2019年1月9日(水)
USA Pittsburgh 〜 Buffalo
アメリカ ピッツバーグ 〜 バッファロー
今日はピッツバーグの最終日だ。
うーむ、見事に何もしなかったな!
昨日買った下着を履こうとしたら、なんと両足通した時点で股が裂けてしまった。
うおおい!
縫製、弱すぎだろ!!!
エロい破け方しちゃったけど、こんなん履けるわけないしもはやゴミでしかない…
「レシートあるでしょ?このあとお店に行って交換してもらいましょ」とジャネット。
ってことで、再び昨日行ったウォルマートに向かった。
サービスカウンターで返金をしてもらい、新しいものを選んだ。
破けたのは7ユーロという激安なヤツだった。
まさに安かろう悪かろうですな。
念のために別のメーカーにした。
ちなみに破けたのはFruits in Roomsというメーカーだった。
帰りにまたダンキンドーナツに寄った。
一昨日と違うやつを4つばかし。
このどれもがまたスッゴク甘い!!
やはり甘さ控えめなのはこの前のやつだけだったようだ。
ドーナツの中に入ってるクリーム、上に乗ってるクリーム、上に塗ってあるチョコソース。
どれもがクリームじゃなくて、クリーム風味の砂糖ペーストって感じだ。
フレンチクルーラーは形がデコボコしてるだけに、かかっているグレーズ量も多い。
掴めばベットベトになる。
中にもカスタード風のクリームが入っている。
ブルーベリーのドーナツは比較的甘くない方だけれど、ガムの味がした。風味が最低に不味い。
「オールドファッション」って名前の普通のドーナツがこの中では1番食べられた。
これならまた買ってもいいかな。
なんだこのドーナツレビュー(笑)
次の街、バッファロー行きのバスは15:15発。
その少し前の時間に合わせて、乗り場までロンが車で送ってくれることになっている。
荷物も全部まとめてあるしあとは待つだけだ。
と、思っていた…。
家出る15分くらい前。
バッファローでの降りるバス停の位置を確認しておこうとGoogleマップを開いた。
到着するバス停、宿から近いとありがたい。
ここで異変に気付く。
いつもならメールから自動で読み取って表記されてるはずの表示が見当たらない。
確認メールを開いてチケットをダウンロードしておき、到着地点の住所をGoogleマップに打ち込んだ。
え、明らかに別の街が示されているんですけど…。
慌てて確認してみたら、その街はステートカレッジといって、
バッファローのはるか手前の、ペンシルベニア州内の街だった。
ぬおおおおいいい!!!!
なんでだよ!!
俺確かにバッファローで買ったはずだぞ!!
急いでウェブサイトを確認してみる。
その理由はすぐにわかった。
まず、メガバスはバッファローにバスを出していないのだ。
だから行き先をバッファローで検索すると、near Baffaloという表示が1番上に来て、そこを押すと選ばれるのがステートカレッジだったのだ。
ステートカレッジって大きな町の名前じゃなくて、ここブリッジビルみたいに、どちらかというと地区の名前になる。
勝手にバッファローの街中にそんな地区があるのだろうと勘違いしていたわ…。
みんなに急いでそれを説明した。
バスチケットの返金が出来ないか確認したけど、一切受け付けていないとのこと。
ただ、出発3時間前までなら、払い込んだ金額を使って別のチケットに振り返ることは可能だ。
現在、予定発車時間の1時間10分前だ。
はい、おしまい。
くくくっそおおおおおお!!!!
また17ドル消した!!!
マジでこの半年でいったいいくら損してるんだ?!
それはともかく、代わりのバスを探さねば。
ホステルを取ってしまってるから、そっちもキャンセルとなったらキャンセル料が満額かかる。
だからなんとかして今日中に着かなきゃいけない。
しかもその宿は1番安いところだったけど35ドルもした。
予報は超雪だから野宿は厳しそうだったのだ。
前述の通りメガバスはバッファローに行かず、最寄りの別の街でもエリーかステートカレッジ。
ジャネットがネットで調べてグレーハウンドがあるよと教えてくれたのでそれを買うことにした。
今日は残り15:40発の最終のみ。エリー乗り換え。
手数料込みで46.50ドル…
たっか…
明日なら40ドル、明後日からは週末に入るからまた高くなる。
安い逃げ道はない。
観念してウェブページに必要事項を打ち込んでいって、いざ決済、となったらエラーが出てしまった。
ま、まさか…。
おそるおそる楽天カードのアカウントを開いて確認した。
残りの使用可能限度額、
178円。
なんでだよーーーーい!!!!
限度額あげてあるから最大20万円まで使えるはずだし、まだ9日!!!
月末まで半月以上残ってる!
事実、今月使った金額はまだ20000円くらいしかない。ケタが違う。
全然意味わからん!!
こうなったら窓口で現金で買うしかないか…
手持ちの現金を確認。
米ドルの手持ち、残り約9ドル。
ほ、ほへひ…
他の現金で今あるのは、日本円の10,000円札1枚と、ハンガリーの1,000フォリント、韓国の1000ウォン。
「いや、グレーハウンドの建物には両替所はついてないぞ…」
とロンが唸った。
この流れだともしや、
ほ、ホステルまでパーになるのか…?
いや、まだかろうじて時間はある。
両替所を調べて、この諭吉のじっちゃんを変身させられれば…
ロンがグラント将軍のじっちゃんが印刷された50ドル紙幣を差し出した。
「ホラ、50ドルだ。チケット代は46ドルくらいだったろう。足りるはずだ」
ぎょおおお!
「いやいやいやいや!!!!受け取れません!!!俺のミスなのに!!!」
「いいさ、これくらい。旅で手持ちのお金を全て使い切ってしまったら帰れなくなってしまうだろ。受け取りたまえ」
えええええ
どうしよ
どうしょおおおお
えええええ
ううううううロンんんんんん(ToT)
「あああの、口座とか教えてもらえれば後から送金しますので…」
「いいって!!さぁ行こう。ほかにアポがあるんだ」
もう、ほんとに、情けなさすぎる…
泊まらせてくれた上に食事までご馳走してくれてるのに、最後にこんな援助までしてくれて。
なんとかして、必ず恩に報いなければ。
いつか必ず。
ジャネットとジェニーにハグをして別れを伝えて、猫のハルとジェイコブとジンジャーにもバイバイを言って、ロンの車に乗り込んだ。
やや渋滞気味のハイウェイをかっ飛ばしてグレーハウンドの建物に着いた。
「会えて楽しかったよ。またおいで。」
ロン、ほんっっとに、ありがとうございました!!!!!
最後の最後に情けないことになってしまってこの上なく悔しい。
窓口で無事チケット購入。
一次はどうなることかと…
少し待って、バスに乗り込んだ。
バスの質はメガバスとそんなに変わらないなぁ。
電源はある。
Wi-Fiは繋がっても使えない。
雪で白くデコレートされた道路をひた走る。
バッファローの街に着いた頃にはとっぷりと日が暮れていた。
バスターミナルから外に出て、人気のない道を歩いた。
口から吐かれた息が虚空に消える。
宿の前の通りにはトラムが走っている。
静けさの中、どこか謙虚に走るトラムはどこかファンタジーじみていた。
観光地風の小綺麗な通り。
ややレトロなテイストに情緒があって素敵だ。
ゴーストタウンとしか思えないほどの人気のなさ。
誰一人歩いてないし、車も遠くにたまに見かけるくらい。
ダイヤモンドダストのような、粉っぽい雪が寒風に乗って顔を削る。
ささささ
さっっっむい!!
マジで帽子買っといて正解だった。
手袋もコートも意味をなしてるのか謎なくらいに寒い。
冷気が全身から体温を奪っていく。
ゴオオという風の当たる音だけが聞こえる。
映画館のオレンジ色の電球が世闇の通りを寂しげに照らす。
そこを人の乗ってないトラムが通り過ぎた。
ホステル発見!
中に入ると顔に温タオルを当てたように感じた。
「いらっしゃいませ!寒そうね(笑)」
スタッフさん優しい!(^_^)
カードが使えなくて、現金も明日両替しないといけない旨を話したら、
明日の支払いで構わないよ、と言ってくれた。
ほんとに助かります!!
やたら寒い上に水勢が弱いシャワーだったけど、お湯を浴びたら少しは生き返った気がした。
キッチンは必要なものが大体揃っていて快適。
自由に使っていいパンとかある。
ベーグルもある!と手に取ってみたらそれは腐ってた。
(´Д` )
調味料もたくさん。
さっそくスパゲティを作って夕飯にした。
談話室には女の子が1人ずつ2組。
1人はパソコン、もう1人の若くて可愛い子は電話しながら甘い声を出してる。
「ねー、キャハハ!!えー私も愛してる!今すごく会いたいー!うんうん。え?今、うん、周りに人いるよ?」
聞いてるこっちが恥ずかしくなるような会話をデレデレしながらずっと話してる。
居心地悪りぃなオイ(´Д` )
あ、もう1人の女の子も居たたまらずに遂に出てっちゃった…。同士よ。
スパゲティを食べたら俺もすぐに部屋に戻ったのだった。
ううう大丈夫かなー。
クレジットカード。
なんで使用可能限度額がこんなに少なくなってるんだ。
不安すぎる…
なんとか。
なんとか生き延びなければ。
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