チャンドラーが、オアハカで最高のカフェを教えてくれた

2019年3月2日(土)

Mexico Oaxaca
メキシコシティ オアハカ にて

パパイヤ

テーブルの上にパパイヤが置いてある。

今日の朝食は、スープ。

「なんのスープですか?」

「クレマ」

クレマって、クリーム…??

答えになってない気がするけど、まぁいいか。

crema

人参、玉ねぎ、かぼちゃのポタージュのような味。
おいしー。

 

すぐ飲みきってしまって、他にも何か出てくるかな、と思ったらそれだけだった。
ま、バターコーヒーあるからいいか。

 

今日も最高の天気。

晴れた空、美しい山々。
花も朝日に照らされて元気そう。

 

屋上で軽く準備運動とストレッチしてから少林の重心移動を少し練習した。
それを見ていたのか、同じ部屋に泊まってるチャンドラーが声をかけてきた。

「やー、ロニー。さっきの動きはなんのやつ?」

「えーと、あれは少林寺拳法だよ」

「ショーリンジケンポー?」

日本で生まれた、少林拳と空手や柔術など日本の武道を融合した護身術であることを簡単に説明した。

「へぇ〜。日本にそんなのがあるんだね〜。そうそう、これから大好きなカフェにお昼食べに行くんだけど、一緒に行く?」

なにそれ、行くにきまってんじゃん!

ってことでチャンドラーと一緒にランチ!

オアハカの朝

Boulenc入り口

数分歩いてやってきました。
Boulencってところ。
ブーレンって呼ぶみたい。
ブーランジェリーはフランス系のパティスリーのことだから、パンベースのお店かな。

店の前の扉の看板

「ここはマジで、なに食べても美味しいんだよ!もう1週間ほど泊まってるけど、4回以上来てるんだ。」

店員さんの名前まで覚えてるくらいの常連になってるチャンドラー(^_^)

 

特に安くて美味しいという、Tartine Mantequilla、37ペソ。

スライスバナナがたっぷり乗ったパン

自家製パンに自家製ピーナツバターとバナナを乗せて、日替わりマーマレードを添えたもの。
ザクッと食べると、力強いピーナツバターのコクとフレッシュなバナナの味が口に広がった。

すごい、食べ応えある!

今日のマーマレードはパイナップル。
甘さ控えめで素敵。

 

飲みものはチョコラテがあったからそれにしてみた。
Chocolate de Aque 、28ペソ。

水ココア

チャンドラーも同じタルティーネと水を頼んだ。

 

チャンドラーはベジタリアン。

「ビーガンではないよ。卵も乳製品も魚も食べるからね」

ってことはアレだ、ノンミートイーターだ。

「俺も大学の時に一時期植物製品のみの食生活を試したことあるよ。身体から臭いが消えるのが面白い経験だったな」

「あ、わかる!そうなんだよね!ハハハ」

健康話で意気投合。

 

ってかこのカフェ最高だなぁ。
センスもいいし、店員さんの雰囲気もいいし、どれも美味しいのに値段が適正。

「他のレストランも来てすぐ行ってみたけど、高い割に大したことないんだよね。ここは特別だよ」

 

大満足でお店を出た。
ほんで、ホステルに戻った。

 

今日はHierve El Aguaを見に行く

よく分からんけど、湧き水に含まれるミネラルの影響で岩が溶けて、不思議なプールと白い石が固まった滝が見えるらしい。

 

調べたら、ツアーで行く方法と、バスとタクシーを乗り継いで個人で行く方法の2通りがあるらしい。

ツアーは朝から夜まで丸一日、世界一の幹の太さを持つ木や、ミトラ遺跡、伝統織物施設などを回る盛りだくさんのものだ。
150ペソくらい。
でも人によって300ペソ取られたってところもあるから、代理店によって差がかなりあるみたい。
でも丸一日それだけ回って300ペソって安いよね。

 

個人の方は片道20ペソでミトラに行き、今度は片道50ペソのコレクティーボ(乗合バス)に乗ってイエルヴェ・エル・アグアに行くコース。

入場料は25ペソ。

ん、1箇所だけとはいえ、往復で165ペソ?

ツアーの方が断然お得ではある…

が、ツアーだとあちこち回るからそれぞれの滞在時間が短いらしい。

イエルヴェ・エル・アグアをより充実させたいなら個人で行く方がいいみたいで、沢山ある旅ブログの中でもほとんどの人達が個人ルートで行っていた。

今日のツアーはもう終わってるし、ふつーに個人ルートだな。

よーし出発!

灼熱の道端

確かこっちだったよね〜。
よく確認してなかったから、とりあえずモンテアルバン行きのバスのとこに行って聞いてみた。

「うちはツアーだけだよ。ミトラ乗り換えのバスに乗るならペリフェリコに行きな」

無愛想なおばあさんがそう教えてくれた。

 

ペリフェリコ通り。
ってことは、メキシコシティから来た時のバスターミナルかな?

「すみません、ミトラ行きバスを探してるんですけど、ここですか?」

「ほにゃららホニャララ」

なるほど。
よく分からんけど、2つ先の通りを右に曲がって2ブロック進めとか言ってる気がした。

グラシアス!

 

あぢいいいよおおおお

 

沢山バスが停まっては走っていくペリフェリコ通りの露店でココナツミルクのジュース購入。
うまー。ちょっと甘いから、多分砂糖入ってんな。

袋に入ったココナツミルクジュース

こっちかなーこっちかなー

 

車行き交う交差点

ねぇ(´Д` )

バスがめっちゃ沢山走りかってるのに、ミトラと書かれたバスがひとつも見当たらない。

教えてくれたであろうところでしばらくバスを行き先を確認しながら立って待ってたけど、結局一台もなかった。

むぅ。そもそも、ここターミナルじゃないしな。
バスターミナル、見つからず。

 

そんなら、仕方ないから街の真反対だけど、別のブログで紹介されてるバス停に行くとするか。
そこなら確実だからな。

次に宿の北東側にあるマクドナルド横のバス停に向かった。

 

あぢいいいよおおおおおおおお

溶けるよおおおおおおおおお

結構遠いいいいい

 

到着。

 

マクドナルドの横のバス停にたくさんの人が待ってて、バスが来てはホニャララ〜って行き先を叫びながら徐行したり停まったりしては走っていく。

よーし、ここで来るのを待てばいいわけだな。

 

 

1時間半待ったけど、結局ミトラ行きバスはあらわれず…

 

もう16:00過ぎた。
片道は目的地まで早くとも1時間半かかるというから、もう時間切れだ。

 

なんてこった…
さんざん歩き回って、炎天下の中で待ちわびてたのに、結局不発かよ……

完全にエネルギーを使い果たしてボロ雑巾にトランスファームして帰宅。

そのままベッドに倒れこんだ。

 

1時間半ほど仮眠を取ってかなり回復した。

おほー!身体が軽い!

 

さーて、あまり腹減ってないけど、明日出発しちゃうし、オアハカ名物のモレを食べに行かないとな!

同じ部屋の日本人、コースケさんがいたからちょっと尋ねてみた。

「コースケさん!モレを食べに行こうと思ってるんですけど、どこかお店知ってますか?!?」

「モレって、あのカカオのソースでしょ。確かセントロの市場で一度食べたな〜。」

セントロの市場というと、ベニートファレス市場か11月20日市場。
フードコートみたいなところだった、ってことだ。

そんなら11月20日のほうだ。

 

ネットでも調べたところ、ちょうどその市場にトラユーダとモレのいろんな種類が食べられるお店があるそう。
コウスケさんがオススメしてくれた11月20日市場まで足を伸ばそう!

鮮やかなスパイス

市場の中の狭い通路

市場にて。

モレにもいろんな種類がある。
黒いやつ、赤っぽいやつ、緑のやつなど。

中でも興味を引いたのがアモンデトーノ?だったかな?
アーモンドのモレ。
絶対うまいじゃん!

Comedor Chabelita の看板

そのお店、Comedor Chabelitaってとこにて、60ペソ。
チップも乗せて66ペソ。

カレーソースのようなモレがたっぷりかかった鶏肉とライスのプレートにトルティーヤが添えられてきた。

気になる味は…!

モレ!

う、うん?

うん、意外とふつー。

美味しいけど、度肝を抜くほどじゃない。

アーモンドのソースっていうからかなり濃いのをイメージしてたけど、普通のカレーっぽいなぁ。

いや、美味しいけどね。

 

トルティーヤで皿を拭うくらいにまでピカピカに食べきった。

( ^ω^)ゲフー
ゴッソさんです!

他のモレも気になるね〜。

山積みトルティーヤ

オアハカチーズ

肉屋

買い物欲をそそる…

さて、暗くなってきたし帰ろう。

カッコイイ建物

夜の賑やかな通り

賑やかな夜のオアハカ。なんかささやかなパレードみたいなのもやっていた。

宿に戻ってから少しネット。

「ロニーロニー!夕飯食べにブーラン行かないか?」

「あはは、また?(笑)もちろんいいよ〜」

 

チャンドラーと一緒に再びブーランへ!

美味いからおっけー!
とはいえ、俺はモレを食べたばかりで満腹なので、飲み物にした。

ケフィア

ケフィア。

ケフィアって書かれたヨーグルト、ドイツとかで何度か食べたけど全然うまくないんだよなぁ。
腐みがあってどうも。

でもこの前ヨーグルト買ったおかげか腹の調子もいいし、
腸の好調子を保つためにもケフィア、いっとくか。

ごくっ

( ゚д゚)!!!

なんじゃこりゃ!!!

超酸味が強くて発酵してて、まるでスパークリングアルコールのよう。

「ヨーグルトとはまた違うよね。お酒みたいな」

そうそう。これは不思議!

そして美味い!!
これがケフィアだったのかー!!

理解した!!!!

 

チャンドラーが頼んだのはバインミーとチャイラテ。
それぞれ味見させてもらったけど、どっちもほんとウマい。

「ハズレないよね。あははは、このお店、超好き!!」

ちょっと足りないからと、チャンドラーがチョコラテ・デ・レチェを頼んだ。
チャンドラーはまだチョコラテが名産だった事を知らず、飲んだことないと言ってた。

俺がオススメしたから頼んだんだな(^_^)

「なるほどね。美味しいけど、普通かな。」

 

お店の奥にはバーも付いてた。
あちこちにキャンドルが灯されてて、とても素敵な空間。
これは素敵なお店だなぁマジで。

薄暗い店内

 

宿に戻ってくつろいでると、チャンドラーが再びやってきてスマートフォンを出してきた。

「チェス、最近始めたんだ。できる?」


もちろーん!!チェス大好き!!

よっしゃ、対戦じゃー!

 

深夜まで対戦。

素敵な友達が出来たぞ。

宿の2階から見る夜景

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