中米縦断、チキンバスか、国際バスか

2019年3月29日(金)
Guatemala San Marcos La Laguna 〜 Antigua
グアテマラ サンマルコス・ラ・ラグーナ 〜 アンティグア

爽やかすぎる朝の光で目が覚めた6:30。

いやー快適だった。
涼しくて、蚊もいなくて、静かで、ベッドもちょうどいい。

山の向こうから顔を出し始めた太陽と、
3つの火山を見ながら屋上でストレッチ、気功、少林の基礎練。

何かと危険の多い中米だ。
しっかり身体をほぐしていざってときに動けるようにしておきたい。

屋上から見える庭と山

練習でかいた汗を、竹の壁で囲んだだけの野外のシャワールームで流した。
水をお湯に変える機械式シャワーノズルが付いてたけど結局水だった。

謎のシャワー

この宿、AHAU HOSTALの朝食は8:00〜10:00。

キッチンに降りていくと、
宿のスタッフなのか泊まり客なのか分からない、
ヨーロピアンに見える白ヒゲのおじさんが朝食を用意してくれた。

コーヒーとハーブティ、オートミールにフライドピーナツとフルーツを乗せたやつ。

キッチン

ヘルシーな朝食

開放感のあるリビング

携帯を見ると、以前介護の仕事で一緒だった先輩から連絡が来ていた。

「お久しぶりです!今ロニーくんは彼女さん、もしくは奥さんはいますか?」

むむ?

「残念ながら未だシングルです…(T_T) アプローチしていた子にも去年フラれてしまいましたし…」

「実は結婚願望がある男性を探していて、ロニー君はどうかなと思って連絡しちゃいました。
もし話が具体的になった場合、ロニーくん紹介とか大丈夫かな?」

え!女の子の紹介!?意外すぎる!

「出会いは歓迎です!マッチしなかった場合は先輩に申し訳ないですが…」

「大丈夫です!紹介OK貰えれば。今歳はいくつでしたっけ?あと写真貰えますか?」

歳は三十路。

写真か…リアルなものを送った方がいいから自撮りすっか。
パシャ。

「旅中なので結構ヒドイ状態ですが。今撮りました」

ロニー自撮り

「ワイルドでいいと思います!ちなみにお相手のこの女性ですが、見た目は大丈夫でしょうか?」

お相手の写真が来たけど、
なぜかほぼ白黒というか、灰色の暗い写真で、
しかもなぜか顔が左半分しか写ってない…。?????

「顔半分ですか(笑) 素敵そうに見えますね」

「年齢は35歳、真面目に婚活してるけど出会いがあまりないそうで。
もしお互い好印象だった場合、結婚も視野にって感じでも大丈夫でしょうか?」

「おお…グッと歳上ですね…。正直ストライクゾーンからは外れていますが、人が良ければあまり関係ないかなとも思い始めてます。」
「僕は出会いの母数が圧倒的に少ないので、きっかけがあればどんどんお会いしてその人のことをもっと良く知りたいと思ってます。なので写真送ること、結婚を視野に入れて会うことはOKです。」

「とてもロニー君らしい意見で素晴らしいです。また帰国したら会いましょー」

ということで、なんだかすごい話が急に飛び込んできたけど、
まぁ続きは帰国後、つまり半年後の話だし、
今は旅に集中しようかね。

手すりの上のネコ

さてTika Busを公式サイトで調べてみたら、
エグゼクティブクラスとも呼ばれるMixed Classが144USドル、
ツアリストクラスが124USドルだった。

い、いやいや…高すぎるでしょ…。

他調べたら、チキンバスが色々出ているし、かなり安く済む。
なるほど、こうしてみんな中米チキンバス旅になるわけか。

ただしチキンバスだと移動に時間がかかる!
なのでもう急いでチェックアウトしなければならない。

このサンマルコスからボートに乗って最寄りのアンティグア行きチキンバス乗り場へ移動する。

バナナの樹

バナナの木だ!蕾がキモイ

サンマルコスの狭い路地

ヴェロニカがボート乗り場まで見送りに来てくれた。
矢井田瞳とかYOUのような、温かくて湿り気のある声質のヴェロニカ。
心にフィルターなく沁み込むような笑い声で、この上なく居心地がいい。

ボートはもう船着き場に着いていて、すぐ離陸のようだ。

船着き場

ヴェロニカと柔らかなハグ。
なんとなくまたいつか会うような気がするけど、旅は一期一会だ。
また会える機会を心待ちにしているよ。

離れる桟橋

さて湖を滑るように走り出したモーターボート。
途中1,2回岸辺に寄って乗客を乗せたり降ろしたりしたが問題なく到着。
揺れもほとんどないし、充分快適。トゥクトゥクと大差ない。

船からの景色

船からの景色

走るボートの舳先

ボートから見える高台

ボートを降りたらもう10:40!
アンティグア行きダイレクトチキンバスは、10:30とも10:45とも11:00とも情報がある。

急ぎ足でチキンバスの乗り場を探して歩く。

地図にもあるひとつのバス停に差し掛かるとちょうど1台のチキンバスがやってきた。

「アンティグア行きますか!?」

「アンティグア行きのダイレクトバスは今日はもう無いよ!これに乗って二回乗り換えだ!」

「なにー!値段は?!」

「トータル30ケツァールだ!」

安い!お願いします!

うおー、初めてのチキンバスだー。
ボロいし狭いけど、危ない気配はない。

チキンバスまずひとつめ!

パナハツェル〜ソロラ
3ケツァール。

チキンバスの中

山を登ってすぐの小さな町だ。

「そのバスがアンティグア行きだよ!」
と教えてくれた乗務員さんが別のお兄さんにバトンタッチ。

バッグパックは天井上の荷台に乗せられた。

バス乗り換えの看板

鞄を持ち上げる人

ソロラ 〜 ロス・エンクエントロス
2.50ケツァール。

野菜や花を持った地元民と一緒に詰め込まれた。
2人がけの座席の通路側に座っていたんだけど、
たいそうふっくらしたおばさんがさらに隣に腰掛けてきた。
うひー、窮屈!

狭いバスの中

ロス・エンクエントロス 〜 チマルテナンゴ
15ケツァール。

このチキンバスはグアテマラシティ行きだった。
ビュンビュン車を追い抜いて飛ばしまくるバス。

急カーブも減速せず時速80kmくらいでブッ込んでいくから遠心力のGがすご過ぎる!

こんな中、へー、映画上映してるわ、と思ってフロントガラスの上のモニターを見てみたら作品は、

マッドマックスが放映されているテレビ

マッドマックス。

ダメだろー!
すでにつま先踏み込んでるようなものなのに!
運転手への悪影響しかないわ!

 

舗装道路をかなり長いこと走り、チマルテナンゴって街で乗り換え。

どこでもみんな「アンティグア?アンティグア?」って行き先を叫んでるから分かりやすい!

チマルテナンゴ 〜 アンティグア
5ケツァール。

バックパックを再び天井に乗っけて、バスは混雑した街中をジワジワと走り出した。

タマレスを食す

タマレス

並ぶチキンバスたち

アンティグアのバスターミナル

到着ー!

いやー、中々ハードだな、ローカルバス乗り継ぎ移動は…。

さて、まとめてみましょう。
パナハツェル → アンティグア のチキンバス乗り継ぎ移動、

掛かった総額:25.5ケツァール。
所要時間:3時間35分。
乗り換え:3回。

疲れるけど、まぁ悪くないね!
乗り換えだと35ケツァールかかるって情報もあったし、
直行バスで25ケツァールなんなら上々な出来だ。

 

再びホステル・キャピタントムにやってきた。
今日、もうバスに乗って次の街へ行きたい。

 

この中米の移動は、基本3パターンのルートがある。

ひとつは飛行機でパナマかコロンビアまでひとっ飛び。

これはツマランし高い。
なので残るは二択。

パナマまで、ローカルバスで向かうか?
それともダイレクトに行ける国際バスで向かうか?

超迷った。
正直かなり迷った。

ローカルバスの方が楽しいのは間違いない。
そして、ボッタクリやルートの間違いなどトラブルがなければ、ずっと安く行ける。
交通費だけで90ドルくらい。

それに対して国際バスの大手であるティカバス(Tica Bus)は、安くても128ドル。

よし、まとめて比較してみよう。

☆ローカルバス旅のメリット
  • やや安上がり。
  • ローカルの人々と交流出来る。
  • じっくりその国を知れる。
☆ローカルバス旅のデメリット
  • 強盗に遭って死ぬ可能性がある。
  • 強盗やスリによって物を奪われる可能性が高い。
  • 現地の宿で物を盗まれる可能性がある。
  • 乗り換え地獄のため、超疲れる。
  • 過酷なのでバス内でほぼ何もできない
☆国際バス旅のメリット
  • 快適
  • 約半分の時間で到着できる。
  • 死ぬ可能性はかなり低い。
  • 物を盗まれる可能性もかなり低い。
  • バス内の時間を音楽聞いたり寝たりと有意義に使える
☆国際バス旅のデメリット
  • 中間の街や国をほぼすっ飛ばすから旅感が薄い。
  • 座りっぱなしでケツへのダメージが期待される。
  • 割高。
  • バスターミナル併設の宿を使うことになるので安宿を選べる選択肢がほぼ無い。

 

値段の差は3000〜4000円くらいだ。
この価格差で安全と快適さを買えるなら安いと思う。

ただ、旅という、大前提の意義を薄れさせる。

悩んだ。だいぶ悩んだ。

で、結局国際バスを使うことにした。

決め手は2つ。

1.早く着けること。

俺の今回の旅は残り1ヶ月しかない。
どうせなら元々目的地のない中米の移動に時間を費やすより、南米の見たいところに時間を割きたい。

もうひとつは、

2.クレジットカード決済できること。

そう、ティカバスならウェブでチケット購入出来るから、今後の現金不足のリスクをかなり減らせる。

楽しみな南米で手持ち現金が足りなくて移動も観光もできず足止め、
なんてことになるリスクを減らせるのはかなり嬉しい。

ってことで国際バスを使うことにした。

国際バスは複数あるらしいけど、無難にティカバスだ。

よくよく確かめるとアンティグアから出発するティカバスもある。
これだと135ドル。

アンティグアからグアテマラシティまではチキンバスで10ケツァール、
グアテマラシティ内のチキンバスターミナルからティカバスターミナルまで1〜30ケツァールかかる。

ローカル線(多分バス)とタクシーの2択だ。
歩ける距離だけど、治安があまりよろしくないという。

カバン持って歩いたらソッコーでピストル強盗に合うから絶対にヤメろっていう記事と、
大したことなかったっていうブログの両方がある。

ローカルバスを使っても集団強盗がフツーにあるという情報も。

タクシーを使うくらいなら、もうアンティグアからティカバスで向かった方が安上がりになるんじゃなかろうか。

12ケツァールの差だもん。

 

ティカバスを使うとして、もう1つ選択肢がある。
エグゼクティブクラスか、普通のクラスか。

エグゼクティブクラスだと座席が快適なのと、食事と飲み物が付く。

値段はアンティグア発で23ドル分割高だ。

3日間の旅、1日3食付くとして、1回2ドル食費がかかるなら、18ドルくらい。

飲み物が1日2回出るなら、各1ドルと考えて6ドル。

計24ドル。

うん、どっこいどっこいですね。
どんだけ立派なものが出てくるか分からないけど、
危険なサンサルバドルやテグシガルパなどで夜中に安い食事を探す手間を考えたら、
頼んでしまって良かろう。

結論、国際バスのエグゼクティブクラス利用!

ひゃー贅沢〜。

何度もタイムアウトをくらいながら、ウェブ決済でチケットを手に入れた。

158USドル、約17300円!

出発は明日の朝10:00だ。

アンティグアの街中

キャピタントムのターニャに伝えてもう1泊することを決めた。

 

さぁまだまだやることがある。

実は2日前にモバイルバッテリーを失くしてしまっている。

ああああちくしょー大事な物なのにいいい!!!

困ったのは、どこで消えたか分からないこと!!

ターニャ達に聞いたけど、このホステル内では誰も見ていない。

モバイルバッテリーを持ち歩いていたと思われる場所を聞いて回ることにした。

レストランのピカデリー。

「知らないわね…」

マクドナルド。

「ごめんなさい、届いてないわ」

メルセー修道院。

「見ていないわね」

お、オワタ…

高かったのに(T-T)
どこかで新しく買わなきゃダメかなぁ。

 

実は失くしたものがもうひとつある。

バターとマヨネーズ。

AHAU HOSTALの冷蔵庫に置き忘れ!
バカすぎる!

ヴェロニカに両方使っておくれと連絡した。
笑われました。

マーケットに行って再びバター購入!

でも一昨日買ったお店が閉まってる!
まりぶりさんも今日はお休み!

えー。

近くの別の商店で買いました。
14ケツァールでした。

「一昨日はそこで12.50ケツァールで買ったんですけど…?」

「ダメよ。うちは14。負けないわ。」

そうですか…。

20円以上も高いとか!もう!

 

お次は宿代の支払い。

ケツァールがもうほとんど残ってなくてドルで支払わなきゃならない。

「えぇ…困ったわ、今朝うちのドルを全部銀行でケツァールに変えてきたところで1ドルも持ってないのよ。早く言ってもらえれば良かったのに…」

(´Д` )

ATMに行きました。
40ケツァールを支払わないといけないから目下それだけ必要なのに、引き出し手数料、39ケツァール。

ザケンナ!
誰がそんな手数料払うか!ペッペッ!

手持ちのドルは20ドル札ばかり。
キャピタントムではお釣りをケツァールでしか出せない。

明日朝にグアテマラ出るのに15ドル近いケツァール貰いたくないよー(´Д` )

宿に泊まってる人に片端から細かいドル札がないか尋ねたけど、残念ながら1人も持っていなかった。

向かいの商店、レストラン、タコス屋に尋ねた。

「両替?ないない。」

「両替をしたい?ムリムリ!」

「いらっしゃいませ!え、両替?さようなら」

誰も鼻にもかけてくれない!

タコス屋さんが、エレクトラっていうその通りの銀行で両替できるよと教えてくれた。

 

Electra。

ここは家具屋だけど、店の奥になぜか銀行がついてる。

両替レートは1ドル=7.23ケツァール。

本来は現在7.69ケツァールだから、10ドル分変えれば4.6ケツァール分の損。
67円くらい。

うん、こっちの方が海外キャッシングするよりずっと安く済む。

でも尋ねてみたら、細かい米ドル札に変えるだけならタダでいいよとのこと。

そりゃ有り難い!

なぜか普通にお兄さんの手元に5ドル札があるのに、わざわざ札束から厳選した5ドル札をくれた。

なんなんだろう?

とにかくこれで宿代が払える!
もう日が暮れてしまったよ。

「両替してくれる人を見つけた?え、銀行で?やったわね!」

で、いざ5ドル札で支払おうとしたら、

「アアァ、これはダメよ。使えないわ。ここ、破けてるでしょ?少しでも破けたものと落書きがしてあるものは銀行がケツァールに両替してくれないから私たちも受け取れないの」

えー!!なんだよそれ!

まぁもう一枚あるし…

「ダメね、これもここに裂け目があるわ。」

たった5mmほどの裂け目。
こんなんフツーやん!(´Д` )

なんだよー、あの銀行ババをよこしやがってー!

もしかしたら銀行側も綺麗な現金に換えたいがために無料で交換を引き受けてくれたのかもなぁ。

もう他に手はない。
無事だった10ドル札で支払い、お釣りをケツァールで受け取った。

ま、残り60ケツァールくらいなら飲み物とかで使えるしちょうどいいか。

「ほかの中米の国では問題なく使えるけど、グアテマラだけはちょっとでも破損されてるとダメなの。」

いやー焦った焦った。

そうそう、あとティカバスのチケットを紙にプリントアウトしておきたい。
iPadとかでも表示できるけど、印刷するのが大事です!とか念押ししてきてるからその方がいいのだろう。

「ごめんなさい、うちにはプリンターは無いわ。インターネットショップで1ページ1ケツァールでプリントアウトしてくれるわよ。でもあと15分でしまっちゃうから、急いで!」

わわわ!

スーパーの横にあるというところに向かった。

見つからないと思って聞き込みしたら、なんかホテルの中にあった。

分かりづらい!

10分くらいでパパパっと印刷した。
値段を安く済ませるために必要な3ページだけ。

「5ケツァールになります。」

また値段高くなってるしー。
グアテマラは安いと思えるものがチキンバスくらいしか無い。
他全部高い。

とにかく、今日やるべきことはこれで完了!

ステーキ

キッチンで薄切り牛モモステーキと、付け合わせにパプリカとマッシュルームの炒め物、あとアボカドを用意した。

テラスでビール飲みながら頂きます!

今日テラスに居たのは、ジブラルタル出身の英国人、マーク。

「え、明日グアテマラからエルサルバドルに向かうの?俺も次はエルサルバドル方向だよー。
今友達と一緒にヒッチハイクで中米横断をする約束してるんだ。」

命知らずにも程がある(´Д` )

「ラクショーだよ。今日もサンペドロからここまでヒッチハイクで帰ってきたんだ。2台だけで来れたよ。」

スゲーな!

ってかアティトランからここまで今日戻ってきたって、ほぼ同じルートなわけか。

「俺はヒッチハイクでヨーロッパ全土旅したしね。ある程度自信はあるよ。
自分が危険だと思えば危険だし、そうじゃないと思えば危険じゃないんだ。結局は心の持ちようだよ」

うーむ、昨日ヴェロニカが言ってたのと同じこと言ってるなぁ。

 

これって、別に気の持ちようで治安が変わるって訳じゃないんだ。

危険度ってのは立場によって捉え方が違う。
先進国に住んでる人と、今まさに紛争地帯に住んでる住民だと、同じ「危険」でも尺度が違う。

先進国に住んでる人の「危険」は電車の中でスリに遭うことかもしれないし、
紛争地帯に住んでる人の「危険」は、家で寝ていたら爆弾が降ってくることかもしれない。

「危険だと思わなければ大丈夫」っていうのは、
その立場の差による危険の尺度を変えることなんだろう。

俺の中の危険の下限は、どんなに気をつけていても運のせいで荷物を奪われる可能性があること。

だからこの中米はとても危険。

「運が悪いヤツは、どんなに頭が良くても、どんだけ気をつけてもダメだよ」
ってのはメリダでゲンさんが言っていた言葉だ。

正直、そんな環境クソ喰らえだ。

運は自分で導くもの。
チャンスは自分で引き寄せるもの。
リスクは自分で減らすもの。

それが出来ない場所にいるわけにはいかない。

駆け足でこの中米を抜けて、南米に行こう。

南米もアブナイけどね(´Д` )

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