ベガス散策

2019年2月1日(金)
USA Las Vegas
アメリカ ラスベガス にて

夜行バスはラスベガスのターミナルに早く着いた。

1時間半遅れで出発したから、そのまま行けば到着予定時刻は6:00。
だけど着いたのは5:05くらい。

どんだけ飛ばしたのだ(´Д`)

おかげさまで全然眠れなかったです。
ありがとうございます。

 

そういえば隣の痩せた黒人おばさんが、昨晩バス乗ってからやたら丹念に身体をティッシュかなんかで拭いていた。
綺麗好きなんだね〜とか思ってた。

朝も4時くらいから起きて、1人だけ明かりつけて何かゴソゴソしてた。
ライトの光が眩しくて困る。

で、到着してそのおばさんが降りた後の席を見たら、

ビビるくらいものっすごい散らかってた。
すっげぇ。

5時間でここまで汚せるかってくらい。

一面にパンかビスケットの食べかす、
大量のティッシュのクズ、千切れたペーパー、
ポテチの袋、
ラージサイズのジュースの紙コップが2個も。

1つはひっくり返したのか床が湿ってて、それを拭いた後のようなティッシュも床に山。
その他にさらに一杯のゴミ袋が2つ。

ありえねぇ。
公共交通機関を何だと思っているんだ?
ごみ処理場?

 

さて、あまり早朝に外に出ても仕方がない。
ホステルのチェックインは12:00。

地図を見た感じだとそこまでの道中にカフェは見当たらないし、あっても5時台なんてまず開いてない。

つーわけでターミナルで朝ごはん。

ドーナツ

ミシェルが教えてくれて昨日買っていた、
サイドカードーナツ(sidecar doughnuts)のオールドファッション!

シンプルなオールドファッションに白いグレーズがかかってる。

日本の定番のオールドファッションって、だいたいパサついてません?
良いところのやつだと、カリッとした感じ。

でもこれは全然違って、しっとりとした食感。
これは意外!

そしてカルダモンの香りががっつりついてる。
これがアメリカのこの辺のオールドファッションなのか。

ドーナツって、日本でいったらあんころ餅とかそんな感じなのかな。

一緒に持ってた牛乳の残りを飲み干した。

 

Wi-Fiがあまり強くなくて地図のダウンロードとかがうまくいかない。
でもネットの検索とかブログ見たりとかは出来る。

6:00になる頃に、待合所に係員が来て「バスへの乗り換えの人の案内するから、まだ荷物にタグ付けてない人は取りに来て!」みたいなアナウンスをしだした。

俺は乗り継ぎじゃないからここにいたらヨロシクない。
そそくさと外に出た。

早朝の交差点

お、明るんできてる。

わー!
ラスベガスだぁ!
ギラギラしてんなぁ。

あちこちに無数の電球が付いてピカピカと光ってる。
LEDじゃないし電気代超かかってそうだなぁ。

 

取り敢えずホステル方面へ向かう。
メインストリート・ステーションの文字が光ってる。

なるほど、ここがメインストリートなのね。

IMG_2260.jpg

ガランとしてて客のいない不思議なカジノエリア。
ソニックアドベンジャーのカジノポリスの世界のようだ。

カジノ併設と思しきスターバックスがあったけど、
カジノの店内にあるっぽくて落ち着かなさそうなのでパス。

うわぁ、他に全然カフェがない…

 

カジノエリアを出たけど、モーテルとステーキなどのがっつり系レストランばかり。
どこも朝の気だるい空気をまとって黙りこくってる。

ラスベガスの日の出

朝日が力強い陽光を投げかけてきて眩しさに目を細める。

 

遠くに摩天楼がそびえている。
別世界のようだ。

朝焼けのラスベガスの道路脇

諦めモードでなおも進んでいったら、お洒落そうなカフェがにわかに現れた。
Public Usってところ。

7:00からオープンだったので、ムスカ大佐の気持ちで3分だけ待ってやった。

カフェの窓

おー!綺麗な店!
すげーうまそう!

美しきラテアート

でも値段が非常に高え!

普通のフィルターコーヒーは3ドル。
うん、わかる。

カプチーノは4ドル。
ラテ、4.25。

うん、わかる。

食事系はだいたい8ドルから。
たけいよ…。

朝飯に8ドルは払えねぇやい…

昨日コーヒーを飲みすぎた上に寝不足のせいで胃の調子がよくない。

優しげなものがいいと思ったけど、
コールドプレスジュースとかのヘルシーアンドウマソーなやつは7ドル!

( ゚д゚)タカイッツーノヨ

 

結局ラテをチョイス。

ラテアートうま…
味もうま…

若いかっこいい店員さんたちみんな、接客もパーフェクト。

この辺の街の何もなさとのギャップが凄い。

多分あれなのね、この街にくる客が富裕層ばかりだから、
外食とかのサービス業のグレードが全て平均より上なんだろう。

 

明日からグランドキャニオンを見に行く!
なんだけど…

天気予報

なんですかこの天気は?

今日まで超晴れなのに。

レンタカー借りようと思ってる明日からピンポイントで町は雨、渓谷は雪。
ううう、どうしよう。

調べてみると、天気が悪い場合、グランドキャニオンに行っても何も景色が見えないケースが多いみたい。

しかも標高が高いのでめちゃくちゃ寒く、雪も積もるし路面も凍る。
当然危険が増える。

ピッツバーグでロンと一緒に運転の練習したとはいえ、
なんもない荒野で立ち往生とか恐ろしすぎる…

いくら金かかるんだろう…

よし、グランドキャニオンは飛ばすか。

すげー悔しいけど、日程も遅れてるしさ。

またノルウェーのときみたいに、せっかくの絶景が見れないとか、勿体無すぎるじゃん。

ノルウェーの時みたいに…
ノルウェー、楽しかったな…

そうだよな…

 

毎日ずぶ濡れでテント張って、雨の中走り回って、山とか見れなくてウケルーって思ってたらすげー出会いがあって、ヤバイ景色が雲間から現れて。

毎日15キロとか歩いて、ヒッチハイクで2時間とか待ってさ。

超楽しかったわ!

リスク上等じゃん。

これで逃げてたら、マジで、なんのための旅なのかなって、なる。

正直今、俺の気持ちは、旅終わりの再就職に向けて動き出してる。

けど、なんかこのままだと、旅が終わった時に、
「旅に出て本当に良かった!!!最高だった!!!」って、
言えない気がする。

いや、今までのところもめちゃ楽しかったけど。

心から、全力で、疑いなく良かったって思いたい。
全部やってみて、破茶滅茶で大変だったわ!最低!
って言えたらその方がいいじゃん。

やらないで、「ウーン…まぁ良かったかな」で終わるより1億倍マシだ。

レンタカーの予約のボタンをぽちっと押した。
っしゃああああやったるぞー!!

ベガスの晴天

素敵なカフェの食事メニュー

空いたカップで店に居座ることができないタイプなので、あと2時間粘るために食事をオーダーした。

ビスケット&グレイビーソース、11ドルに税金91セント、チップ1ドル追加。

カフェの不思議料理

すげーボリューム!!
ケンタッキーであるような、ビスケットの上に、刻んだハムか何かの肉が入った、濃いソースがたっぷりかかってる。

付け合わせのサラダがめちゃうまい。

卵は調理法を自由に注文できる。
目玉焼き、両面焼き、スクランブルエッグなど。
今回はポーチドエッグにした。

白胡椒が効きすぎてて辛味が出ちゃってたのがマイナスポイントだけど、総合点はうまし!

ビスケット&グレービーソースの断面

とにかく量が多い!

かなり満腹になった。
むしろ食べ過ぎだな。
ちょっと苦しいくらい。

夜までは間違いなく保つだろう。

ラスベガスホステルの看板

ホステルの名前は、Las Vegas Hostel。
名前そのまま!

1泊25ドルに税込で28ドルほどだ。
ちなみに最初ブッキングドットコムで1泊19ドルって所が最安値だった。

でも予約を進めていったら、最後にサービス料13ユーロに税金、クレカ決済手数料まで追加して38ドルとか出てきた。

フザけてますよね。

最初に込み込みで表示しなさい!

 

12時に合わせてチェックインしようとしたら、「15時よ」と言われてしまった。

なに?!

ブッキングドットコムからの確認メールをチェックしたら、
確かにチェックインは15時以降だった。

えー。

荷物は無料で置かせてもらえてもらえた。
暑いからセーターも。

 

さて、じゃあラスベガス散策としますか。

すっかり太陽が高くなったな。

やけに道幅やブロック間の距離が広い街を歩く。

あちー。

99セントオンリーストアの入り口

99セントショップ!

保存食材やパーティ用品の扱いが豊富だ。
必要なものを探しにきたけど、まぁそう都合よくはないかぁ。

バケツ

あ、バケツ!

でもアルミか。あと取っ手と本体を繋ぐ部分が飛び出してるタイプだからドラムがわりにはならないや。

折り畳み椅子

あ、持ち運びできる椅子!
バケツ失くした矢先に見つけるとは(´Д` )

運ぶには大きいし重いし大変だけど、これがあればどこでも演奏できるようになるよなぁ。
う~ん、どうしよ。

バックパックの壊れた部分を補強する用のガムテープだけ購入した。
バケツがないのに椅子だけあっても仕方ない。

広々とした街並み

Saversの駐車場

向かいにある中古ショップも見てみた。

整然と並んだ服

服がやはり多いね。

今一番欲しいのは電熱器!
お湯が沸かせるかどうかでレンタカー旅の快適さが大きく変わる!

4日間も旅するのに、しかも零下の気温を、冷たい食べ物と飲み物だけで過ごすのは苦しいものがある。

とはいえ…
ないですよねー。

日本ですら湯沸し電熱器なんてAmazonでしか売ってるの見たことないもん。

代わりに電気ケトルでも…
携帯コンロでも…

 

ないですね。
サンドイッチと道端の店でなんとかしますか。

 

街の中心部に向けてひたすら歩く。
遠い…

ラスベガスタワー近く

タワーをようやく通りこせた。
お、ラスベガスっぽくなってきたね!

果てしない一本道

ピエロの看板

金のアヒル

でかいあひる。

立派なホテル

建物入り口

なんかアベンジャーズに関する展示があるらしい!

見たい!
行ってみよう!

アベンジャーズ

基本的にはただのグッズ店。

中にアイアンマンになり切れるモーションキャプチャー技術を使った面白そうなゲームコーナーがあったんだけど、

3人組の女の子らがずっと遊んでて一向に空かなかったのでパス。
残念。

アベンジャーズのゲームに興じる人

橋

ベニスだって。

イタリアでヴェネツィア行けなかったからここで行けてよかったね!

ンなわけあるかい!(1人突っ込み)

金色のホテルと有名な噴水

 

目についたカジノに適当に入ってみた。

ブラックジャックやってる!

後ろから見てみるけどルールがわからない…
うーむ。

カードを引いてって足して21に近ければディーラーに勝てるってルールだったと思うけど、

キング+9だったら合わせて22だからドボンしてるはずなのに勝ったり、
A+絵柄カードだと喜んでたりするからよく分からない。

ルール知りたいな。

もしかし絵柄は全部一律10なのかな?
それなら辻褄が合う。

たまにカードを伏せたまま横にしてるけど、アレはなんだろう。

暗カン?
リーチ?笑

見てて分かったのは、

・Aは、1と11の両方に使える
・ディーラーと同じ数字だったらディーラーの勝ち
・キング+Aみたいな一部の組み合わせの場合、ゲームセットしなくても先上がりすることがある
・ディーラーは勝つかドボンのどちらかだけ。つまりもう引かない、っていう選択肢がない
・必ずデッキから1枚は端っこにキープしておくカードがある
・多くとも2ゲームくらいでデッキは機械に戻される
・ゲームのスピードが早すぎて残りカードの確率を計算するような暇はない。

ディーラーは老若男女、色んな人種の人がやってる。
中国人も多いけど、とりあえず年齢層が高いな。

ポーカーフェイスなのかなんなのか分からないけど、
ブラックジャックのテーブルのディーラーたち、みんなつまらなそうな顔してんなぁ。

多分ゲームルールでやることっていうか、やれることが決まっちゃってて淡々とやってくだけなんだろうな、と想像する。

賭け事と投資は感情を捨てて、いかに決めたルールに忠実に淡々とこなしていくかが価値の秘訣っていうからな。

 

ルーレットも少し見てみた。
結局確率計算でしかないからスキル要素が低くて
あんまり楽しくなさそう…。

 

足が疲れすぎてヤバイ。
でもベンチもないし、カフェもワイファイのないスタバばかり。

中庭的な通り

空中を滑空するアトラクション

なんか空中を滑っていくアトラクションがあって、頭上を人が飛んでいく。

ベンチ

ベンチ発見。

小休止。
ふぅ…。

 

少し休んだらまた歩き始めた。
ここはFlamingoってカジノホテルの裏手のようだ。

観覧車下

観覧車の下を通り抜ける。

リカーショップでビール購入。
ついでにドラッグストアでナッツとサンドイッチも。

偽エッフェル塔下

お!

偽凱旋門

お!
エッフェル塔と凱旋門じゃん!

パリ行けなかったからよかったねってか。

うっせぇわ。(1人ツッコミその2)

夜のホテルと人混み

カジノ入り口

シーザーホテル?のフリーWi-Fiをゲットしたので座ってしばらくネット。

カジノの入り口付近

ユリウスシーザーさんもお好きなんですね、ギャンブル!

やっぱサイコロ投げっすかね!賽は投げられたっつってね!

うー胃が痛い…。

夜の噴水始まった

しばし噴水ショーを見る。

ここにもカップルが集まってきてて危険だ。
早めに退散した方が良さそう。

BUD LIGHT

夜の高いホテル

サンドイッチ

Deuceってバスでフリーモントまで移動した。

フリーモントのカジノエリアの入り口付近

おお、めちゃ盛り上がってる!
街の中心からかなり離れてるのにこんなに人が来るんだなぁ。

フリーモントのカジノ通り

バスカーもいっぱい。
向こうがお金持ち向けのリッチな正統派カジノに対して、こっちは庶民向けって感じだ。
気取った感じがなくて、みんなアホになって踊ったり騒いだりしてる。

ネオンサイン

こっちの雰囲気もまた違って面白い!

一通り見たけど疲れがヤバいし特にすることがないので宿に戻ることにした。
もうとっくにチェックインできる時間だ。

 

ホステルに戻ってチェックインした。

8人部屋のドミトリー、そこそこ広め。

古い建物みたいだな。
壁は分厚くて、窓が小さい。
ベッドも囚人部屋のような、無骨な金属だ。

胃が痛くてたまらず、確か何か薬を持ってきていたはず、とカバンを漁った。

頼む…!

色々な薬

あった!!!
前の胃炎の時の薬!!
良かった!!!

なんつーか、残してて良かったってのと、持ってきてて良かったのダブル!!

何だかんだ、年1で胃炎か胃腸炎やってるなぁ。

毎年毎年、これで5年目か。
だいたい冬場の、風邪気味とかで免疫力が下がった時の暴食が原因だ。
酒がとどめを刺してることも多い。

この旅中はマジで気をつけないと。
病院かかれないからな…

南米、ポリネシア、東南アジア…

めっちゃ食中毒起きそう(´Д` )

部屋がなんか汗とタバコを混ぜて10年寝かしました、みたいな匂いしてるけど、ガマンガマン。
さっさと寝て明日に備えるぞー!!

夜の宿のプール

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