Terve!
こんにちは、ロニーです。
コニーの食事トレーニングとトイレトレーニングが難航しています。
どちらも、人らしい生活をする上でとても重要です。
トイレに関してはまぁ遅かれ早かれちゃんとトイレで出来るようになるのは間違いないだろうと確信しています。
だって自分の記憶上でも、現在進行形でも、乳幼児と高齢者や心身が不自由な人以外でトイレがきちんとできない人って見聞きしないですもんね。
一方で食事に関しては、大人になってもバランスよく食べられなくて心身に不調をきたしていたり、偏食が酷かったり、平気で食べ残ししたり、食事のマナーが悪い人をよく見かけます。
食事は健康にダイレクトに直結し、健康を損なうと人生は一気にハードモードになってしまう。
仮に身体に”ただちに”直接影響がない場合でも、精神面に悪影響が出る可能性は高いと思っています。
また食べられるものに制限があったりマナーが悪い場合には社会性、例えば友人関係・恋人関係・仕事での人間関係にも影響が及びます。
デメリットはあれどメリットはありません。
食と排泄、という生き物として、そして人間として重要なポイントを早く手に入れてほしいと願ってしまいます。
さて今回はそんなコニーの育児のお話から、食育について書きます。
コニーの食育
ご飯をちゃんと食べてほしい… 食への興味がなさすぎる件
どうやら、自発的・積極的にご飯を食べる子とそうでない子ってはっきり差が出るようです。
コニーは残念ながら後者。
僕は皆さんご存じの通り食べることが大好きですし、
クルタさんも嫌いな食べ物や苦手な食べ物がゼロな人。
僕は四六時中「美味しいもの食べたい!いっぱい食べたい!」と思ってる人間である一方、
クルタさんは「草と豆だけだろうが汚いパンだろうが、手間とお金がかからず食べらればなんでもいい」というタイプで違いはあるのですが、
基本的に何でも積極的に食べる点では共通しています。
なのでコニーのように何も食べたがらない気持ちが全く共感できません。
保育士をしている僕の高校時代の友人によれば、普段家で全然食べない子供でも、幼稚園などでみんなで一緒にご飯を食べる場になると普通に食べるそうで、それを親に伝えるとみんなびっくりするという。
要するに親に甘えていて内弁慶ということなのでしょうか。
我が家では、今は「ご飯をバランスよくしっかり食べた後でならお菓子などを食べてもヨシ」としています。
誤飲面での危険という意味で、ナッツ、豆菓子、飴玉、グミ、ガムは避けていますが、既にチョコレートとアイスは解禁しました。
ジュースは禁止はしていないけど推奨しないので、お出かけのときやお祝いのときに限定しています。
お菓子と白米なら積極的にいくらでも食べるくせに、それ以外の食事だと遊んでばかりで、一食抜くくらい腹ペコ状態にならないと自分から食べようとしません。
毎日朝昼晩の3回、なんとかして少しでも食べてもらおうと地獄のやり取りの日々です。
外食時なんて椅子に座っても居られないので悲惨です。
色んなものを食べてもらうという方針
子供に合う味、合わない味というのはあります。
例えば子供は味蕾が多く味覚が鋭敏であるため、
野菜の灰汁(あく)や葉物野菜に多いシュウ酸からくる苦味・えぐみを大人以上に強く感じます。
これは、自然毒を充分に分解できない子供ならではの防御反応だと思うので、普段の料理ではそういったものは多少減らすなり、しっかりめに茹でたり水にさらしたり、カルシウム豊富な食材と併せたりして食べやすくしています。
ただコニーの場合は、ある時は喜んで食べるのにある時は大泣きして嫌がる、というように気分によって変動しているので、本当に食べられないのとは違うように見えます。
食わず嫌いで嫌がることも多いし。
2~3歳の間は特に感覚神経が育つ時期なので、可能な限り色々な刺激を与えたい。
これは嗅覚、味覚も含むので、美味しいものマズいもの含め、色々な味を体験してもらいたいのです。
一回味見した上で今は食べたくないというのであれば、無理に変わったものや高価なものを与えようとは思いませんけどね。
我が家は9割以上自炊なので色々作って試していますが、まだ食べてくれるものが少ないためコニーのご飯はかなりテンプレ的になってしまってます。
例えば合い挽き肉と卵を炒めたもの、季節の野菜を細かく刻んで茹でたものを小分け冷凍しておいて、それをご飯と混ぜて軽く味付けしたもの。
これをベースとして、切った生野菜や茹で野菜、冷や奴、チルドのナゲットなどを添えています。
グリルしたチキンとか餃子、ハンバーグ、肉団子なんかも食べてくれるので作り置きしたりします。
我が家のお菓子ルール
甘いものを毎日のように食べていれば、それが当たり前になります。
砂糖には少なくとも動物実験レベルでは依存性が見られています。
僕の実感としても、糖質を食べられなくなると禁断症状が如くイライラしたりなんとかして食べようとしてしまう経験があります。
カフェインのように頭痛みたいな離脱症状はないにしても、やはり甘いものを食べたい、糖質を取りたいという強い欲求が、沸き起こってくるんですよね。とりわけ菓子類を見聞きすると沸き起こります。
多くの人も同じように抗いがたい引力を甘いものに感じているのではないでしょうか。
感情のコントロールが効きにくく、理性の部分がまだ未発達な子供だと、甘いものに限らず依存性のある物(例えばカフェインとかゲームとか)に対する抵抗がとても弱いので、ここはやはり保護者として代わりにコントロールしていく必要があると考えています。
で成長に応じて本人の判断にシフトさせていく。
人間の身体は適応力が凄いので、生きる環境に応じて最適化していきます。
なので強い負荷がかかる場所で育てばその負荷への抵抗力が身に付きますが、その一方で弱い負荷の中で過ごすととても弱くなります。
辛い物を食べて育つ地域の人は唐辛子を生で野菜のように食べられるらしい。
先日テレビで見ました。(「キソ英語を学んでみたら世界とつながった(ブータン)」)
宇宙飛行士が長い無重力空間での生活を終えて地上に戻った時に歩けなくなる例なども分かりやすいでしょう。高山トレーニングなんかも似たような一例ですね。
子供の場合は特に発達の段階なのでその影響は特に強いはずです。
幼少期からお菓子ばかり食べて育った子供は、大人になっても普通の食事が重すぎて食べられなくなるらしい、と最近クルタさんから聞きました。
そのソースは不明ですが、いつもお菓子を食べていてご飯の食べられる量がとても少ない知人が僕にも2人いるので、さもありなんと思ってます。
吉祥寺 Circusの公式Webサイトはナシ。路地でひっそりと営業する、知る人ぞ知るお店だったのが今や大行列店に。
おわりに
とまぁそんなわけで、コニーは「お菓子は食事をちゃんと食べたらOK」というルールで食育しながら、なんとかかんとか、やっています。
少しずつ、食べれるものの種類は増えてきてるように思います。
最近だとレタス、唐揚げ、ハンバーガーなんかは自分から食べるようになりました。
今の好物はカレーライス、お赤飯、蕎麦、唐揚げ、さつまいも、にんじん、トマト、豆乳。
逆に本当に嫌いなんだろうなと思うのは大根と、お好みソース味やマヨネーズ味のもの。
前は食べてたのに全く受け付けなくなっているのはオムライス以外の卵料理全てと納豆。
まだまだ闘いの道のりは長い…。
食べない時にどうするか。
うちでは色々試行錯誤してます。
基本的には、観念して渋々食べるまで根気よく促し続けます。
泣いても騒いでも逃げても闘い続けます。
その代わりお菓子以外で食べたいものがあれば大体リクエストに応じますし、
体調が悪いだとか、量が多すぎるだとか、食べにくいとか、そういった点はかなり気を付けてます。
本当に食べられないものを無理に食べさせるわけにはいかないですもんね。
しっかり食べるのであればテレビ見たり玩具で遊んだりの「ながら食い」も認めてます。
コニーよ、早く一緒に楽しくご飯を食べれるようになろう。
そうすればずっと世界が楽しく、ラクに、そして豊かになるぞ。
今回は以上。
モイモイ!
(公式Web) Pattisserie Paradis
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