シリコンバレー、特に何もない

2019年1月28日(月)
USA Silicon Valley Palo Alto 〜 San Jose
アメリカ シリコンバレー・パロアルト 〜 サンホセ

 

朝起きてトイレに行くと、同じタイミングで奥の部屋からひとりの女性が出てきた。
どうやらここの住民らしい。
ご夫婦で部屋貸ししてるのかな。

「おはよう。あなたがロニーね!昨日食器洗ってくれたでしょ?ありがとう」
「ここには何日滞在するの?」

「今日中に出ないといけないんです」

旅のことを話した。

「まぁ、スゴイわね!仕事は?お金はどうしてるの?」

「介護の仕事してました。貯めたお金で今回ってます(^_^)」

「なるほどね!私は仕事に行くけど、また会えたらいいわね!Have a good day!」

朝ごはん、キッチンにはシリアルとか置いてあるけど宿主の私物っぽいし手をつけない方がいいはず。
昨日の残りのそぼろ丼とヨーグルトを食べた。

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さーてと。
少し本を読んでゆっくりしてたけど、さっさと出た方が良さそうだ。

荷物は置いていていいよと昨日言ってもらえた。
チェックアウトの時に取りに戻ればいい。

昨日閉館時間までに間に合わなくて行けなかったエイムズ研究センターとコンピュータ歴史博物館、どちらも月曜が定休日だ。
だから今回は見送りになる。

残念だけど、まぁめちゃくちゃ行きたかった場所なわけじゃないからいいや。

というわけでまずはグーグル本社!

GAFA四天王の1強、いまや世界を制してると言っても過言ではない、IT業界の巨人だ。

この宿から車で直接行けば15分で着くところにあるのだけど、バスを乗り継いでいくとなんと1時間40分かかる。
実は歩いた方が早い。
でも歩いても1時間半なので、その労力を考えたらバスを使った方がいい。

なんせバスのデイパスが安いのだ。
あちこち回るなら、断然5.50ドルのデイパスを買って方がいい。

1回券が2.25ドルだから、3回乗ればもう元が取れてしまう。

ここからGoogleの会社まで片道で3本乗り継いで行かないといけないから、もうペイだ。

 

ちょっと雲がかかってるけど、明るいし暖かくていい天気だ。
これは歩いてもいいかもね(^_^)

1本目のバスで駅前の商店街へ。

乗り継ぎに少し時間があるからコーヒーを買った。
スターバックス、ピーツ、ブルーボトルが近くにまとまってるから選び放題!

質・値段共に1番高いのがBLUE BOTTLE COFFEEだ。
今日はピーツにしよ( ´一` )

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カードで支払い。
日本と違ってすっかりカード支払いが身についたなぁ。
ただ、細かいお金がないとアメリカでは困ることが多い。

今はもうデイパスも待ってるし差し当たって必要がないから、財布を重石にする必要もない。
ラテ、4.15ドル。

半端な小銭があったから12セント分をチップケースに入れた。
チップ制、やっぱりどうままだ慣れないなぁ。

店舗によって違うけど、カフェではカウンターで注文した時に、タブレットにチップを選ぶ画面が出ることが多い。

0.50、1.00、2.00みたいに。

「チップは払うのが当たり前」だと思ってたから、
No chip、$1、$2ってなってる時は1ドルを払わないといけないし、
自分で任意の数字を選べる時は30セントとかもいける。

ただ昨日ブルーボトルでコーヒー買った時、前の兄さんはふつうにNo chipを押してた。

大前提としてある「チップは任意」、
だけど実態は空気を読んで15%支払う、
ってのがルールだと思ってたけど、それも違うのか?

地元の人がふつーに払わないのに、極力節約しなきゃいけない無職のバックパッカーが知らずに支払うって納得いかんよな。

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コーヒー片手に歩いて駅を超えた。
ちょうど出発2分前!けっこーギリ!

「はろー!(^O^)」

デイパスを見せたら衝撃の一言を頂戴した。

「それはウチのじゃないから使えないよ」
へ?

なんと、バス会社が違った。

俺が持ってるデイパスはsamTransのところで、このバスはVTA。
デイパスももちろん別枠。

ゲーーッ!(´Д` )
えー、どーしよう。

この便を逃したらまた1時間待ちとかの可能性があるから乗り逃したくない。

次の便がどっちの会社のバスか分からないからデイパスも買えないか?

1回券は2.50ドル。samTransより割高。
で、50セントの小銭がない。

「おつりは出ないよ」
選択肢はない。

3ドル払いました。
チクショー(´Д` )

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15分乗って次のバス停。
乗る予定だったバスだけど、なんと乗り継ぎまで35分待ち。

なっげ!!
その上遅延してるという。

数分待ったけど、前の便が来るような様子もない。
これなら歩いた方が早いかもしれん。

いいや、歩こう!
30分待つくらいなら歩きたい。

歩くこと数分で後ろから乗る予定だった40番バスが追い抜いていった。
ああああもう!!!!
こっちのバスもVTAだった。

デイパス買った方が得だったか…

道端でおもろいもの見つけた。

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松ぼっくりの仲間っぽいやつ!

どうみてもエビフライ!!!
超ウケる!!

 

途中でマクドナルドがあったので昼ごはんはここにした。
写真がなくてなんなのか分からないまま、2ドルのソーセージマックグリドルってやつを頼んでみた。

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メープルシロップみたいな味のする、甘いパンケーキにソーセージパテを挟んだやつ。
え、まずっ。

この組み合わせはナシだろ(´Д` )

ハイウェイの歩道橋

Googleの看板

グーグルのお膝元に入った。

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気持ちのいい小川が流れている。

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グーグルの敷地!

Googleの社屋

企業というより、大学のような明るくて緑にあふれたデザインだ。

社員IDを下げて歩いている人たちも若くてほとんどが大学生くらいに見える。
白人の他には中国人とインド人に見える顔が多い。
日本人らしい顔もチラホラ。

カラフルなGoogle敷地内

恐竜?!
ビジター向けなのか分からないけど、立っていた案内のお兄さんに、どこがビジター向けエリアか尋ねてみた。

「基本的には、歩いて数分のところにあるグッズ販売店になるよ。ここの通りは歩いてもいいけど、このような傘のあるところよりビル側は立ち入り禁止だから気をつけてね!Googleマップで検索するのが1番分かりやすいよ」

なるほど!

パラソル

キャンパスの写真だけ撮りながらまた来た道を戻った。

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アンドロイドのキャラクターが巨大なお菓子とコラボしてる立像群。

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ここがお店ですな。

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グッズは服が多い。
帽子とかタンブラーとかもある。

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スピーカーシリーズ。
今グーグルが力を入れているGoogle Nestっていうシリーズ。
要はスマートホームに関するデバイスだ。

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ここにあるのは、室温管理を自動で管理してくれるサーモコントローラー。
家のどこにでも設置することができて、アプリを通して外部から消費電力などをチェックできる。
快適な気温を学習して設定してくれるほか、外出すると自動で電源を切ってくれる機能もある。

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ふむふむ。
これはこれで便利だろうけど、正直、この段階だとまだ要らないよなぁ。

快適な温度なんてエアコン1回使えば把握できるから自動化する意義はさしてない。
起きた時や帰宅した時に電源付けて、
寝る時や外出する時に消せばいいだけの話だ。

その作業に費やす時間も労力も大したもんじゃない。

必要以上に温めすぎ、冷やしすぎ、付けすぎにさえ気をつければ、消費電力を抑えて環境負荷も減らせる。

もっと必要なのは、コントローラーを無くすことだと思う。
人感知センサーと住人の携帯GPSを連動させて、家のどこにいる時はどれくらいの温度にするか、家からどれくらいの位置まで帰ってきたら自動でスイッチオンするか。

そこを設定・制御できることの方が重要だ。
温度操作は音声認識で声で操作する。

過去の操作履歴と、サーモメーターによる体温と、湿度、外気温・内気温を総合で計算して最適な温度を自動で設定してほしい。

初期設定は携帯アプリとスマートスピーカーデバイスから操作する形で。
エアコン、除湿機、加湿器、空気清浄機、床暖あたりは全部連動させて。

あとはメンテナンスが必要な時期が来たら、事前に通知してくれて、必要とあらば業者に連絡するなりメンテナンス用具を注文してくれる、とかまでしてくれれば最高だな。

ってことをジッと見つめながら考えた。

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これすげぇ。
Googleアースなのかな?

手前のタブレットで地図を操作できるんだけど、ビルとか山とかの地形がみんな立体で映し出されてる!

2人の女の子がイタリアのどこかの街を見ながらずっと遊んでるから操作することは出来んかった。

いやーすげぇ。
結局まぁ欲しいものは特になく退店。

 

ここからまたバスを乗り継いで、今度はAppleの本社へ向かう。

20分ほどの距離を歩いて、無料のコミュニティバスに乗った。
地元の子供とお年寄りが多い。
また別のとこで乗り継ぎ。

VTAのバスだ。

「デイパスください!」
「デイパスは事前にネットで買う方法しかないんだ。悪いけどその都度1回券を買ってくれる?」

まじすか(´Д` )

1回2.50ドル!
これを毎回は高い!
ってかさし当りの2.50ドルがない!!

「細かいのがない?そしたら払えるだけ払ってくれればいいよ」
なんだそりゃ!

えーと、1.62ドルか。
ジャラジャラっ

「次回は細かいのも用意しておいてね」
ハイすみませんm(_ _)m(汗)

さっきの損と差し引きで今度は50セント弱負けさせてしまったことになるのか。
なんかいちいち後味悪いな(´Д` )

とりあえず運転手さんありがとう!

VTAのデイパスはアプリかチャージ式のCliprerカードで買える。
7.50ドル。

3回の乗車で元取りか。

ほかに8時間観光パス(8 hours excursion pass)ってのもあって、
こっちは5.00ドルらしいから結構お得なはずだ。

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ようやく着いたアップル本社!
とはいえ、当然社屋内を見学することは出来ない。

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ここはビジターセンター。
いわばふつうのアップルストア。

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iPhoneとMacBookは遅かれ早かれ買う予定だ。

ほんとは今すぐにでも買いたいのだけど、この旅中じゃあ、盗まれたりぶっ壊れたりする可能性がとても高いからとても新品なんて買えない。

調子悪かったiPhoneも、いくつかのアプリをまとめて消してストレージの容量を一旦空けてから久々にOSアップデートしたら見違えるように軽くなった。

ふつう、携帯のソフトっつーのはアップデートすると容量を取られるのが常だけど、逆にかなり空いてくれた!

写真をかなり一時保管できるようになったり、毎回毎回各アプリのキャッシュを消されずに済んでとても助かってる。

だからアップルストア来ても、まぁただの冷やかしですよね。

「アップルウォッチ、ご試着します?使っことありますか?」

お。
ないない。ちょっと気になるね。

「横のボタンを押すとアプリ画面に、もう一度押すと時計の画面になります。中のアプリはカスタムできるんですよ」

ほうほう。
実際に目の前にして色々見せてもらうとよくわかる!

1番面白いと思ったのは、喋ったことを文字入力してくれる上に、その文字データと音声データの両方を送信する機能が付いてたこと。

受け取ったメッセージに対して声で入力して変身することもできるし、その場の短い会話を音声で送ることも出来る。
これは便利だ!
欲しいー(^O^)

あとマップ機能とかもあるから、治安が悪くてiPhoneを手に待つのが不安な南米でも、役に立つはずだ。

腕時計なら長袖を着れば目に付きづらいから、手に待つiPhoneより狙われにくい気がする。

iPhoneXでAirDropの機能も教えてくれた。
この機能を使えば、Bluetoothで写真の送付が出来てしまう。
圧縮がないからデータサイズも変わらないし、送付も早い。
スタッフさんが試しに俺に写真をいくつか送ってくれた。

iPhoneX同士なら1枚一瞬で送れるけど、俺の6sのスマートフォンへは6枚で15秒くらいかかった。
これでもかなり早い。

メッセンジャーやLINEで写真を共有すると圧縮されてしまって画質が荒くなってしまう、とこの旅でみんなが言っていた。

AirDropならその心配はないわけだ。
便利な機能を覚えたぞ(^-^)

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このビジターセンターの面白い見所のひとつ、会社の模型。
スタッフが無料で専用のタブレットを配ってて、これでAR画像が観れるのだ。

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アップルの本社は巨大なリング状になってるらしい。

そのリアルなCGの模型をARで眺めることができて、画面で屋根をスワイプして開けて中を見ることも出来るというユニークなシステム!
指でピンチ拡大すると社員が歩いてたり仕事してたりするのが見えるという遊び心まで!

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すげー(´Д` )

会社の中は基本的には同じような作業机のオフィスや会議室が並んでるだけだけど、
部屋が分けられているというより、パーテーションで区分けされてる程度の風通しのいい作りだ。

外壁は大きなガラス張りで、会社の周囲は木が多いからリラックスできそう。
コンピュータを使う企業っぽい無機質な閉塞感は全くない。

グーグルでは本田直之さんの『あたらしい働き方』にも書かれていたように、
無料の食事サービスやジムが付いているとミシェルが言っていた。

アップルのこの社屋モデルを見ただけでも、社内に大きなカフェとフィットネスジムが備わってることが分かった。

ただこういったサービスは、日本の従来の福利厚生とはやや意味合いが違う。

日本の充実した福利厚生の文化は、仕事への労いと、あと褒賞の意味合いが強い。
給与でたっぷり支払ってしまうと社員は所得税を多く取られてしまうし、ボーナスや退職金が月収の何ヶ月分、という計算式なのが一般的だったから、会社としては給与を抑えて、かつ別の形で報酬を出すのが都合が良かった。

今となっては税法が変わって福利厚生費にあてられる名目や額が目減りしてしまってるけど、昔はもっと贅沢だったと聞く。

一方、今をときめくIT企業の場合は、あくまで仕事に集中してもらうためという理由が前提にある。
報償や節税と言った理由とはちょっと違う。

昼ごはんを買いに外部に出て時間を無駄にするくらいなら、社内食堂で食べてもらった方が時間のロスがない。

フィットネスジムなども、体を動かした方が新しいアイデアが生まれやすく、健康にもいいから社員が活発に長く働き続けられることに繋がる。

緑を増やしたり閉塞感を取り払ったりするのも、リラックスして仕事に打ち込んでもらうためだ。
利益率が高いIT企業だからこそ出来る大盤振る舞いという点と、
体を動かさず同じところに留まる職種だからこそ健康が重要という点。

さらに、アイデアがお金に変わる業界だからこそ、アイデアが湧きやすいようにするという点。
それが融合してのこの形な訳だ。

労使がWINーWINの関係ってのがなによりイイよね。
聞いていた通り、労働環境への意識が、
日本の一般的な会社の認識より遥かに先を行っている。

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このビジターセンターの上の階のテラスから、
本社、リング・ビルディングのガラス張りの窓を通して社屋内の廊下がよく見えた。

歩いてる人、廊下のベンチに座ってる人、同僚と何かを話してる人。
彼らが今俺が持ってるこのiPhoneやiPadをもたらしてくれてるんだな。
帰りの送迎バスを待っている社員達。

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俺もバスで帰宅。

バス代に必要な50セントコインを得るために近くのコンビニに入ってチップスを買ったんだけど、60gしか入ってないような小さい袋で2ドル。
高えっつーのよ!

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( ゚д゚)ハッ

2ドルじゃ50セントのお釣りこないじゃんよ!!!
馬鹿アアアアアアア!!
ムダ遣い!!!

再び隣のコンビニに入って今度は1.29ドルのスニッカーズ購入。
これで50セントゲット。

バスに乗って次の乗り換え。
またVTAやん…

ぐぅ。2回乗るならアプリをダウンロードしておけば安く済んだ…
ってかまた50セントコイン必要(´Д` )

もう嫌だこのシステム!

すかさず横のインド食材店に駆け込んだ。
ひとつも値札のついてる商品がねぇ。

適当にオレンジを持ってレジへ。

「49セント。」
よしビンゴ!

無事バス乗車。
最後はパロアルト駅からsansTransバス。

誰もいない暗い宿に戻ってきた。
ここからまたサンホセに戻る。

時間的にも金銭的にも無駄が多いけど、これでも1番まともなチョイスなのだ。
しばらくして帰ってきたオーナーさんらに挨拶をしてから荷物を持ってバスに乗った。

駅からはCaltrain。
ここ、3ゾーンから4ゾーンまでは1ゾーン分だけの移動だけど6ドル。
やはりサンフランシスコよりこっちの方が全部高いわけね。

 

サンホセに着いた。
グレイハウンドバスターミナルはこの駅舎だからラクチン!

あと1時間あるから、Wi-Fiをゲットしてeチケットからチェックインしーの、夕飯を購入…

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わいふぁい…
ごはん…

なんもねぇ(´Д` )

駅前なのになんもねぇ!

ねぇ煌々と光る明かりは?!
赤ら顔で楽しそうに歩く人たちは?!!

東京とのあまりのギャップに今更だけど面食らう。

駅前なんて一番の繁華街で激戦区のはずなのに、商店もファーストフード店もない…
荷物を持ったまま少し歩き回った。

うん、なんもない。
駅の反対側に大きなWhole Foods Marketがあったけど、

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22:00で閉店。

今22:15…
はぁ…

こぼれWi-Fiはここでゲット。

ニューヨークで繋いだホールフーズのWi-Fiがすぐ繋がってくれる。

食べ物は調達できなかったけど、仕方なく駅に戻った。
駅舎でさっき買ったオレンジとスニッカーズを食べた。
これが今日の夕飯だ。

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Amtrakの駅のカウンターがグレイハウンドのカウンターも兼ねている。

窓口のおばさんと話をしたら、彼女の息子さんが海軍で、横須賀に2年いたから日本のことは少し知っているそう。

なるほど、横須賀ね!(^-^)
隣の県だけど、横須賀はまだ行ったことないや!(^-^)テヘ

話したおかげで少し元気が出たぞ。

 

23:15、暗い駅の前に滑り込んできたグレイハウンドバスに乗った。

何事もなく。

特に、何事もない。

特に、何事もない。

特に、何事もない。

ロサンゼルスには、なにか楽しい出会いがあるかな。

 

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