パロアルトの宿とFacebook本社

2019年1月27日(日)
USA San Francisco 〜 (Silicon valley) Palo Alto
アメリカ サンフランシスコ 〜 (シリコンバレー)パロアルト

サンフランシスコの宿の窓から見るビル群

ワッフル焼きました。

ワッフル

ムニャッとした食感になりそうなのが嫌でしっかり目に火を通したら今度は固くなりすぎて、
外はムチムチ、中はムニャムニャというすっげーイマイチなワッフルになってしまった。

ワッフルはフワフワかカリカリのどちらかがいい。

なかなか難しいんだなぁ、作るの、ワッフル。

オウルでヤルモが焼いてくれたやつもサックサクでもはや別のお菓子だったな。
あれはあれで楽しい思い出。

ベジタリアンのような朝食

アボカドサラダ、リンゴとバナナ乗せワッフル、オートミールを少しだけ。

満( ^ω^ )腹!

ルートとか調べてチェックアウトしてバス停へ。

バス停の近くでバケツドラムパフォーマー発見!!!
ついに見たーー!!!!

路上のバケツドラムパフォーマー

黒人のおっちゃんと兄さんが2人でドカドカやってる。

別にめちゃ上手いわけじゃないけど、いろんなバケツや沢山のフライパン、ウォーターサーバーボトル、ベルなんかを使って2人で叩いてるから超賑やか!

これはたしかに聴いてて楽しくなるな〜。

ボブマーリーの曲を歌いながら叩くのもナイス!

すげー本格的な動画用カメラを持ってグルーっと回って撮影している中国人風の男。
カメラマンぽい!

と思いきや、男はそのままチップも払わず雑踏に消えた。
えええええ!!( ゚д゚)

失礼な奴!

ささやかだけど投げ銭して、慌ててバスに乗り込んだ。

中国系の人が多いバスの中

30人くらいの乗客のうち、9割以上中国人という不思議な満員バスだった。
Bayshoreという町で乗り換え。

郊外のバス停で降りたところ

目の前にセブンイレブン。
日本すぎる光景!

郊外のセブンイレブン

のどかな道をボチボチ歩いて列車駅まで。

サンフランシスコのベイショア駅

券売機で切符を買った。

ベイショアからパロアルトまで3ZONEなので、8.25ドルらしい。

最後の操作がわからなくて、うっかり2枚も買ってしまったー!
8.25×2枚!!
(´Д` )

ダメ元で次に並んでいた青年に、間違えて買っちゃったから、「ゾーン3使うようでしたら買ってくれませんか?」って尋ねたら快く買ってくれた!

25セント分はまけます!

助かったー!同じエリアの目的地でよかった!

 

ガタガタ揺れる二階建ての電車。
Caltrainだから、カリフォルニアトレインの略かな。

車中は綺麗だけど、窓が汚れていて外は見えづらい。

車窓から見える川

30分でパロアルト(Palo Alto)駅に到着!
近いね!

パロアルトのトランジットセンター

つかこれで約900円か…
30分の移動なんて東京なら300円代やぞ…

なんで日本は交通費が他と比べてこんなに激安なんだろう。
需要が多いからかな。

閑静なバス停

のどかな駅前の風景。

おっと、バスが出るのは駅の反対側か。
地下通路を探し回ってようやく発見。

で、バス停に着いて、乗ろうとしたところで行ってしまった…
す、寸足らずか…

 

次のバスまでなんと約1時間。

ありえん!
多分他にもルートがあるだろう。

まぁまずは昼飯+Wi-Fi探しだな。

 

この辺りには大学もあるみたいで、universityの文字がところどころに見える。
サンフランシスコのような慌ただしさがなくてなんとも穏やかな空気…

つかあっつ!!!
暑い!!!

コートの表面が焼けるように熱を帯びてる。
ぬおおおおい!!!

桜が咲いてるし!!!

咲いた桜

先週末スキーしてたのに!
氷点下の中で!

コートをトートバッグに詰め込んだらズシリと重みが…
こっからずっと暑いのかな…
どーしよコレ…

重い荷物たち

お洒落なお店と空き店舗が並ぶ不思議な商店街。

空き店舗

色々バリエーションあるけど、どのレストランもランチで10ドルからのよう。

なるほど、高級志向なお店は残り、そうじゃないお店は地価向上に耐えきれず撤退、ってところだろう。

やよい軒あるし!!
ビビる!

トンカツとかの普通の定食が13ドルくらいからある。
まぁまぁいい値段しますよね。

日本でもやよい軒は割高だもんな。

パロアルトのやよい軒

スターバックスを見つけたのでこぼれWi-Fi。

ふむ、バスは280番と281番のいずれかに乗ればいいわけだな。
あと30分ある。

もう安い店などない。

バス停が近いところってことでUMAMI BURGERってとこ入った。

Umami Burgerの外観

おお、大盛況。

店員さん2人だとだいぶ追っついてないみたいでてんやわんやだな。

メインのUMAMIバーガーはシイタケ入りらしいのでパス。
Cali Burgerってやつが12ドルで特に安い。

チーズたっぷりの分厚いハンバーガー

来ましたな!

牛のパテ2枚にチーズ、トマトとレタス、炒めたオニオン。
あとはピクルス。

ややオイリーなのでカトラリーを使っていただく。

ぬお!

フォークとナイフでハンバーガー食べんの初めてじゃね?!

なんか罪悪感湧くな!

 

ム!

コレは…

まさか…

旨味…?!

そうですこれがUMAMI!

うむ、旨いです。旨い。

 

焼き過ぎない、絶妙な火加減の牛。
肉の脂の破壊力は言わずと知れている。
煮込みの立役者、じっくり炒めた玉ねぎ。
甘みと旨味が豊富なフライドオニオンはこの上ない適役だ。
チーズの中でも特にアミノ酸が豊富で深みのあるチェダー!
エンドルフィン出まくり!

そうそう、トマトにも旨味成分は含まれてる。グルタミン酸だっけ?
旨味によって味のキャンバスには3Dの奥行きが生まれる!

あぱぁ…
完敗ですよ。

ご馳走様でした。

チップも載せてお会計。

 

にぎゃあああああああ予定のバスまた逃したああああああああ!!!!!!!!!
次のバスまで45分待ち。

しくじったー。

1回乗車券が2.25ドル。

あ!
小銭がない!
小銭ってつーか1ドル札がない!

ブルーボトルの入り口

近くのBLUE BOTTLE COFFEEまで行ってコールドブリューを購入。

コールドブリューのディスペンサー

暑い日差しにさわやかな酸味が輝く…( ´一` )
お釣りを1ドル札で受け取ってまたバス停へ。

ブルーボトルのアイスコーヒー

そういえば今日中にまだ少なくとも3回は乗るから、出来ればデイパスが欲しい。

やってきたバスで尋ねたら、24時間有効で5.50ドル。
安いよなぁ。

電車はクソ高いのに、ローカルバスは安い。
バスに乗って、宿まで。

 

宿は住宅地にあった。
大きな一軒家が並ぶ、閑静な住宅街。
ところどころにヤシの木があって、マジで南へ来たなって実感する。

エアビー宿の入り口

Bed in Double shared room in Growthup Colivingって宿だ。
名前が超長い。

入り口のパスワードがメールで送られてきていたが、
これはノルウェーのライネでの宿と同じシステムかも、と予想していた。

その通り。
ホステルじゃなくて一軒家。

民家のドア

ドアノブに付けられたナンバーに暗証番号を打ち込んだら無事開いた。
普通の家…

生活感のある綺麗なキッチン

キッチン、リビング、寝室。

客室

それぞれの寝室にはナンバーが振ってあって貸し部屋の雰囲気だけど、生活感のある一般家庭の様子のくせに人の気配は全くない。

エアビーってこんな感じなのかな。
説明不足だからどこまで使っていいのかわからん。

エアビーのリビング

指定された部屋の下のベッドだけシーツとタオルが用意されていたから間違いないだろう。
色々よくわからんけど、明るいうちに外に行ってしまおう!

 

割と近いエイムズ宇宙センター!

入場無料!!

なんだけど、なんとバスを使って片道で1時間半〜2時間もかかる!!
車なら20分なのに!!

無理やん!

しかもオープン時間が12:00〜15:30という激短い設定!
働く気ねぇ!!

その近くのコンピュータ歴史博物館も気になるけど、全部見ようと思うと6時間はかかるという。

今から行ったとしても、閉館まで居られるの時間は1時間以下だ。
し、仕方ない…1番近いFacebookの本社へ行くか…

バスに乗って最寄りのバス停へ。
それでも目的地のバス停は会社から遠い。

ゲシュタルト崩壊しそうなOnly Way

ながーい道を歩いていく。
あ、あった!見えたぞ!

いいねの看板

Facebookのいいねサイン!!!
インド人の親子が楽しそうに写真を撮っている。
いえーい

イイネにサムズアップの影を重ねる

ファボる

うん、これくらいしか出来ないよね。
今日は日曜日。

社屋は静まり返っている。
やけにセキュリティの人が多い。

社内見学ができないから概観を眺めるだけですね。
建物の周りを一周してみようかな。

Hacker Wayの看板。

洒落が効いてる

カラフルな社屋

明るくてシンプルな建屋。

立ち並ぶレンタサイクル

社員用と思われるレンタル用の自転車。

その時に門番のおばさんが声をかけてきた。

「なにか御用?」
「いえ、見学に来たんです。中は入れないですよね〜」
「あら。えーと、これを言うのはとても残念なのだけれど、ここも私有地なので立ち入り禁止ですよ」
「え!!すすすすすみません(´Д` )」

ど、どこまでの範囲がビジターの見学可能ですか?

「あっちの入り口のイイネサインの前までよ」

あの看板だけかーい!
失礼しましたああああ!!!

急いで出口へ向かう!!

その途中で警備会社の人にまた止められる。
「出口へはそこの歩道を使いたまえ」

は、はいいい、すみません!!
慌てて飛び出してきました。

セキュリティ厳重ですね。
当然ですね。

サーバに大量の個人情報をかかえている、世界的な大企業だもん。

めっちゃ汗かいた。
逮捕されるかと思った。
気を付けよう…。

特になにかを見れたわけでもなく、帰宅。

住宅街の端に並ぶ、謎のトレーラーハウス群。

住宅街の端に並ぶ、謎のキャンピングカーやトレーラーハウス群。妙に人の気配を感じる…

途切れた線路

持ってる食材を冷蔵庫に保管しようと思ったが、すでに色んな生活食材でいっぱい。

普通の家庭の冷蔵庫だ…。
これ使うのまずいやつ?

冷凍庫の扉を開けたらいきなりワインボトルのネックが落ちてきて粉々に割れて散乱した。
はいい??! ??!

冷凍庫の扉部分に、凍って破裂したワインがある。
(´Д` )なにこの罠!

ちょうど靴と靴下を玄関前に脱いだところ。
散乱したガラス瓶の破片

慎重にトイレットペーパーと箒と塵取りを使って瓶の破片を片付けた。

玄関マットも外ではたいて。

さてと、夕飯でも作りましょうかね。

玄米を炊く

玄米を炊いた。
おにぎり食べたい!

と思ったのに、さすがにカリフォルニア産の玄米じゃ粘りが足りなかった。

炊いたカリフォルニア米の玄米

1時間の浸水の甲斐なく、パサパサしたご飯ができた。

肉と野菜を炒める

帰りにスーパーで買った牛肉、人参などを使ってそぼろを作った。
宿主が帰ってくる気配はない。

じゃーん!!

そぼろ

そぼろ丼!
うむ、あり合わせで作ったけど、割といける!
もぐもぐ( ^ω^)

(´-`).。

ホステルと違って人がいないと静かすぎてなんだか物寂しいもんだな…

高くて1人の個室もたまにはいいけど、旅を楽しむなら断然ドミトリーだなぁ。
と、実感したヒトリノ夜。

 

寝る前になってようやく宿主が帰ってきた。

タレントの松村邦洋みたいな太った白人のおっちゃんだった。
あ、今はもう松村さん痩せて別人になったんだっけか。

なんにせよ、おっちゃん気さくな方。

「へー、旅なんだ!いいね!ここには何日滞在するんだい?」
「1日だけなんですー」

残念そうな顔(´・ω・`)
ま、そうですよね。

俺もゆっくりしたいけど、一晩40ドルとか、バックパッカーがやっちゃいけないこと…

「音楽、もう少し音量下げてね〜」
と優しく諭されて、慌てて音量を下げた。

音量あまり大きくはないから、ここ壁薄いってことか…

静かに音楽を流しながらストレッチしてベッドに潜り込んだ。
ふう。

今日はほとんど移動だけで終わってしまったか。
明日はシリコンバレーの素顔をもっと見れるかな。

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