Moi!
こんにちは、ロニーです。
前回の続きです。
「八丈島でITを仕事として働いていけるのか?」を探るリサーチ旅の2日目です。
初日で確定していたアポは全て終わってしまったので、
この日からは行き当たりばったりでしたが、いい出会いがありました。
といっても、この日はほぼ山登りなど、島の良さをシンプルにエンジョイしていただけかもしれません。
では2日目行ってみましょう。
※今回は結構文量が多いので必要に応じて読み飛ばしてください。
八丈島でITで働く、リサーチ旅 vol.2
コーヒーハウスLL
昨夜泊まったのは底土港のロータリーに面している「シーダイブ」さんのドミトリー。
こちらはダイビングショップと一体になったプランが特徴です。
なのでシャワールームも、スーツとか水着のまま帰ってきて入りやすいタイプ。
裏手の駐車場に隣接されています。

ネーミングセンスが光る。
絶対洗濯機がめちゃガタガタいうやつやん。
※ちなみに個室であるゲストハウスの方にはユニットバスがついてます。
八丈島はカフェが近年一気に増えました。
学生時代(20年前くらい)は、当時はポケットくらいしかなかった気がします。
あそこは今年で50周年らしいから別格…。
空港のあかこっこと、当時新しく出来た心月(ココムーン)も一応カフェとは言えるか。
僕はコーヒーなどを飲まなかったので当時は気づかなかっただけかもしれません。
もっと他にもあったかも。
それが今や10か所くらいあります。
9年前に来た時には空間舎に訪れて感動しました。
4年前には古民家喫茶中之郷とジャージーカフェ、
それにSeaside kitchen 環が出来ていて心躍りました。
で今回行く前に調べたら、
Cafe & ダイニング BAR Lea Lea、
喫茶凪、
カフェ Light house、
Cafe bar Vi2、
八丈島ボタニカル&カフェDRACO、
Cafe Leaves、
喫茶 三年目の赤いスイートピー、
カフェたいむ、
コーヒーハウスLL、
それに昨日行った、おうちカフェなないろまで、バリエーション豊か!
時間と予算の許す限り色んなとこを見てみたいね。
とはいえ、みんな朝の開始が遅い!
10時開始が多くて、中には午後にならないとオープンしないところも多い。
逆に、夜まで営業しているお店も多いんだけどね。
そんな中でも異色なのが、神湊にある「コーヒーハウスLL」!
ここは何と朝7:00からやっているのだ!


というわけでやってきました。
コーヒーハウスLL
入って早々驚いたのは蔵書!
本の数も結構な物ですが、それ以上に驚かされるのはそのセレクトです。
ビジネス、小説、啓発、社会学などなど、いい本が多い。

これでも一部です。
いや、多すぎる…なんだこのラインナップは。
八丈はなぜか本を多く置いてる場所が多いです。
「むかしの富次郎」なんかもそうだけど、民宿でも喫茶店でも、
立派な本棚があって自由に読めるようになってるんですよね。
すごくいいことです。
そんな中でもここは置いてる本が比較的真新しいし、古いやつも外れない古典やベストセラー。
ここにある本を一通り読んだらいっぱしの教養が身に付くだろうし、
ビジネスパーソンとしても充分やっていけるだろう。

お店の中に入ると、先客のお爺さんたちがなぜか瓶ビール開けて盛り上がってた。
まだ8時やぞ(笑)
めちゃバカンスしてる!
おかみさんがメニューを紹介してくれたのだけど、
紹介されたのが超ボリューミーなカマ焼きの定食(笑)
夕飯レベルのガッツリさ!
だからまだ朝8時!!
モーニングメニューもあったのでそちらをチョイス。
トーストは、バター、あんこ、シナモンの3種から選べる。
そりゃあ、あんバターか、シナモンバターがいいけど、
この3択ということはあんことシナモンにはバターは付いてこない。
仕方ないのでバターで。。

茹で卵、サラダ、ヨーグルト、ドリンクがついたこれまたガッツリな朝食。
美味しいです。満足!!
庇(ひさし)がないから直射日光がジュウジュウと焼いてくるけど、
敢えて外の席!
中は涼しいけど折角なら景色見たいもんね。
高校の時に体育の松本先生が言ってた。「夏は暑いのだ。」



人気の廃墟、元オリエンタルリゾートホテルについて
一旦宿に戻ってチェックアウトした後にやってきたのは、かの有名な廃墟。
元オリエンタルリゾートホテル跡地。
今は「日本3大廃墟」だとか「3大ホテル廃墟」だとかそんな呼称をされているようだ。
僕は中学2年に入る前の春休みに、八丈島へ引っ越してきました。
時は2002年。
バブルは崩壊して久しく、リーマンショックもまだ先だったが、
新世紀に希望をかけるしかないくらいには「不景気」というワードを見聞きするような時代。
父が静岡で仕事を失って、新しく見つけたのが新天地、八丈島のホテルの厨房でした。
このときはまだプリシアリゾートホテルという名前で営業していて、
父が働いているときに名前がオリエンタルリゾートホテルに変わってます。
当時のホテルのイメージはスパリゾート・ハワイアンズと大差ない感じでした。
プールやカラオケなど中には色々施設もあったけれど、
その時から既に客数は多くなくて物寂しい雰囲気がありました。
1階の売店で水着(海パン)を買ったのを覚えてる。
確か高校の時に1,2くらい宴会の配膳・片付けのバイトもオリエンタルでやったことあります。
普通に和食の座敷の宴会で、ひたすら料理と皿を出したり下げたりするだけの仕事でした。
かなりうろ覚えだけど地下1階だった気がします。
ホテルが潰れたのは割とその頃から間もなかった記憶です。
どちらかというと、
経営者が飛び降り自殺したという国際観光ホテルの方がスキャンダラスで印象深く、
時期も近かったからオリエンタルの方が潰れたときの印象が弱い。
父は潰れる少し前には辞めていて、独立のために新しく店を作ってました。
僕がバイトした時はもう在籍してなかったはず。
富士グランドの横で八景苑をやってた頃だったと思うから、2005年頃?
まぁいいや。
国際観光ホテルの方はそんな理由でいわくつきだったもんで学生が忍び込んだりもしてましたが、
オリエンタルの方は特にそんな話を聞かなかったです。
で、久々に近くまで行ってみるか、と車を寄せたんですが、


入れそうな道は完全にジャングルになってました(笑)
正面入り口には当然、立ち入り禁止の看板。
後からネットで調べたら、
堂々と「私が撮りました」と謳ってる外国人の不法侵入者のブログとか上がってるので、
中の様子が気になる人はその辺の写真でも見ればよいでしょう。
普通に倒壊してる場所もあって危険だし、そもそも他人の私有地なので不法侵入は厳禁です。
島でホームレスは見たことないけど、昔から、本土で何か犯罪を犯した人や指名手配犯などが逃げてきて島内に隠れ住んでいるらしいぞ、という噂は聞いてました。
島に来ると捜索にお金がかかりすぎるという理由で警察がわざわざやって来ないからだとか。
勿論島には島の警察官がいますけどね。
そんな人が潜伏しているという可能性も無きにしも非ずです。
僕も廃墟に対するフェティシズムを備えている類の人間だと思ってるのでロマンはよく分かります。
どうせならいっそお化け屋敷的に活用すればよいのに、
と思わずにいられませんが、この規模の施設を、
安全基準を満たすために最低限の修繕・リフォームをしようと思ったらとんでもない金額になること請け合いなので、まず利益は見込めないでしょう。
普通の民家ですら、建築資材不足や資材費・輸送費などの高騰で建築がままならない状況らしいから、
ホテルなどとてもやっていけないでしょう。
自然に朽ちていくのを眺めるばかり…。

道が完全に消えてる。

さて懐かしのスポットを眺めたら、お次は八丈富士の回りの「八丈一周道路」を車で周りました。

神土山も木々がかなり倒れてしまっています。

永郷の展望台から見る八丈小島や良し。
八丈島が育む「楽しく生きる力」
永郷から八丈一周道路を回ってくると八高の前に来ます。
八丈高等学校、僕の母校です。
八丈島には、資本主義社会の中でも楽しく生き抜く力を育む力があると僕は考えています。
そしてその上で、八高の担うポジションも大きいのでは。
僕が社会に出た頃から、STEM教育が喧伝されるようになりました。
GAFAMなどのビッグテック企業が世界経済を牽引するようになってから、
数学や物理、情報科学などに力を入れる教育が注目されたわけです。
「稼げる仕事に繋がることを学校で勉強する」というのは、
僕としては望ましい教育の形ではないと思います。
しかし現代でも弱肉強食のルールは社会の根底にあるので
行く抜くための戦いに必要な武器を得る、という意味で、
収入を上げやすい知見を身に付けられる環境を目指す、というのは合理的ではあります。
高校は一応義務教育ではないし。
ただ、島に唯一の高校であり、また高校くらいまで卒業するのが大多数という現代社会では、
高校に資本主義を加速させる役割を担わせるのは違うんじゃないか、という気持ちは大きい。
そして八丈高校からは、少なくともそういった感じを、当時も今も感じませんでした。
本土の高校はどうなんですかね。
やはり望ましいのは、仕事とかカネのための人生ではなく、
主体的に自らの幸福を見つけ出し、生み出し、デザインしていく力を養う環境ではないでしょうか。
少なくとも八丈島という環境そのものには、古き良き共同体の要素が生き続けているし、
むき出しの弱肉強食経済社会から一歩離れた、コモン的な実態がある。
そうした環境で育った島っ子たちは、元々とても柔軟な強さを持ってると思ってます。
その強さは、必ずしも資本主義社会における「成功」を手に入れられる強さではないけれど、
バトルフィールドを外から眺められる位置で楽しく生きていける力を、
八丈出身者は備えているように感じます。
ITが席巻している世の中では、論理的に考える力が強みになります。
一方で論理一辺倒になると、経済合理性の波に飲み込まれてしまう。
金銭で人を計り、人間関係や家族関係の中にも損得勘定が差し込んできて、
「人生のための仕事」だったものが「仕事のための人生」になってしまいます。
だからこそ、人は、論理とは違う柱を、両輪として備えることが必要だと思ってます。
その柱といのが、芸術とか、好きという気持ち、愛情や義理、直観、信念といったもの。
島で育つと、なぜか不思議とそういった素養がみんな自然に備わるように感じてます。なんでですかね。
僕のように外部から来た人の人生を変えたり、
なんなら公務員として赴任される人や転勤や出張でやって来る人の価値観を転換させるくらいに、
島は浄化の力が強いように思います。
となると、八高の役割というか、立ち位置ってなんでしょうか。
多分、橋渡しですよね。
島の温かいけど狭い社会と、広いけど冷たく荒々しい都心の社会との橋渡し。
義務教育と、高度化した社会との間隔は広い。
時代を重ねるごとに、
仕事や研究、社会生活に求められる素養は増えていて、学ぶことは山ほどあります。
様々な人とうまくやっていく力、
人間の心理を突いてお金を使わせようとしてくる高度なマーケティングや詐欺などの犯罪に引っかからないようにするための力、
大学や専門学校など、将来の職業に繋がる前段階としての基礎知識。
そうした武器を装備するところに他なりません。(防具と言えなくもない。)
知識や技術というフィジカルな武器と、
協調性やリーダーシップや創造性、積極性、調整力のようなメンタルな武器の両方。
こうした装備品を身に付けて社会へと送り出す、橋渡しとしての役割は大きいでしょう。
母校八丈高校でのITの関わり
八高生が仮にITに興味を持った時に、どういう風に高校はそれに応えられるのだろうか。
ネットを通して、ITを学ぶための分かりやすい情報は無料でいくらでも手に入ります。
それでも、技術書やIT関連本はかなり意義があると僕は感じてます。
技術書を読むメリットは、
まずはある特定の技術に関して、全体像を掴めるというのが一点。
際限のない広がりを持つITの世界の中で、
「とりあえずこのカテゴリーではこの本を読めば全部押さえられる」と
ひとまとまりに飲み込めるのは地味に効きます。
もう一点、紙の本の方が記憶にも残りやすいから。
ネット上の物って、いつでも見れると思ってしまって、中々記憶に残らないんですよね。
自分で買った本ほどしっかり定着している実感があります。
加えて、ネットの情報源は、アルゴリズム的に、知らないと中々入ってこない情報というのもあります。
検索なんかは特にそうで、自分でキーワードを打ち込まないと情報が引っ張り出せない。
動画サイトやSNSだとおすすめや関連情報が出て来るようになったおかげで、
今では全く知らない情報もを知り得ることも出来るけど、
如何せんそういったプラットフォームは娯楽系の誘惑が多いし、広告も多すぎる。
動画サイトはよほどの目的意識や自制心がないと、学ぶには厳しい。
SNS(ここではYouTubeを除く)は暇つぶしや集客をするためのものであって、
情報源としてはただのゴミ溜めなので学習には使えない。
となると、高校におけるITの接点は、
- 授業で使うICTツール
- 情報の授業
- 先生など
- 図書館の本
辺りだろうか。
情報の授業については多分深堀せずとも、普通にITリテラシーやMS Officeツールの基本的なことを教えてくれるでしょう。
今回は他の3点について尋ねたい。
というわけで、ひとまず八高にはIT関連書籍はどの程度置いているのかを確かめたくてやってきました。
要は、IT情報へのアクセス可能性の一環です。
図書室にどういう本がどの程度置いてあるのかによって、需要と供給の接点が図れます。
八高図書館は一般客も受け付けていると聞いていたので、
早速受付で図書館を見学したいと告げました。
目的は何ですか、と意外な質問が来たので自己紹介して事情を説明すると、
上の者に確認しますと言って、なんと副校長先生がやってきてくれました。驚き!!!
実は一般開放は土日だけで、平日は一般開放していないそう。
確認不足でした。大変失礼いたしました。
副校長先生が、今はこんな取り組みをやってますよ、と丁寧に説明してくれました。
流石に僕が在籍していたのはもう20年も前なので当時からの教職員は誰も残っていないそうだ。
前年度で16年選手の先生が退任されたということだけど、16年前だと僕も知らない方ですね。
図書室を案内しましょう、というところで、
急遽熱中症で生徒が倒れたという話が飛び込んできたので先生は対応が必要になり、
別の方に引き継いでもらいました。
なんと現在、都立高校には、専任のICT担当者が在籍しています。
都立高校では、生徒全員に専用のラップトップが用意されています。
これは入学時に全員が指定スペックのものを買うように指示されるそうで、例えば兄弟のお下がりなどによって自宅にある場合はそれを使ってもいいけど、ほぼみんな新しく買うようだ。
20万円弱するPCだけど、補助があるため数万円で買えるみたい。
購入したこのPCはどの科目の授業でも使うらしい。
調べたいことがあるときは好きな時に調べられるし、使う場面、使わない場面は先生の指示による。
学校にいる間は動画やゲーム、SNSなどは使えないけど、
PCを家に持ち帰ったり、卒業した後などは自由に自分の端末として使用可能。
これはかなり学びが加速しそうです。
さらに驚いたのは、都立学校生成AIサービス、通称「都立AI」という専用のAIサービスがあって、
それをみんなが課金なしで使えるということ。
授業などで使うのは基本これ。
安全のためのガードレールが設定されているほか、
システムプロンプトによって授業向けに使いやすくされてます。
これは生徒が使うだけでなく、教員側の補助にもなるので、先生の仕事の負担軽減にも繋がっています。
専用のPCを持っているか否かや、持っているPCスペック、
生成AIを使っているかどうか、AIに課金できるかどうかによって、
大きな格差が生じるリスクがある世の中で、
学生がみんなに一定のIT基盤を提供できているのは素晴らしいことだと思います。
こんなにも学校が進化しているとは想像以上でした。
さてこうしてITが導入されると、先生もITに関する質問を受けることが増えることが予想されます。
大体のことはAIが教えてくれるとはいえ、
例えばPCの挙動がおかしい、ネットワークが不調、AIがフリーズしてしまった、
といった困りごとも出て来るでしょう。
こんな時に、ITの専門家ではない先生たちが質問されても対応が難しいに違いない。
そういったことのために、各学校にICT担当者が赴任されているわけです。
八高で対応下さった方も情報系の学校を出ている専門家で、
僕の突っ込んだ質問にも全部回答されて、とても頼もしい限りです。
公務員とはまた違う立ち位置のようなので、生徒に直接教えるというより、
柔軟に、生徒、教員、学校それぞれの問題に対応する立ち位置っぽいですね。
そういえば昔から用務員さんとか事務員さんとか、先生ではない大人も学内にはいたけれど、
それに近い感じなのかもしれません。
学生たちのITに対する興味や空気感を尋ねたところ、
そもそもSNSネイティブどころかAIネイティブレベルなので、
ITツールは「当たり前にある」もの。
特に意識せずとも使えるもので、わざわざ学ぶような興味を持ちにくい様子でした。
八高図書館のIT関連書籍について
そうそう、図書室内のIT関連本。
見てみると、ほとんどありませんでした。
情報系の本がトータルで10冊弱くらい。僕が読んだことあるものも数冊ありました。
『REACT入門』みたいな特定の技術の本やLLMの仕組みなどの近年のものはないにしても、
例えば徳丸本や『マスタリングTCP/IP』みたいな名著、
オライリーが出してる底本になるようなものはあるんじゃないかなと踏んでいたけど、
そういったものも全然ありませんでした。
考えてみれば校内で自由にググれるしAIもある世の中で、
わざわざ図書館で本を借りるほどの人は少ないのでしょう。
実際、僕の回りのエンジニアでも技術書を読んでいるという話はほとんど耳にしないし、
革新が速すぎる現代では技術書も3年もすればかなり化石になってしまう。
僕は普段、図書館で借りた本を読んでます。
なんといっても無料で読めて、しかも内容が充実していて、借りやすいから。
例えば江戸川区図書館のオンライン予約サービスを使うと、
江戸川区全域から本を検索、予約、取り寄せ可能でとても便利です。
普段予約していて、新しい小説などは予約が200~300人待ちになることも珍しくないですが、
技術書は最新のものでも予約が10人に届きません。ほぼ1~5人待ちくらいです。
蔵書数が153万冊(重複あり)ほどあるのに対して技術書は多くないですが、
それでも入門書、専門書など結構読めるものは多い。
また今は蔵書にないものでも、
リクエストすると購入してもらえたり、相互相貸しで他の自治体から取り寄せてくれることもあります。マイナーな本は結構これに助けられてます。
八高の図書館も自治体をまたいだ相貸しサービスは受け付けているので、
技術書は高いしなんとかタダで読みたい…というときには、本土から取り寄せ可能です。
なので、仮にお金がなくても、ITへのアクセス可能性は充分にあるということでしょう。
IT業界を目指すことについて
島でITについて興味があるから学びたい、でもどうしたらいいだろう、というときには、
相談できる環境も、学ぶ環境もあるということが分かりました。
なので、あとは興味を持てる環境かどうか、ですね。
聞いた限りでは、特にIT系、情報系に興味を持った生徒がいるという具体的な話は聞けませんでした。
生成AIが一気に発展したことで、ITを専門の職として目指す道は割と厳しい見通しになってきました。コロナ禍が追い風になったものの、直後に生成AIが出てきて採用の道が一気に絞られてしまいました。
コロナの反動か、リモートワーク禁止、出社回帰の流れもかなり強いし、
魅力は減ってしまったかもしれません。
それでも僕個人的には、AIを最大限活用できるのはやはりエンジニアの素養がある人だと思います。
AIを進化させるのもITエンジニアです。
収入面でも、他業種と比較すれば条件が平均よりちょい上だと思います。
少なくとも十数年前よりかずっと働きやすい環境になっているので、
意欲のある学生には是非積極的に学んで、
技術を身に付けて島を中から発展させる起爆剤になってほしいですね。
詳しく話を聞いているうちに昼休みになって、学生たちがなぜか図書室に弁当を食べにやってきたので退散することにしました。
図書室って飲食禁止じゃなかったっけ…?(笑)

ジャージーカフェで牛乳買いました。
八丈島のコーヒー焙煎店
島のカフェ事情を調べてみたら、焙煎しているお店が1つ見つかりました。
「自家焙煎珈琲専門店 里芋とガラパゴス」です。
八高から然程遠くないので行ってみました。
話題のジム、「草野さんち」のすぐ向かいにあります。

こちらはカフェスペースはなく、豆の販売とテイクアウトのみです。
シングルオリジンのほか、いくつかのブレンドもあって目移りしちゃいますしかも都内と比較しても良心的な価格帯で驚きです。
コスタリカ豆のアイスコーヒーをチョイス、600円。
で、飲んでみたらかなり美味しいので、自宅用に豆も100g買っちゃいました。
八丈ブレンド!
どこかのお店などに卸しているか尋ねたら、
坂上の宿と、あとCafe lighthouseに卸していらっしゃるとのこと。
ここでまさかのカフェライトハウス来た!
明日、カフェ・ライトハウスに赴くつもりなのです。

Pamonのパンと、菜々屋ランチ
中学高校時代の北浦先輩が数年前にオープンしたというパン屋さんに行ってみました。
昨日持丸さんから頂いた広報誌やWeb上にもインタビュー記事があるし、
Hasneさんのマンガにも登場する、今や有名パン屋です。
昔はブーランジェリーというのが三根のスーパーあめのもりの向かいにあったのですが、
入れ替わるように登場したのがこちらパモン。
オープンした時から、色んな人から口コミで耳にしていました。
取り壊しが予定されている母校、富士中学校のすぐ隣に立っている、可愛らしいお店。

どれも美味しそうで目移りしましたが、
思い切ってメロンパン、大人のラムレーズンサンド、明日葉のバゲット、くるみパンを購入。
店内の写真撮り忘れました。
先輩とも話せました。貫禄あるな~。
何歳になっても、先輩って偉大に感じます。
ラムレーズンサンドを頬張る!
ラムレーズンとホイップクリームのパンは初めて食べた気がする。ケーキのようだ。美味しい!

さてパンを食べながら友人のヨシミツと再度合流し、
空港のすぐ近くにある菜々屋というところにお昼ご飯を食べに入りました。
ここも美味しいと評判です。

お昼どきを過ぎたくらいの時間帯でしたが、それでも満席で少し待ちました。人気ですね。
冷やし担々麺が美味しそう。これをチョイス!

すごいボリュームです。
そして味もナイス!
しっかりとした旨味、コクがあるのに、脂っぽいものを冷やしたときにあるあるの脂ギトギト感が皆無!
肉と冷やし麺を豆乳が見事に結び付けている。うま~!
唐揚げも凄く美味しかったけど、直前にパンを1個平らげるという愚行をしてしまっているので最後は苦しくなってしまいました。悔しい!
八丈富士の火口に行ってみよう
台風の影響で、八丈富士のハチマキ道路はまだ一周できない状況でしたが、
山登りは可能になっています。
登山口のあたりまで車で向かい、そこから早速登り始めました。

ヨシミツは徒歩登山までするつもりではなかったらしく、半ズボンにビーチサンダル。
さすがにやめるか、と思ったけど、問題ないよ、というので早速登り始めました。
昔は登ったときは気づかなかったのかそもそもなかったのか、
アザミがやけに多いのが気になります。
気を付けないと引っ搔いて怪我してしまう。
半分以上登った辺りから雲の中に入ったようで靄に囲まれてきました。

そして山頂に着いた瞬間から強風に煽られる!
目的は火口に降りることなのですが、
何十年か振りに登ったというヨシミツが是非お鉢巡りしたいというので早速火口の尾根を回ります。
天気が良ければ左手に下界、右手に火口が広がる絶景なのですが、
こうして雲の中に入ってしまうと何も見えません。
4年前に来た時もそうだったけど、天気ばっかりはどうしようもないですね~。

何も見えない
一周しました。

たまに雲が切れるとすごい景色が見れます。


記念撮影
火口に行きたい、と思っていましたが、実際に行ってみたところほんのちょっと降りるだけでした。
浅間神社の鳥居があるくらい。

やや階段を下ったところに、遭難注意の看板が見えました。
背高の草木に覆われてほとんど見えない。

ほとんど迷うこともないけもの道を縫って歩き、
霊験あらたかな池のほとりを歩くとすぐに鳥居が見えました。
お鉢から徒歩5分かそこらってくらい近いです。
ヨシミツは油断してのか滑ったが、間一髪、片手で枝を掴んで点灯を防ぎました。
しかしスマホの保護フィルムは割れちゃった。

その昔、玉石を下界から運んできてここに積むという風習があったそうで、その名残が見えます。
小中学生くらいの子らが持ってきたと思われる小さな玉石が祠の前に並んでました。
わーい余裕だったね!とヨシミツとふざけながら歩いてたら、
僕が掴んだ枝が折れて転倒し、肘を少し怪我しちゃいました。
グゥ…。まさに、山を舐めてはいけないということを思い知らされました。

車のあるところまで戻ってきたところ。
おわりに
ふれあい温泉最高です。

広い温泉に300円で入れるのは尊すぎる。
我が家の近くだと、刺青だらけのおじさんたちがいっぱいいるいつも大混雑の銭湯でも600円以上(8月1日以降)しますからね。

大阪トンネルからの日の入り

パッションフルーツ甘酸っぱい
ヨシミツ宅でしゃべくりながら夕飯。
「今日も泊っちゃいなYo」というありがたい誘いを振り切ってキャンプ場へ向かいました。
大賀郷にある八丈プラザ公園キャンプ場。
入り口は分かりにくいです。
狭い通路を三原山のふもとに向かって進んでいくと看板が出てきます。
貯水池があって、暗くて道が見通しが悪いので注意です。
キャンプ場は奥に広がっていて、キャンプ場利用者向け駐車場はキャンプ所の左奥の方にあるので、
キャンプ場外周を左から回るようにして進む必要があります。

偶然貸し切りでした。
キャンプ場エリアには街灯があるので手間取ることなくテントを張れました。
蚊も懸念していたほどはいません。
芝生は綺麗に刈り込まれていて、ふかふかなので柔らかで心地よいです。
これで利用料無料ですからね。この施設を使わないのは勿体ない。

この旅では観光をするつもりはほとんどなかったのですが、
図らずもガッツリ観光を楽しんだ1日になりました。
八丈最高だ。

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