旅に出た理由

Terve!
どうも、ロニーです。

旅もいよいよ終盤、現在地マレーシアです!

ブログはまだまだ途中で止まってしまっているんだけど、
今回はよくみんなに尋ねられる旅の理由について書きます。

旅立ちの空

旅立ちのきっかけ

旅に出たいっていう最初の動機は、とても曖昧なものでした。

なんとなく、旅に出てみたい、というもの。

この曖昧な動機と旅に出た理由を今回、
ちゃんと深掘りして考え直して言語化する必要があると思います。

 

旅に出るのを、
最初は諦めていました。

お金もないし、
仕事とバンドと勉強でもう手一杯、時間もない。

海外なんて遠い世界だと思っていました。

大学を卒業して1年以上が過ぎたあるとき、
これから世界一周に出るという同級生と空港で偶然出会いました。

彼女はジーナリンという。

ジーナリンは旅のブログを書いていて、
それを読んでいるうちに、
徐々に旅に対して興味がわいてきました。
あぁ、こんなことも可能なんだなぁ、と。

彼女は日本ブログ村というブログのランキングサイトに登録していて、
当時そこでトップを飾っていた金丸さんをはじめとして、
他のいろんな旅人のブログも読むようになりました。

はちゃめちゃな冒険、
音楽への挑戦、
世界各地の人々との暖かな出会い、
目を見張る絶景。

より旅が魅力的になりました。

いつかは旅人になって世界を旅したい、
と思うようになりました。

ベリー摘みに挑戦

5年前、介護で経営側に回ったことから、
更に身動きがしにくくなってしまいました。

そんな中、昨年2月、
ついに旅に出られる転機がやって来たのです。

旅をする理由

旅をする理由を答えることは難しい。

多くのバックパッカーは、
明確な目的を持っていないのが普通。

世界を見たい。
旅をしたい。
そもそもなぜ旅に出るのに強い理由を求めるのか?という声も聞きます。

僕にはいくつもの理由ときっかけがあって、
それがついに旅への一歩を踏み出させました。

その旅に出たかった理由ときっかけを思い返して書き出すとこうなりました。

旅に出たかった理由
  • 旅への漠然とした憧れ
  • 自分の居場所を見つけたい。
    少なくとも、無機質で心身に不健康な東京暮らしに満足がいっていなかった。
  • 幼少期から引っ越しや転校などで頻繁に拠点を移していたことから、
    移動しないと気持ち悪いとすら感じる感覚。
  • フィンランドと日本という二つの国のアイデンティティを持っていることから、
    自分の理想のライフスタイルというのは両方の国で働き、
    両方の国に住むことであると感じた。
    その多拠点生活を送るという目標への調査、実践をしたかった。
  • 外国語を学ぶなら若いうちとの考え。
    外国語を実践的に話す機会が当時の環境では手に入りづらかった。
  • 年をとったらどんどん身体も頭も動かなくなり、
    結婚したり子供が出来たら旅はさらに難しくなるから、
    その前に動くべきという考え。
  • 食文化、健康問題と環境問題という、昔からずっと興味があって調べていたテーマを世界視点で知りたかった。
旅立ちを決意した転機
  • 自分が長く担当していた利用者様がご逝去。
  • 30歳になったら、立ち上げと経営を手伝った介護の仕事を辞めるという約束の期限
  • 想い人にフラれた。
  • 旅資金として充分な額のお金が用意できた。

旅の仲間とヒッチハイク

理由の最初にある「旅への漠然とした憧れ」がなんなのか。

それは多分、冒険への興味です。

自分の力試し、ルーティン化していた都会暮らしからの脱出。
刺激への渇望。
自分が知らない世界を知ることへの、強い知識欲。

僕がファンタジーやSFが好きなのも、
この冒険への強い興味があったからだと思います。

ただ冒険への憧れだけでは、
さすがそれまでの生活を断ち切ってまで旅に出る原動力としては弱い。
それは言ってしまえば、理由が娯楽みたいなものだから。
30歳ともなれば、後先考えずに娯楽に突っ走ることには躊躇します。

でもそこに、
自分のアイデンティティや生活スタイルに関わる、
いわば生き方の模索っていう面が加わったのが大きかったと思います。

それは娯楽じゃなくて、もう少し、現実的な側面ですね。

多分、多くの人は、
自分の今ある環境の延長上で自分の未来を決めると思います。

なぜならそれが現実的だから。

今あるコンフォートゾーンから出なければ、不安も少ない。

大きく変化するためには概して自分の今満足している部分も捨てないといけなくて、
大半の人はそこまでして、理想を追い求めようとはしなんじゃないかな。

でも僕はどうも、強欲すぎてしまって。

いろんな制限があって自分の意志だけで決めてこれなかったこれまでの生活。

怠惰で、受動的で、悲観的で、
無計画だったこれまでの人生の延長上の未来じゃ満足いかなかったんです。

一度きりしかない、自分の人生の残りを、
この延長上で過ごす?
と考えたときに、
それは嫌でした。

生きるために必要な糧を得る、仕事。

仕事が、限られた寿命のうちの大きな時間を占めるのであれば、
自分が本当に満足できるものでければ、納得できません。

それを甘ったれたことだと諭されても、
正直仕方ないんですよね。

だって納得できないのだもの。

世界に貢献できるくらいの、大きな挑戦。

苦しい部分も苦と感じないほどに好きな分野。

学びがあって時間を産み出すことのできる仕事。

健康的に働ける環境。

人生がかかってるのだから、仕事はそうでなくちゃ。

自分の理想の仕事と住まい。
自分の居場所と言い換えてもいいでしょう。

自分の居場所を見つけるうえで、
いったい世界の人々はどんな環境でどんな暮らしをしていて、
どんな仕事をしていて、
どんなものを食べているのか?

それを自分の目で見て、
知って、比較したかったんです。

世界の食文化、暮らし方、働き方、
国際的なあらゆる課題を知りたい。

そして自分の住みたい場所、
働きたい場所を探すこと。

長々と自分の心を見据えて考えてきて、
ようやくクリアになった気がします。

僕の旅の理由、原動力というのは。

知識欲と、居場所探し、だったんだなと。

アカタマの大地

旅の先へ

この自分の気持ちや考えをまとめて導き出すのにかなり時間がかかりました。

でもそのおかげで、
この先どうするかもまた、
だいぶクリアーになりました。

この旅の先をどうするかをまた、
じっくり言語化していかないとですね。

 

長くなってしまいましたが、今回は以上。
もいもい!

ミッケリで魚釣り

コメント

  1. Sho Asanuma より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    いやあ、読んでて泣けてくるな(;_;)
    同い年だからこそ、仕事を辞めて世界を回る不安も分かるし、今を逃したら二度といけないかもという不安も分かるなあ。
    でも、旅をする決断をしたことは今後のロニーにとって絶対いい方向に動くよ(^^)
    安心して、非日常を最後まで存分に楽しんできてね!

  2. ロニー より:

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    ありがとー!
    この歳になると、あらゆる決断がポイントオブノーリターンになってくるよね。
    結婚も、仕事も、それに日常の中で新しいチャレンジをしている人も、俺とは違った形で大きな決断をした人それぞれに尊敬の念を感じるよ。
    また近いうちに会おう!

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