家族で八丈島旅行!vol.1 裏見ヶ滝温泉と島寿司を堪能する

こんにちは!ロニーです。

この夏は家族3人で八丈島に旅行に行ってきました!!

昨年はコニーが生まれたばかりでどこにも行けなかったのですが、
豆粒だった彼も1人で歩けるくらいにまで大きくなったので、
これを機に僕の故郷、八丈島を見せようかと。

八丈島は僕が中2から高校卒業まで住んでいたところでして、
卒業してからちょうど10年目の夏、2017年に一度10年ぶりに訪れました。

その時のブログはこちら↓
10年越しの帰省 その1 天国に近い場所

さて、あれからもう4年以上、今年で5年目になります。
早いもんだ。

 

今回は弾丸の1泊2日の滞在。
できれば2泊くらいはしたいところだったのですが、

天気の問題、
現地の宿の予約の問題、
仕事の休暇を取る問題、
コニーへの負担、
クルタさんの意向など、

諸事情が重なって弾丸旅行と相成ったわけであります。

短い滞在にも関わらず内容が盛り沢山だったので、
今回はvol.1とvol.2、
2回に分けての投稿となります。

では行ってみましょう。

1歳児、初めて飛行機に乗る

5時台に家を出たものの、
電車はもう混んでました。
羽田空港へ向かいます。

コニーは遊びたくて電車内で騒ぎます。

電車に乗れたのはいいけれど、通勤ラッシュ時に騒がれるのは大変です。

乗る電車を一本逃しちゃって焦ったけれど、7時頃に空港着、
間に合いました。

ささっとチェックインして、速足でゲートまで。
ゲート遠くて大変です。

ちなみに八丈行きは、手荷物は個数が多くても20㎏以内であれば無料です。

預け荷物も1人1個までは無料だから、
ベビーカー(バギー)もOK。

畳んで預けるだけで、大きい袋に入れてくれます。

この日は荷物下ろしの時間がかかったそうで、
搭乗は30分遅れました。

飛行機を間近で見るコニー

込み具合ですが、行きの便は空いてました。
まぁ8月中とはいえ、29日は月曜日、平日だからですね。

航空情報に明るい友人S君に聞いたところによれば、
やはり八丈行きの便は高度が遠距離に比べて半分程度らしく、
そのおかげか気圧の影響で耳が痛くなることもないんです。

なのでやや心配していたコニーさんも、
気圧変化による体調はまったく問題ありませんでした。

コニーはよくわかってないのか、窓の外を見ようとはするけど、
飛んだ時のリアクションは特に何もありませんでした。

まー、そうですよね。

 

昔いつも見ていた、座席ポケットの機内冊子はなくなっていました。

この冊子に、月替わりの無料ジュースの情報が載ってたんです、以前。
部活の遠征などで本土に飛ぶときにはいつもチェックしてたんですよね。

冊子はありませんでしたが、
機体が安定したタイミングでCAさんが回ってきました。
アップルジュースか、お~いお茶を、
希望すればいただけます。

あと子供にはおもちゃを配ってて、
カメのデザインのミニポーチか、鬼滅の刃のめんこ2枚セットから選べました。
コニーはめんこをチョイス。

キャラクターは猪之助と天元様でした。

 

到着は出発時間の調整の影響で少し遅くなり、9時05分、到着。

荷物受け取りですでにコニーは楽しそう。
どちらかというと荷物運びカートだとかバギーとか車輪に興奮しているのだけども。
いろんな人に手を振りまくってます。

 

 

ベビーカーから降りようとするコニー

ベビーカーから降りようとするコニー

八丈空港を出たところの風景

空港を出ると外は雨

八丈島のレンタカー事情

島は車がないとなかなか厳しいです。
バスはあるんですが本数が多くありません。

また坂道が非常に多く、
1周がフルマラソンほどの距離がある島なので、
「坂上」(さかうえ)と呼ばれる山の向こうのエリアに行こうと思うと、
自転車や徒歩だと1日がかりになってしまいます。

また天気が変わりやすいのもあり、
バイクでもなかなか過酷なんですよね。

 

さて、レンタカーは複数社ありまして、
一番大手で有名なのはモービルレンタカーなんですが、
1週間前に連絡した時にはすでに満車。

次点として連絡した舟山レンタカーで軽の乗用車を借りられました。
チャイルドシートもつけます。
(公式Web)舟山レンタカー

 

空港に到着すると、
空港まで迎えに来てくれてます。
宿によっては宿の人が迎えに来てくれる場合も多いです。

やはり長期休みともなればコロナ感染が広がってまして、
島でも猛威を振るっているとのこと。

舟山レンタカーさんも迎えに来てくれてましたが、
感染対策として、
予約した代表者1名ずつを順に事務所まで運んでくれて、
オフィスで車を借りたのちに、
家族などの連れを個々が空港まで再度迎えに行くスタイル。

 

この日は、
アキラさんという、
よくしてくれている昔なじみのおじさんが迎えに来てくれていたので、
クルタさんとコニー、荷物はアキラさんにお願いし、
僕だけ舟山レンタカーの迎えの車に乗せてもらいました。

レンタカー

お代は先払いですが、
後にしてもらうことも可能です。
支払いは現金またはPaypayオンリー。

雨がやまないなぁ。
晴れたところをクルタさんたちに見せたかっただけに残念…。
天気ばかりは時の運。

泣くコニー

チャイルドシートがお気に召さない

ひぇー、久々の運転過ぎて操作をまた忘れてしまってる。

底土のロータリー

車に乗り込んだら、神港漁港を経由して底土港へ移動。
チェックインが10時からなので少しだけ時間があったので運転の練習とアキラさんとおしゃべり。

 

島は運転が荒いといいますが、
都内と違って自転車や通行人がほとんどいないのでかなり余裕です。

都内だと車道を逆走してる子供連れの自転車とか、
飲酒・無灯火・傘さしで自転車運転してるおっさんとか、
車が行きかってる道路の信号がないところを、
我が物顔で横断するお年寄りとかウヨウヨしてますもんね。

その点島は運転しやすい環境だと思います。
山道は多いのでそこは要注意です。

雨降る底土港

スーパーでお総菜を買ってみる

島、全然変わってないなー。
元プリシアリゾートホテルはさらにさびれてお化け屋敷のようだ。

父が昔営業していた居酒屋、
「Red Hot Chili Pepper」の店は、
知人のスコットたちの居酒屋が跡地を利用した後、

噂によると僕の同級生がちゃんこ鍋屋を短期間だけ営業、
その後数年間は空き家になって、

つい1か月前に富士中の近くにあった環(わ)というお店が観光客向けに移転してきたそう。

八丈ソースという、3種類のソースを使った高級ハンバーガー屋です。
味も内装も気になりますね。

あっという間に10時になったので
宿へ行ってチェックインします。

船見荘入り口

今回、かなり観光客が来ていたみたいで、
お盆シーズンが過ぎたこの時期でもなお、
各ホテルや民宿は満室でした。

今回僕らが泊まったのは、
「船見荘」というところで、
僕の友人ヨシミツの親戚がやっているところでした。
ご飯が美味しいので有名です。

(公式Web)八丈島の宿、船見荘

部屋は離れの方で、隣は空いてるっぽいが、
その先には若い釣り目的の人らが泊まってました。

明るくていい感じの部屋

明るくていい感じの部屋

こじんまりとした6畳程度のワンルームです。
アメニティはついてます。
フェイスタオル、歯磨き粉付き歯ブラシくらいですけどね。

本館に浴場があって、
そちらにはリンスインシャンプーとコンディショナーがありますのでご心配なく。

 

さて、スーパーに行ってみましょう!

どこの土地にもスーパーやマーケットなど食材や日用品を買う場所はあります。
スーパーマーケットを見ればその土地がわかる!

あめのもり

島のスーパーは全日食チェーンが多い

朝ご飯を食べられていないので、
最寄りスーパーの「あめのもり」へ行って食料調達。
船見荘から歩いても行ける距離です。
懐かしい。

八丈土産

お土産品もスーパーで買えば割安です。

変える食材や商品は本土とさほど変わりないですが、
輸送量が乗る分、やはり高くなります。

もやしなどは本土の2倍の50円くらいしますし、
肉や野菜も1.3倍から、
高くて2倍程度の価格。

ただし野菜や総菜はそこまで高くないです。

 

お総菜コーナーで
ムロアジのメンチかつ、トビウオのさつま揚げ、
パック入りの白米、麦茶を調達し、
再び底土に移動しました。

お総菜のフライなどは1個80円~150円くらい。

 

雨は止んでたものの、
海は荒れていて赤旗が立ってます。

海岸を指さすコニー

海を見て興奮

ムロアジのメンチかつ

ムロアジのメンチかつ、
シシャモのフライ、
トビウオのすり身揚げ

海風を受けながら3人で昼ご飯。
ムロメンチはコニーにうけたようだ。

波打ち際を軽く歩いた。
コニーも興味津々。

底土のビーチを散歩

中国か台湾から流れてきたと思われるプルーンミルクドリンクが未開封で転がってました。
まだ期限も切れてないから飲める笑
飲まないけど!

海にはしゃぐ

一度宿に戻ってクルタさんとコニーは昼寝。
このお昼寝のタイミングが難しいですよね。

この旅を通して昼寝がイレギュラーだったので結構翻弄されました。

島の海鮮を食べに「お食事処・通」へ

昼食は「お食事処・通」(みち)へ行ってみました。
猫が沢山店の周りにいるので有名です。

有名ポイントそこ?!

(公式Web)八丈島観光協会、レストランページ
(公式SNS)お食事処・通

神港付近の空港道路を八丈一周道路がぶつかるあたりにあります。

かなり迷ったけど、クルタさんにGoogleマップでナビしてもらってたどり着けました。
昼寝してる猫いっぱい。

お食事処・通

海鮮丼と島寿司6貫セットを頼みました。

海鮮丼

海鮮丼を狙う

海鮮丼を狙うコニー

島寿司

島寿司を狙うコニー

話を聞くに、島は今魚が全然取れなくなってるそうで、
宿や飲食店で取り合いになっているんだとか。

そういった理由で、
とれた魚は刺身や寿司に優先的に回され、
焼き物やフライには輸入品を当てているのだそうだ。

うーむ、そうだったのか。
魚が取れないというのは一時的なものなのか、
それとも長い期間そうなのか。
とても気になります。

温暖化の影響?
震災の影響?
なんだろう。

貴重な島の産業だ。
なんとか回復してもらいたいです。

島のマイナースポット、「ホタル水路と八幡神社」

島の中心エリア、
三根と大賀郷が接するあたりの、
三原山沿いにはホタル水路があります。

というかホタル水路はそのあたりから底土港まで流れ込んでいるんですけどね。

季節や天気がそろえばホタルが見られるとのことですが、
夜に来たことがないのでまだ僕は未経験。

このホタル水路付近には、
上流の静かな川に足を付けられる場所、
何もないけど神聖な空気が感じられる八幡神社、
地元小学生たちが自然を学習できるビオトープのような池などがあります。

この池は僕がいたころに作られたものなので、
大体15年程度前に人工的に作られた場所なのですが、
いつ来てもほとんど人がいないので静かに自然を楽しめるんです。

天気が曇ってて微妙。。。
晴れてれば景色いいんだけどなー。
あとこの池のエリアにはおひとり様の先客がくつろいでいました。
あまり邪魔したくないのでささっと通過。

コニーを水路の横で降ろしたのですが、
車やその辺の小石に夢中で全然自然を楽しんでくれない。
うぇーん。

車が大好き

自然より車

この年だとまだこの辺の風流はわからんか。

ホタル水路の八幡神社

八幡神社で毛虫、蛾を見ました。

あとその外でかたつむりを見つけて角をつつき、
死んだサソリもどきも見つけました。

この旅のミッション、「いろんな虫を見る」は無事クリア!

蚊がすごいのとコニーが慌ただしいのとであまり写真撮れてなかった。。。

ホタル水路の子連れ

母校を臨む

母校を臨む

藍ヶ江と古民家喫茶中之郷

坂上(さかうえ)に移動してきました。

八丈島はひょっこりひょうたん島のモデルにもなった、
ひょうたん型の島です。

その真ん中のくびれ、
いわばひょうたんの腰の部分が島の中心地になります。
ここに空港があります。

この中心地の、北側の底土港側半分が「三根」(みつね)エリア、
南側の八重根(やえね)港側半分が「大賀郷」(おおかごう)エリアです。

この中心地と北にある八丈富士をまとめて「坂下」(さかした)と呼び、
三原山(みはらやま)の向こう側を「坂上」(さかうえ)と呼びます。

坂上に、樫立(かしだて)、
中之郷(なかのごう)、末吉(すえよし)があります。

 

目的地の裏見ヶ滝温泉は中之郷にあり、
そこに向かったものの、道中でコニーが爆睡。

なので一度休憩すべく「藍ヶ江」(あいがえ)に寄りました。

藍ヶ江

傾斜がきつく狭いので車を停めるのもなかなか難しい

外は晴れて、めちゃくちゃ暑い。
10人前後、海水浴をしています。

ビーチではなく、堤防と岩場の海岸と、船着き場があるだけ。

島は火山の岩と黒砂に覆われているので、
ビーチはほとんどないんです。
底土港は人工ビーチと昔聞いた気がします。

藍ヶ江の海岸線

岩場の海岸線に降りることもできます

景色最高。
完全にさび付いた、おそらく漁船を引き上げるための巻き取り器械の小屋などがあって風情があります。

廃墟

冷房全開でも日差しが強すぎてコニーたちが汗だくで寝ているので場所を移すことに。

いったん中之郷の中心の八丈一周道路まで戻って、
ちょっと日陰な駐車場に停めて小休止。

 

コニーが起きたのに合わせて、
気になっていた「古民家喫茶中之郷」へ行ってみました。

古民家喫茶中之郷

駐車場が非常に分かりにくいです。

丸石の石垣に隠れて小さな店の看板があり、
そこを通り過ぎて最初の右折路を入っていくと、
右側に「P」という看板がある民家があるので、
その狭い道に突っ込んでいきます。

他の車が同時に出入りしないことを祈ってください。

一番奥の草だらけの狭いところしか空いてない。
背の伸びた草に車を突っ込みながらなんとか停車。

店の敷地がジャングル

駐車場から店までの小道も山の散策路の如き道なり。

正面入り口

階段で下足を脱ぎます

カフェ!
こちらも満員でした。

1つテーブルがちょうど空いたのだけど、
女性一人のオペレーション。
料理提供も接客も片づけも。

どう考えても人手不足。。。
手伝いたいくらいだけど、こっちもコニーの世話で手一杯なので温かく見守ります。
お疲れ様です。

待機エリア

待機エリア

明日葉のミニケーキがついた抹茶。

明日葉ケーキ

明日葉ケーキは半分くらいコニーに奪われた

クルタさんはアイスコーヒー。
あと「ひんぎゃの塩」をつかった塩キャラメルプリン。

塩キャラメルプリン

幼児を抱っこしつつ写真を撮るのは無理ゲーに近い

アイスコーヒー、量がたっぷりで非常によい。
塩キャラメルプリンは、プリンというより、
「塩キャラメル」だった。
主張がすごい。
とても美味しいです。

ちなみにひんぎゃの塩というのはこの八丈島の隣にある青ヶ島の名産の塩です。
地熱を使って塩を作っているので環境にやさしい。

この塩はめちゃくちゃ高価で、
意識高い人は数倍の値段を払って買って使ってるそう。
こういった製品、もっと広まってほしいけど、
高級品は我々貧民には手が出せないからな。。。

今回味わえて大満足です。

蚊取り線香

蚊取り線香は必須!!!

コニーは走り回って扇風機や蚊取り線香で遊ぼうとし、
他のお客さんのところに行くし、
俺のケーキも半分くらい食べちゃうし、フォークやストローを振り回す。
全然落ち着いて食べられない&話せない。

つ、疲れた…
まったく休憩にならない。

こういったおしゃれなお店は子連れで行くところではないってことですね。
学習しました。

気を取り直して裏見ヶ滝へ!

縁側から見える苔むした庭と遠目に海

縁側から見える苔むした庭と遠目に海

シダ植物

シダ植物とのふれあい

次の冒険へ!

次の冒険へ!

裏見ヶ滝の散策と無料の混浴温泉

裏見ヶ滝の散策路はかるーいトレッキングルート。
所要時間は15分くらい。

さすがにコニー担いで上り下りの山道はきつい!!!

裏見ヶ滝の散策路の景色

小雨と汗で体はびしゃびしゃ。

山道

コニーはまぁまぁ楽しそう!!

古代の植物のようなシダ植物と、
滝の水しぶきを楽しめます。

初めて見る滝

初めて見る滝

雨が降ったばかりというのもあり水量が多く、なかなかいい滝を見れました。

ここは本当におすすめです。
涼めます。

滝の下のロニーとコニー

さて、温泉へ。

裏見ヶ滝温泉は無料の源泉かけ流し温泉です。
混浴です!
うひょう!!

残念ながらもちろん、要水着着用。

温泉の横に着替えやタオルを置いておく小さな小屋はありますが、
男女分かれてないの(と確か鍵がないの)で、
水着は先に宿なり、車中なり、
駐車場横の公衆トイレなりで着替えておく必要があります。

僕らはそこの小さな小屋でささっと着替えちゃいました。
混んでなければ着替えられます。

いつ戸をあけられてヌードを披露することになるかのドキドキを楽しめます。

 

他の人がいたので残念ながら温泉の写真は撮れませんでした。
カップルがめっちゃポーズ取って写真撮ってたけど(笑)
僕個人の気分としては、まぁ別にいいんじゃない、といった感じ。

ミニマリスト・クルタさんは水着を持ってないので、
水着代わりの清潔な短パンとブラトップ。

クルタさんは異様にガードが堅いので水着姿など決してお目にかかれない。
(というかそもそも海に興味がないらしい)

夫婦なんだから普通にこれくらいの姿は普段から見たいよな…と
内心複雑な心境である。

コニーはまったく物おじせず温泉に浸かってました。
すごいな。
これくらいの温度はなんともないか。

さすがに長時間は避けますけど。

 

途中から土砂降りになって大変でした。
屋根はありますが、駐車場までの道にはありません。

後から家族連れなんかもやってきて混んでる中、
大急ぎでみんなで小屋の中で服を着替えました。

まだ体が乾ききらないうちに無理やりシャツに頭を通して外へ出る。
いや、参った。

 

坂下に戻りました。
天気は回復し、西日が濡れた地面に反射して目つぶし食らわせてくる。
これはきつい。

スーパーASANUMA

大賀郷にある大型スーパー、「スーパーASANUMA」

島酒

島酒も各種取り揃えております。

お世話になっていた友人のお母さんにご挨拶にいって色々おしゃべりしました。
話は尽きない。

以前、八丈牛乳とバターをくださったお礼を渡しに向かったのだけど、
逆にお母さんが島のりとお菓子をくれました。
恐縮すぎる!

八丈島の食材をふんだんに使った宿ご飯!

船見荘はご飯が美味しいと有名!

実は僕は高校1年生になって初めてアルバイトをしたのがここでした。
夏祭りである商工会祭りの屋台で、
船見荘の手伝いで焼きそばを売ってました。

あの時の焼きそばも、
差し入れのおにぎりなんかも美味しかったんだよな。

船見荘本館の玄関

船見荘本館の玄関

ご飯は自分でよそって食べ放題のスタイル。
料理はテーブルに仕度済み。
時間通りに来るのがおすすめです。

夕飯!おかずいっぱい!

夕飯!おかずいっぱい!

お刺身に、島寿司!

茶碗蒸しに、
カボチャとシイタケとイカの天ぷら。
あと軽い酢の物に、
アラ汁。

お刺身

何の魚か聞かなかった。
カツオとキハダとキンメ?

あら汁

まじで全部うまい!!!
久々に、この時間がゆっくり流れてほしいと願うほどのうまさだった。

八丈島の寿司、通称島寿司は、
魚を「ヅケ」、つまり醤油漬けにしたものを握る。
特徴的なのは、ワサビの代わりに和辛子を使うこと。
ワサビと同じくツンとした辛みが脳天を貫く。

島寿司

写真の右側にある黒いのは「はんば」といって、
岩ノリみたいな味付けの海藻です。
見た目とは裏腹においしいですよ。

はんば

船見荘は畑も持っているので自家栽培の野菜や果物も出します。
解説はなかったのでわからないのですが、
自家栽培の野菜を使ってる可能性は高いです。

コニーと夕食

コニー騒ぎすぎ。
お皿を触ろうとし、パンフレットや箸を投げ落とし、
捕まえた腕から逃げ出して他のテーブルに遊びに行こうとする。

ご飯はあるので、それに離乳食をかけてあげました。
一応食べるけど集中力が続きません。

極めつけは椅子から落下して大泣き。

他のテーブルは人でいっぱいで、
みんな大きな落下音と泣き声に驚いてこちらを見る。

す、すみません。。。。。

幸いケガがなく済みました。
家でも何度もベッドやテーブルから落ちてるので慣れたものではあるけれど、
ケガしたらと思うと非常に怖い。

子供用の椅子を船見荘のおばさんが持ってきてくれました。
恐縮です。

全部食べ切って満腹!
最高でした!!

島唐辛子

島唐辛子、通称「島とう」を軽く醤油に付けるだけで強い辛みと風味が楽しめます。

俺

友人との再会

部屋に戻って、しばらくしたら、
連絡を取っていた友人のK君が仕事を終えてバイクに乗ってやってきました。

うおー-ひさびさー!!

クルタさんを紹介。
コニーはもう寝てしまってたので寝顔だけ。

K君は島で配送関連の仕事をしている。
7時半から夜19時半までの長時間、しかも基本事務所にいるから空き時間はないらしい。

「貴重な空き時間をどう活用するかが課題だよな」とのこと。

さすがに仕事の拘束時間が長すぎてなんともなぁ。
僕のこの前の常駐先でも残業が凄まじくて一日の大半を持っていかれてしまってたのだけど、
仕事で10時間以上とか持っていかれると、
どんなに生活の時間を効率化したり隙間時間を使ったりしても、
できることはかなり限られてしまいます。

とはいえ大手企業だと、
融通が利かないもの。

K君は配送のときの強い日差しで目をかなり悪くしてしまったらしい。

島の日中の夏の日差しは凶悪だけど、
先ほどの西日もかなりしんどかった。

で、K君の職場ではサングラスの着用が、
「お客さんからの印象が悪いから」
という理由で禁止されているという。

なんだそれ!!!!
社員の身体の方が100%重要だろ!!!!

と思うけど、いまだに
「お客様が命!」
「売り上げが命!」
という旧態依然な企業は多くあるといいますからね。
社員は奴隷!みたいな。

どうか身体に気を付けて!!

K君と仮想環境といった話題を少しだけ話しせて嬉しかったです。

今時、大手企業だと大体顧客情報とか機密情報にアクセスするときは、
仮想環境にアクセスする形をとってますよね。

僕は仕事上、日常的に仮想環境を作ったり、
その上で作業したりしてるので慣れてるんですが、
あまり職場の人以外と話すことがないから新鮮です。

K君は当時から僕よりずっと成績もよく、
文武両道で賢くて人望もある「デキる」男。

機会さえあれば大きい企業の管理職から経営職まで狙えるくらいの素質はあると思うんだけどな。
島はいかんせん、仕事の母数が少ない。

名残惜しいけれど、
夜も更けて仕事などに差し支えてしまうので適当なところでお開き。

K君、また会おうな!

前編終了、
2日目はまた次回!

あばよーい!

 

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