Terve!
こんにちは、ロニーです。
この度、初めて出張ってものをしてきました。
介護やってた時にも旅行介助で
千歳とか大阪とか千葉は行ったことがありましたが、
それはちょっと「出張」とは違いますよね。
昔サラリーマンやってる友人が「出張行った」なんて話を聞いた時には、
仕事で遠出できるなんて最高じゃんと思ってました。
ただ、そう言うと、
「いやー、結局ビジネスホテルから現場を往復する弾丸出張だから仕事しかする暇なくてつまらないよ」
と言うんですよね。
そうなのかな。
今回の出張は明石。
明石は、姫路と神戸の間に位置している街だ。
旅の帰路で福岡から上京してくる道中、姫路と神戸はそれぞれ観光してまわったのだけど、
間の明石はスルーしていた。
明石と言えば!
明石焼き!
135度の標準時子午線!
…!
くらいしか知らないですね。
こりゃ確かに近く来てもスルーしてしまいますわ…
仕事に関してはコンプラ的な守秘義務的な観点で何も言えないので、
ここでは観光した話だけ。
明石海峡大橋と卵焼き
初回、舞子ってところで途中下車して、
本土と淡路島をつなぐ明石海峡大橋を見に行きました。
すげーデカイ!
高い&長い!
関門海峡より長そう。
関門海峡の地下通路は意外と短かったもんな。
レインボーブリッジとか東京ゲートブリッジは渡ったことはあるけど下から眺めたことはないから比較できないや。
東京にいるならいつか見に行きたいね。
明石海峡大橋の先に見える淡路島に、小さく観覧車が回っている。
橋が大きいだけに、すごく小さく見える。
遊園地じゃあないよな。
夕日と飛行機。
景色が綺麗なタイミングで見に来られました。
孫文ていう、どこかで聞いたような名前の人に由来のある家。
横を通っただけ。
さて、初回は下見だけだったのでこれだけ。
夕飯は焼き鳥屋で、「とん平焼き」なるものを食べました。
(公式サイト:炭旬)
お好み焼き風のトッピングをしたトロトロの卵焼きって感じ。
中に豚肉が入ってます。
結構おいしい。
あと、「卵焼き」。
明石では明石焼きのことを卵焼きと呼んだりするそう。
別名みたいなものかな?
この卵焼きは、
話に聞いていた明石焼きとは違って、
出汁巻き卵のような大きい卵焼きなのだけど、
中にタコがコロコロと隠されている。
火加減はふんわり。
非常にウマイ。
ただ、切り分けで失敗して先輩の分にはタコが割当たってなかった。
というか、俺3個くらいタコ入ってた。
す、すみません。。。
鯛の薄造り。
鯛茶漬け。
この辺は鯛も名産なんですね。
これから長期間始まる出張の初日と言うことで、社員さんがご馳走してくれました。
よーし、頑張るぞ。
ホテルプレフォート西明石
2回目からが本番、なんと2週間の長期出張。
その間、ホテル暮らしです。
今回は明石の隣駅、西明石にあるホテルプレフォート西明石ってところに宿をとりました。
新幹線が止まる駅なので交通の便もいいです。
明石駅周辺と比べると街の規模は比べ物にならないくらい小さいですけどね。
(公式サイト:ホテルプレフォート西明石)
ホテルプレフォートの魅力は、
- 駅近の好立地
- スマートなサービス
- 綺麗な施設
- 郷土料理の出る朝食
- コーヒー飲み放題
ですかね。
1.駅近の好立地
駅から徒歩30秒。
ただし改札からプラットフォームまでは少し歩くので余裕カマしすぎると電車逃す羽目になるので要注意。
2.スマートなサービス
マシンでチェックインし、
カードキーを発行、
チェックアウト時もカードをフロント前のエレベーター前にある箱に放り込むだけ。
いちいちフロントに並ぶ必要がないのでとてもスマートです。
3.綺麗な施設
部屋もホテル内もモダンで綺麗です。
フロント前のラウンジにはピアノや観葉植物もあって寛げます。
12月に泊まった際にはクリスマスツリーもありました。
真新しくて壁から調度品までピカピカです。
間違ってもベオグラードとかチュニスのホテルみたいに
「便座がない、トイレットペーパーもない、窓は開け放たれてる、水が出ない」
みたいなことはありません。
比較するのは失礼か笑
4.郷土料理の出る朝食
朝ごはんには明石焼、鯛飯orタコ飯、ぼっかけなどが出ます。
ぼっかけってのは、いわば牛すじ煮込みですね。
朝ごはんに食べるものじゃない気がしますが、とても美味しいです。
5.コーヒー飲み放題
2階のラウンジにはコーヒーマシンがあるので、
朝でも夜でも挽き立てのコーヒーが飲めます。
ここでコーヒーを貰って飲みながら仕事に向かうのが優雅でいいですね。
部屋には湯沸かしポットとちょっとしたお茶が用意してあるので、
温かい飲み物やカップ麺には困りません。
また、5階だったかな、電子レンジもあります。
僕はここでしょっちゅう米を炊いて糧食を得てました。
(5~10分ほど占領してしまうのでタイミング悪く待たせてしまった別のお客様へは心よりお詫び申し上げます。。。)
毎晩のように納豆卵かけご飯。
侘しいけど、出張先でも毎晩残業が酷くて結局夜も時間がないので手軽に済まさざるを得ない。
止む無しです。
出張中の過ごし方
同じく出張に来ている常駐先のプロパーの社員さんは、
近場に行きつけの居酒屋をこしらえて毎晩通っているそう。
週末はスーパー銭湯と漫喫。
一方別の社員さんはブレずに牛丼、ココイチ、コンビニ飯など。
週末は登山とジョギング。
更に別の社員さんは3日程度だけの出張参加だったけれど、
しっかり地元のお店を回って名物などを攻めてました。
出張の過ごし方も人それぞれですね~。
明石市街観光!
週末を挟んだので、少し観光してきました。
西明石から隣の明石まで、歩いて向かいます。
青龍神社。
昔はここの崖の下は海だったそう。
海沿いに出ました。
磯の香りがしない。
やっぱり内海は太平洋とは違いますね。
海産加工工場が海沿いに軒を連ねてます。
遠くに淡路島が見えます。
ちょっと行ってみたい!
川を越えたら明石市街に出ました。
明石焼きの名店はいくつもあるんですが、
調べた限り一番コスパの良さそうなところをチョイス。
「ふなまち」
(公式サイト:明石焼き・卵焼き ふなまち)
街は全然人が居なくて閑散としてますが、
この名店の前には行列が出来てました。
開店と同時に来るつもりだったけど意外と時間食ってしまったな。
寒風吹きすさぶなか待つこと45分。
いざ!
店内はテーブルが2台、4人掛けで3組分ありますが、
僕は1人にも関わらずテーブル1つ割り当てられたので、
人数ではなく組数で案内されるわけですね。
同時に3組まで。
そりゃ並ぶわ。
3人がかりで明石焼きを焼いてます。
タコ焼きのように焼いた明石焼きを、木板の器に乗せて提供。
軽く醤油の風味を付けただし汁に、熱々トロトロの明石焼きを浸して食べるスタイルですね。
火傷するレベルにアッツアツなので、冷たいだし汁で程よく冷ましつつ食べてちょうどよい。
外で待ってる間にガチガチに凍えてしまって手が動かず、
箸を3回も床に落としてしまった…。
絶対「箸使えないのに頑張ってる外国人」みたいに見られたことでしょう。
日本人です。
恥ずかしい。
ソースは2種類あって、たこ焼きと同じくソースで食べることも可能です。
辛口は、ほんとに辛いです。
しょっぱいとかピリッとしてるじゃなく、
ほんとに辛口。
知らずにたくさんつけちゃって後悔しました。
ソースも味変的に食べるといいけれど、やっぱりだし汁に浸けるのがいいですね!
ウォンタナ商店街こと、魚の棚商店街。
(公式サイト:明石 魚の棚)
なんか居る。
海鮮のお店がいっぱい!
タコの煮たやつとかすげーうまそう。
ここにも明石焼き屋や寿司屋がいっぱいです。
明石城、文化博物館、天文科学館
明石城!
攻めるぞー!
(公式サイト:明石城公式ウェブサイト)
なんかロハスイベントやってた。
う~ん、雰囲気台無し…
コロナ禍とは思えない盛況ぶりで盛り上がってました。
そそくさとスルーして石垣脇の階段を上ります。
お城と言えども、ここにあるのは石垣と、
坤(ひつじさる)櫓(やぐら)と、巽(たつみ)櫓のみ。
中にも入れません。
眺望は見事です。
駅の向こうには商業施設と無粋な高層ビル。
ホテルならまだしも、あれが高層マンションだったら最低だな。
お城から明石海峡を臨む視界を遮って眺望を占有するのは、野暮というか、失礼ってもんだ。
天守閣はありません。
焼け落ちたわけじゃなく、どうやら元から建造されなかったのだそう。
明石城は建設された年代が新しいので、
時代的にそこまで必要なかったみたいですね。
石垣の間を縫って東側に出るとすぐに表れる、
明石市立文化博物館。
行ってみました。
観覧料は大人200円です。
(公式サイト:明石市立文化博物館)
展示はかなり小規模なものです。
石器時代にはアカシゾウや、
馬、牛、鹿、ロバのそれぞれの要素を併せ持った、
彼らの祖先の一種「シカマシフゾウ」という動物が生息していて、
それらの化石などが見れます。
あとは焼き物とか、
昔の農民・漁民の暮らしの紹介とか、そういったもの。
常設展示とは別に特別展示と、2階にはギャラリーなども。
博物館の近くには、その昔明石城で使われていたという太鼓が置かれている建物がありました。
全く人の気配がない。
窓から太鼓をチラ見してお仕舞い。
明石市立天文科学館!
(公式サイト:明石市立天文科学館)
一般観覧料は700円です。
明石と言えば、標準時子午線!
ということで、天文、時間、時計に関する展示を見られます。
時間について相対性理論とか最新の研究が見れたらいいなと期待してたけれど、
その辺は全く触れられてませんでした。残念。
高い塔があるので見晴らし最高です。
明石海峡はもちろん、六甲山など山側の方も見られて満足でした。
眼が休まる!最高!!
プラネタリウムがあったので久々に見ました。
内容は宇宙、天文の基礎的な内容で、
高校時代に地学で勉強した内容のおさらいって感じ。
クリスマスにちなんで「ベツレヘムの正体とは」みたいな説明があってそこは面白かったです。
季節によってちょっとずつ違うんだろうね。
プラネタリアン(解説員)のお姉さんの声が素敵でした。
外に出るともう火星も金星も輝く時間帯。
めっちゃ歩いて疲れたけど楽しめました。
あかし市民図書館
翌日も歩いて明石まで向かい、
一日中、あかし市民図書館で本読んでました。
(公式サイト:あかし市民図書館)
昼は山陽電鉄の改札横当たりにある立ち食い蕎麦にて、
「ぼっかけ蕎麦」を頂きました。
蕎麦の腰がない。
ぼっかけはうまい。
図書館利用者の質が低くて集中できなかったのが残念…。
子供とジジババたちで超混雑。
オッサンが席を近くの席を占領して荷物広げて、
独り言、ゲップ、屁、くしゃみといちいちうるさい。
また別のおばさんは携帯をマナーモードにしないし、
電話出るし、それを注意した職員に対して逆切れしたあげく、
その後に別の職員に
「夫から電話があって心配して出ただけなのに大声で急に注意されてほんとに驚いた。ほんとに驚いた。悲しい。」
とクレームを延々と訴えてる。
施設が立派なだけに落ち着けない…。
とまぁ、そんな週末でした。
出張中と言えどITの仕事なので、
基本1日中デスクワークです。
肩と足腰がバキバキになるし眼精疲労・視力低下がとんでもないので、
こうやって少しでも動いたり遠く見たりするのは大事ですね。
2回目の出張、2週間を乗り越えて、
また社員さんが軽く
「送別会」(という名の飲み会)に誘ってくれました。
「喜八」って名前の店だったかな。
公式サイト無し。
大人しくコーラで乾杯。
タコのガーリックバター焼き。明石っぽい。
お好み焼き。関西っぽい。
めっちゃ忙しかった出張の最終日の深夜3:00、
異様な携帯の振動音で目を覚ます。
クルタさんから鬼のLINE、未読13件。
慌てて確認。
家計簿アプリに寝る前に計上したランチの内容と金額を見たらしい。
「こっちはワンオペで夜も眠れず寝不足で、仕事もして、頑張って節約してるのに、
一人で羽伸ばしてチーズインハンバーグとか絶対許せない。」
「不平等!許せない!不平等!許せない!」
…
うん、急いで帰ろう…。。
今回は以上!
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