これ、なんとフィンランドの映画です!Upeaa!
監督はJuha Wuolijoki(ユハ・ヴオリヨキ)で、
出演者もみんなフィンランド人!
だからリアルなフィンランド語を聞けます。
2007年リリース。
原題はJoulutalinaで、
直訳するとChristmas Storyです。
ロケ地はUtsjoki(ウツヨキ)という、
フィンランドの北端にある街の一つです。
一昨年の旅の時はKirpisjarvi(キルピスヤルヴィ)からノルウェー入りするルートを取ったので、
Inari(イナリ)とかUtsjokiは行かなかったんだよなぁ。
僕、クリスマスに関しては、
各種の歴史含め調べたこともあってちょっと詳しいです。
なのでサンタクロースが赤い服を着ている理由だとか、
主人公の名前がニコラスである理由とか、
もろもろ歴史との整合性が合わない部分にツッコミしたくなっちゃいます。
それでも一般的なサンタクロースの各種伝承がうまくまとめられていて、
楽しく見れる作品でした。
フィンランドではサンタクロースは北東部にある、
Korvatunturi(コルヴァトゥントゥリ)って山に住んでいるとされていますが、
それを意識したものなのか、
ニコラスと一緒に住むイーサッキの家は小高い丘の上にある設定になってました。
こういうの気づいちゃうんすよ僕。クリスマスには詳しいから。
真冬のラップランドの景色もまた美しくてよき。
Hyvä hyvä.
いや~楽しかった!
クルタさん後半戦、
もはや寝る寸前だったけれど!
クリスマスケーキ2020
クリスマスケーキ今年も作りました。
スポンジ生地むずかしい!
全卵共立て、21 ㎝型のプレーンのジェノワーズです。
焼き加減、しっとり感は申し分なし。
甘さはもう少しだけ砂糖減らせるかも。
ただ、また小麦粉のダマがポツポツとできちゃいました…。
悔しい!
ケーキって、卵と糖を混ぜてフワッとさせた後に薄力粉を混ぜ込んでいきます。
ここでしっかり混ぜないとダマが出来ちゃいます。
底からしっかり混ぜても小麦粉の姿が全く見えなくなるまで、
しっかり粉を溶け込ませます。
そうでないとダマになっちゃうのだけれど、
混ぜすぎると今度は気泡が潰れて膨らまなくなってしまう。
生地が膨らまないと、厚みがなくなって、
焼き上げた後に水平にスライスするのが大変になるのはもちろん、
味も固くてボソっとした感じになっちゃいます。
パウンドケーキ的な。
混ぜるものには他にバターと、
レシピによっては牛乳を少し足すものもあります。
多分これらで水分量を足して、
それで粉を完全に溶かすのでしょうな。
塩梅がとても難しいです。
年に1回程度の試作回数じゃなかなか練度上がらないですね。
クルタさんは「おいしいおいしい」と平らげてました。
それだけで幸せですよね。
ディナーは豚バラ肉のワイン煮込み。
次回はJoulukinnku(フィンランドのクリスマスハム)
に挑戦してみようかな。
以上、2020年のクリスマスでした。
来年も楽しみ!
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