2019年2月24日(日)
Mexico Mexico City
メキシコ メキシコシティ にて
窓から差し込む朝日で快適にお目覚め。
そういえば初めてカウチサーフィンでリアルにカウチで寝たなぁ。
起きてパソコンをしてたらダニーたちも起きてきた。
「ロニー、今ピエールと話したのだけど、今晩も泊っていってもいいわよ」
えっ!!!
人柄とか相性とかを見て判断したようだ。
あ、ありがたい!
「で、今晩一緒にディナー食べに行かない?ご予定どうかしら」
「行きまーす!」
さて、そういうわけで夜に予定が入ったので、日中は出かけよう。
ブログが遅れてるし、Pythonの勉強もしたい。
クレジットカード限度額の関係でお金がなくて贅沢もできないし、
同じ理由で次の街、オアハカに行くためのバスのチケットもまだ買えない。
カード支払いがリセットされる27日頃まで時間がある。
今日はゆっくりPC作業に当てよう。
Parque España(パルケエスパーニャ)、「スペイン公園」の横辺りに、気になるカフェがあるから行ってみた。
Frëims、という店なのだけど、既に店の前からしてめちゃくちゃ混んでる。
マジすか。
今日は見送るか…。
なんて読むんだろう。
ロシア語の「ë」なら発音はイェだから、
フリェイムス?
入ることが出来たら尋ねてみよう。
(公式Web) Frëims
パルケエスパーニャの気持ちのいい緑を眺めながら近くの別のカフェ、Blend Stationに来た。
4日前にも来た、店の中に大きな木があって雰囲気のいい、
そしてコーヒーがめちゃ美味しいカフェだ。
(公式Web) Blend Station
「本日のアメリカーノ」を飲みながらひたすらロニーブログの記事書き。
カフェを出たら行く当てがなくなっちゃってもったいないのでお昼ご飯を我慢してすっ飛ばして夕方まで集中して作業。
そして夕飯はー!!
ここにー!!!
来ましたーーー!!!
Sukiya!
いや~、まさかメキシコシティですき家を見つけるとは。
内装もメニューもほぼそのまま日本のすき家。
ただ店員さんはメキシコ人だし、メニューもスペイン語か英語。
フォークとかしかないかな、と思ったけどちゃんと割りばしがあった。
いいね!
店には普通にぽちぽちお客さんがいるけど、
日本ほど混雑してたり賑わってたりしない。
食べに来ているメキシコ人のお客さんからしたら多分高価だし、特別な料理なのだろう。
日本ではお金ないときに頼る、
ジャンクなファストフードなんだけどね。
いや~、旅前は節約のために週3くらいのペースで牛丼食べてたなぁ。
なか卯の牛丼が一番安いし、白滝や長ネギが入ってて好きなのだけど、
3大牛丼チェーンだったらなんだかんだすき家が一番好き。
松屋はすっきりした味わいだけど肉が薄いし食べた感じが軽い。
吉野家は美味しいけど、高い。
すき家がなんだかんだ一番縁もあって食べ慣れてて、
味・値段共にちょうどいいんだよな。
メニューもトッピング色々あって飽きないし。
(そういって愚直に「牛丼並1つ」を貫き通しているんだけども)
そう、この旅に来れたのも、
牛丼屋のおかげと言っても過言ではない。
おかげさまで旅資金を溜めることが出来ました。
感謝感謝!
味わっても牛丼1杯は一瞬。
さーて帰ろ~
で、帰って少ししたらすぐダニーたちとディナー(笑)
やってきたのは遠くないところにある、
「La Casa de Los Abuelos」という、ファミレスに近い大衆向けレストラン。
「ここは朝食がお薦めなんだけどね。この時間でもメニュー色々あるわよ。」
とダニーのお薦めのお店。
「The メキシコみたいな伝統的なものを食べたいけど、何があるかな」
と尋ねてみると、
「どれもメキシコの定番だけど、それならSopaはどう?」
ソパとは、スープのこと。
スープ?
「メキシコではスープをよく食べるのよ。スープの上にオニオンとか野菜を乗せるスタイル。」
いいねぇ!
俺は既に牛丼を詰め込んできたので、
軽めでよい。
野菜が取れるのは嬉しい。
ミネストローネのような豆と野菜の入ったトマトスープだけど、
トマトの味はかなり薄め。
そこの上に、別の皿に乗ってきたレタスなどの刻み野菜を自由に入れる。
これをズズット啜ると…
ふ、
普通だ…
トマト味の豆のスープに野菜が乗っかってるだけだ…。
オニオンが辛い。
あと辛味トッピングとして唐辛子とかあるからそれを入れるとさらに刺激的になる。
「ライムを絞ってごらん」
ライムか。
そういえばタコスにもよくついてくるよね。
これを絞り入れると、
!
一気に風味が変わる!!
見事な味変要員!
これはうまい!
パンをつけながら最後まで平らげた。
カウチサーフィンで怖いことなかった~?といったエピソードで盛り上がった。
ダニーは過去に巨漢の男に襲われて貞操を奪われそうになったことがあったんだと。
こ、こえーー!!!
ピエールはまだ盗難とか暴力とかそういったのも含めて物騒なことはなかったらしい。
カウチサーフィン、そんなことあるんだなぁ。
自分はまだフィンランドとここメキシコでしか結局使ってないのだけど、
今までのところいい人とばかり巡り合えている。
「時間はかかるけど、しっかり評価やプロフィール欄を読むようにしてるわ。
特に私の場合は、その人の趣味に注目してる。どんな本や映画が好きなのかによって人柄って現れるものだからね」
確かにね~。
スポーツとかバイクが好きで、
好きな本は特になし、とかだとちょっと警戒するかもな。
カウチサーフィンのおかげで、こうしてローカルなお店を紹介してもらえたり、
オウルでヤルモと一緒にワッフルを作った時みたいな家庭料理を食べる機会に恵まれたりする。
そしてなにより、楽しい。
「客ー店員」といったお金関係じゃなく、
お互いが会って知らない文化や経験を語り合って友達になれる、このスタイルが素晴らしいのだ。
旅をするなら、カウチサーフィンは避けて通れないだろう。
通れないというより、避けない方がいい、というべきか。
ここから中南米や東南アジアなんかに行くにしたがって、
どうなるかはまだまだ不明だけど、機会があれば今後も積極的に活用したいよな。
そんな話で盛り上がった、健全な夜。
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