歴史の教科書にも登場するあのグラナダ

2018年12月10日(月)
Spain Granada 〜 Barcelona
スペイン グラナダ 〜 バルセロナ

グラナダで泊まっているこの宿にはカフェが付いている。
宿泊客向けではないのだけど、ラテが1.20ユーロくらいで飲めるというので、
朝食はそこで取ることにした。

8:30のオープンを待って1階へ。

店員さんにスペイン語で注文したのだけど、なかなか通じない。
メニューも何を指しているのかイマイチ分からない。

スペイン語は大学の時に第3言語として選択して1年勉強したけど、全然覚えてないや(T_T)

カプチーノ

ラテと一緒にTostata(トースト)を頼んだ。
オプションがありすぎて、聞かれても分からないのが泣ける。

Queso(チーズ)とTomate(トマト)で頼んだ。

チーズとトマトのトスタータ

シンプルだけど美味しい!

これくらいモロッコやチュニジアでも作れるはずだけど、
向こうじゃ多分食材買って作ってもマズイんだろうなぁ。

「ロニーさん、この旅でモチベーション下がることってありました?」
リョータ君が聞いてきた。

旅のモチベーション?
もう帰りたいとかは一切感じたことないけど、
スウェーデンからハンブルクくらいにかけてはちょっとダレたかなぁ。

観光してもイマイチ面白くなくて、ヒッチハイクでのコミュニケーションが1番面白かったのだけど、
ノルウェーのトロンハイムからは電車やバスを使い始めちゃったから、
なんとなくつまらなく感じてしまっていた。

「ヨーロッパ回ってると段々同じような景色に飽きてきちゃってたんですけど、
モロッコ行ってからまた旅が面白くなったんです。
ヨーロッパの南側も建物がどこも全然違ってて、スッゴい楽しいんだよなぁ。
もう世界中回りたい!南米もアフリカもアメリカも!」

すりおろしトマトを乗せたトーストをかじりながらリョータ君が言った。
うむ、俺も激しくそう思う。

リョータ君の友達には、2人で回ってたけど途中で飽きちゃって片方が帰国しちゃったのがいるそう。
いやー、飽きないでしょ?!

旅後の仕事に関して作業したくなることはよくあるけど、
ビザ期間と滞在費が許すのであれば、ずっとその国にいたくなる。

世界中の、美しくて居心地のいいところで仕事が出来たら最高だよな。

窓ガラスに描かれた大きな8

食べ終わったら急いでチェックアウトをした。

「これからアルハンブラ宮殿行くんですよ〜。エントランスって地図のここであってますか?」
ってホステルのフロントで確認したら、重要なことを教えてくれた。

「位置はそこで良いけど、ちょっと待って、チケットは印刷した?」

え、してない。

「僕が前に行った時にも注意されたんだよ。チケットは紙に印刷して持って行かなきゃならないんだ。」
なにーー!っ!!
や、ヤバイやん!

ここからプリントアウトとなるともう入場時間間に合わなくなるぞ。

「ここで印刷してあげるよ。PDFをメールで送ってもらえる?これがアドレスだ」
うわああああ仏様!!

2人分のチケットをささっとプリントアウトしてもらえた。

ありがとううう!!!助かった!!!門前払い食らうとこだった!!!

「指定の時間に行くことがとても重要だから、タクシー使ったほうがいいよ!呼ぼうか?」
と提案してくれたけど、
それには及びませぬ!そこらで拾います!とお断りして、走って大通りに向かった。

即タクシー発見!

カッコいい電気自動車で、スマートフォンがメーターがわりになってる。

タクシー乗る度に毎回こっちから分かるはずもない金額を提示してみて、
鼻で笑われながら言ってきたバカみたいな金額に対してキレて断るフリして、
ちょちょちょっと待て!って引きとめられていきなり半額になったりするあのムダな時間がいらないだけでなんとストレスフリーなことか。

どんな金額になってしまうのだろうと歯をガチガチ言わせながらメーターを凝視すること10分弱。
金額は4.60ユーロ。
良かった、そこまで高くない!

アルハンブラ宮殿の入場ゲート

指定していた時間は10:00だけど、10:05にアルハンブラ宮殿に入った。ドキドキ…遅刻ドキドキ…


ピッ

全く問題なく入園。
良かったー!!!
ユルっ!思いのほかユルっ!

安心しきって、ゆっくり園内を見て回った。

畑と砦

枯れた葡萄畑

離れを見上げる

このヘネラリフェ(Generalife)って建物とその庭が最高に良かった。
マラケシュでも見たような、細密に彫られた装飾がなんとも見事なんだけど、それ以上に庭園がヤバイ。

バラのアーチ

ばってんが特徴的な壁の彫刻

ミカンの木

中庭から見るベランダ

窓からの差し込む日

マジで建築美ってやつを感じる。

左右対称な池

ため息の出るシンメトリーさ。

小さな噴水

白い廊下

美しき外回廊。

木戸の中の小さな木戸

アーチ窓から見える城下の街並み

街を一望する小窓。

枯れた蔦

青空

青空に映える建物の壁

慎ましやかな花と葉が朝日に映える。

中庭を見下ろす

上から撮るとこんな感じに移る。

シンプルなんだけど、噴水の水によって幾何学模様が水面に走っては打ち消され、宇宙を感じた。
言い過ぎと感じるかも知れんが、私は見たのだよ。宇宙を。

中庭を歩くリョータくん

手すりを流れる水

階段の手すりの上を水が流れていて、その段差がサラサラと川の音を奏でる。
スゴい。リラックス効果高いぞこれは。

木々の影

暑い夏の日差しを避けるためと思われる、木の枝の屋根が付いた渡り廊下なんかもあって、機能的。
どれもこれも超美しい!

美しき壁

精細な彫刻の施された窓脇の壁

尖った木

六角形のスタンドバー

最高かよ〜。

バーの中のグラス

井戸小屋を再利用したカフェスタンド。
ドリンクやソフトクリームをみんな買って周りの広場で寛いでる。
カッケーデザインのスタンドだなぁ。

白い建物が見える山腹と城下町

見下ろす街もまた、ため息が出るほどの美しさ。
色彩が整った白壁の市街に、糸杉がニュッと生えている。

 

ここらで一旦リョータ君と別行動することにした。

リョータ君は世界中の建築や風景をスケッチしてるから、自分のペースでゆっくり回るのだ。
じゃまた後でな!( ´一` )

迷路のような建物跡

こっちはお城らしい、装飾の少ない城壁を見て回る。
建物自体はさっきと比べて全然装飾がない。

けど、その力強く無骨な造りと、
それ以上にこの城壁から一望する雄大な景色が観光気分を飽きさせない。

鐘楼

早速満足すぎるぞー!
やるなアルハンブラ!!

よーっしじゃあそろそろ行こうか、イスラム最高建築とも名高い、アルハンブラ宮殿のメインディッシュ、ナスルに!

「あれ?チケットの入場時間過ぎてんじゃん。帰んな」

「え」
「時間指定だっつってんでしょ。指定時間以外には入れないよ。
他みんなここ並んでんでしょ。ハイさいなら」

え。
ぬええええええ!!!!
なんでえええええ!!!!!

そういう仕組みか!!!

全体の入場は時間指定されてなくて、指定されてたのはここナスルだけだったのか!!

うぐあああああ!!!!
悔し過ぎる(ToT)!!!

 

ま、仕方ないよね〜また次の機会にしよーぜ〜ペロリーン
と頭を切り替えて、他のエリアに移動。

その途中でリョータ君にまた遭遇。

「あっちの丸い建物スゴい良かったっすよ!絶対行ったほうがいいです」
ほほう( ^ω^)

今度はお互いまだ見てない逆のとこを見て回る。

円形の建物

コロッセウムのような円形の建物だけど、用途は議会か何か。
大きな扉をくぐると、扉が所々についた丸い回廊と、吹き抜けた広い中心広場が視界に開ける。

議会の中央広場

静寂。
過去の歴史が、古の空気の粒子が流れていつてしまうのを引き留めている。
フワッと心が浮かび上がるような、ファンタジーの世界だ。

歩いている人は数人。
素晴らしいな。

木戸

壁の双頭のレリーフ

流れるような曲線階段

2階から見る景色

西日が美しい廊下

石造りの手すり

数珠のような柱

景色最高。

リョータ君と合流したらボチボチ歩いて外に出た。

ナダル宮殿を見られないとしたら、めぼしいところは大体見たことになるのでこれでよし。

いやーマジで美しい建築群だった。
アラブ建築って、モスクはあちこちで見たけど、ここのは違って見えるなぁ。
並木道を通って高台から街中に下る。

路地の先の尖塔

素敵すぎるカフェの入り口

めっちゃ美味しそうなカフェを見かけたから、昼ごはん前だったけど思わず入ってしまった。
これは都内でもよく見る本格的なカフェだ!!サードウェーブ系のやつだ!!

美人なお姉さんがちゃんと一杯ずつハンドドリップで淹れてくれる。
そんじゃ、俺はエチオピアのシングルオリジンのハンドドリップコーヒー。(2.90ユーロ)

ハンドドリップ中

ショーケース横のポインセチア

オシャレな店内。
リョータ君はちょっと慣れてなさそうだけど、コーヒーを美味しい!と飲んでいる。

コーヒーサーバーと紙コップ

いや~、まさかグラナダでこんな本格的なコーヒーを飲めるとは。
いつぶりだろう、こんなおいしいブラックコーヒーを飲めたのは。
確実に少なくとも日本以来だぞ。

メニューボード

コーヒーは美味しいのだけど、腹も減ったよね。

おしゃべりはそこそこに、次のお店を探すために外に出た。

石造りの美しいビルが並ぶさまは久しいヨーロッパのもの。
街歩きするだけでワクワクしてくる。

ただ、
昼ごはん食べたいけど、食べられるお店が全くない!!
なんで?!!

お酒飲めそうなバーやスイーツ系のお店、カフェは沢山あるのだけど、
レストランとか軽食屋さんみたいなものがない。

えーー。
ひたすら2人して街中を歩き回る。

中華料理屋はポツポツと目に入るけど、スペイン料理食べたいじゃん。
うーん。

スペイン人は外食しないのか?
そんなわけない。

確かシエスタの文化の本場がスペインだったよな。
もしかしたらお昼ご飯はみんな家に帰って食べる感じの文化なのか??

Camaraに入るリョータくん

あまりに見つからないので、ちょっとアメリカンなデザインのカフェバーに入った。
ここなら安そうだし、軽食がある。

「Restaurant Camara」
頼んだのは、

ハムチーズサンド

ハムとチーズのサンド!

うんまい!!
セミハードのチーズは厚みがあって贅沢だ。
ハムにも味がギュッと凝縮されてる。

すげええ。
いいとこ入ったぞ!

コーヒー飲んだばかりだし飲み物は要らないかなと思ってたけど、
思いのほかしょっぱくて喉が乾いてしまった。

飲み物に何があるか分からないから、まぁ適当にセルヴェサ(=ビール)。
セルヴェサあああポルファボーールううう!!!

やべーー。
クッソ贅沢ーー。
(´∀`)えへへへ

ビールグラスの向こうで絵を描く

2人で静かに飲み食い。
リョータ君が小さいスケッチブックを出して、気持ちのままに絵を描いていた。

リョータ君は有名な建築がある都市や、見てみたい景色を巡りながらスケッチをしている。

インスタグラムを見せてもらうと、世界各地の建造物のスケッチを、
その景色と一緒に撮った写真なんかが上がってて凄く面白い。
建築×スケッチ×旅、いい組み合わせだなぁ。

縦線を引いていって、その間隔で濃淡をつけている。
縦の柱を間隔を開けながら曲線に配置していって、その光の差し込み具合を調整した壁、
なんて複雑な絵を感覚的に描いていってて、あまりの複雑さにビビってしまった。
脳内に3DのCGが展開してるんじゃないかって思うわ。

「営業の時にも、お客さんの希望に沿う良いスケッチをササっと書けるかどうかで収益変わってきますからね〜。もっと練習しないと」

そうなの?!
たしかにイメージは湧くな。
スケッチがお金になるって、不思議な感じだ。

 

食べ終え飲み終えて。
15:30になった。

ついにリョータ君が行ってしまう時間。
寂しい…(T-T)
何日一緒にいたのだろう。

短い間だったけど、こうやって一緒に刺激の強い旅を乗り越えてきていると、
どことなく連帯感を感じて、戦友みたいな感覚になる。

リョータ君はこの次はセビーリャに向かう。
ここから西に戻ったところにある街だ。

シャウエンやタンジェで一緒だったシドニーが住んでいるのがセビーリャで、
そこでまた会う予定なんだそう。

「昨日とかはロニーさんが居たから話の内容とかなんとなく理解できたけど、1対1で英語話せるか心配だよー!」
大丈夫!なんとかなる!(笑)

英語は結構勢いなとこあるし、リョータ君ここまでふつうに無事旅してきているじゃん。

宿に戻って荷物をまとめて一緒にチェックアウトをした。

出発の時間までの少しの時間、宿のロビーで座って話した。

俺はこれからグラナダ空港へ向かい、夜の便でバルセロナへ飛ぶ。

本当は長距離バスが安いから良かったのだが、
国内便も割と安かったのと、明日がシェンゲン協定上最後の滞在可能日なので急ぐ必要があったのだ。

リョータ君は長距離バスターミナルからバスでセビーリャ。
そのあとはポルトガルのリスボンを見てから、
南フランス、北イタリア、エジプト、そしてインドへと飛ぶ。

俺が今回行かなかった街、行けなかった国々を回るんだ。
羨ましいいいいいい!!

「ロニーさんと一緒に旅ができて、ほんとに良かったです!
帰国してからもまだ大阪にいるんで、寄ることがあったら連絡ください。僕ごちそうしますよ!」

「リョータ君も東京に来ることがあればぜひ会おう!でお互いのこの後の旅を語ろう(^_^)俺もご飯おごるからさ!」

じゃあ、また世界のどこかで!

リョータくんとのツーショット

覚悟を背負ったリョータ君の背中が宿のエントランスをくぐり夕焼けの街に消えていくのを見送った。

ふと、タンペレでヒゴさんを見送ったときのことを思い出した。
あの時は確か携帯の充電用変換プラグを忘れていってしまってたんだよなぁ。

旅は出会いと別れ。
またきっと語り合える。

程なくして俺も出発の時間になった。

石像

道路の人混み

路線バスでグラナダ空港へ。

 

着いた頃にはもうすっかり夜のとばりが下りていた。
グラナダ空港は小さな町のローカル空港だ。
こぢんまりとした一つだけのターミナル。

就航している飛行機も小型機ばかりで、
中に入る前に横から見えた滑走路には小型ジェットのLCCがひとつだけ見えた。

空港内の通路

ラウンジがあれば使いたいと早めに来たが、残念、ここの空港は小さすぎてラウンジがない。

じゃあさっさとチェックインをしてしまおう、と思っても、

「申し訳ございません。チェックインは搭乗2時間半前を切らないとできませんので、ロビーにてお待ちくださいませ。」
だなんて言われてしまう。

ふーむ。
ランドサイドにも売店付きの小さなカフェが2か所ある。
適当に手前のカフェでラテを頼んだ。

ラテ1杯だけで20:30まで粘って調べ物。

バルセロナとイギリスの行きたい場所を片っ端からチェックしていった。
あと宿の手配も。

バルセロナには明日1日だけしかいられない。見どころが山ほどあるのに。

ロンドン行きの飛行機はもう取ってあるし、遅れられないから、効果的に回らないともったいないぞ。

リョータ君に触発されたってわけじゃない(と思う)けど、やはりガウディの建築は特に楽しみ!

ロンドンの初日の宿、予約を取ってから思い出した。

…イギリスの入国審査がめちゃくちゃ厳しいということに…
うがあああああああ何も準備してなかった!!!

これはマズイ!
あと1日でその支度を済ませなきゃならない。
調査調査調査ああああ!!

だ、大丈夫かなぁ…ドキドキ(´Д` )

 

さて、時間はあっという間に飛び去って20:30を過ぎ、チェックインを出来る時間になった。
荷物をすんなり預けて、セキュリティゲートへ。

ここでちょっとした失敗をやらかした。
セキュリティゲートに並んでて気づいた。

手持ちのナイフとハサミ、預け荷物に移すの忘れた!!!
やっべえええええ!!!

このままだと捨てなきゃいけなくなる。
ハサミは別に重要でもないけど、このナイフは大事なやつなんだ。

やややややヤバイ!!
急いでチェックインカウンターに走って、さっきの荷物をまた戻せないか尋ねてみた。

「申し訳ないけど、よっぽど緊急事態でない限りそれは出来ないよ。
警察も立ち会わないといけなくなることなんだ。」

「そうなんですか(´Д` )…えーと、他に何か手段ありますでしょうか…」
「そうだね。例えば、今背負ってるそのバックパックにナイフをしまって預けることはできるよ。預け荷物、2個までは無料だからね」

ななななナヌーー!!!
そうだったんですか!!
助かった!!
預けます!ぜひお願いします!!!

というやりとりの末、ナイフをデイパックごと預けて無事セキュリティゲートも通り抜けられたのだった。

機内持ち込み手荷物は寝袋入りのバケツと、ノートパソコンや貴重品を入れたトートバッグ。
なんだこれ。
見た目、ただの変態じゃん。

ヨーロッパ屈指のアートとファッションの街に行くっていうのに、バケツとトートバッグって。
服装とかズタボロだし。怒られないかな…。

 

ラドラー(2.20)と、トマトとチーズのサンドウィッチ(4.50)で軽く夕飯。
ラドラーって初めて飲んだけど、スゴイ飲みやすくてイケる。

レモンジュースとビールを混ぜたものだよね。
ジュースみたい。
つまり飲みすぎて危ないやつ。

エアサイドも八丈空港よりちょっと広いくらいの規模だ。
航空機へと向かう。

飛行機のタラップ

飛行機に乗り込んだ。
この旅中で今のところ一番小さい飛行機だな。
海外での国内便も初めての経験。

運よく非常口の横の席だったため足元超スペースあり。
うひょひょーい!!

広々とした足元

見回すと、他の席もガラガラ。
こんな余裕のあるフライトもいいもんだ。
グラナダの夜景を背後に、飛行機は夜空に舞い上がった。

夜の街明かり

アルコールと疲れの眠気が相まって、頭が舟をこぎ始めたあたりで着陸の準備。
さすが国内便だから近い。
バルセロナ空港、到着。

空港内の歩く歩道

今夜はこのまま空港泊だ。

遂に、ついにやるぞ、空港泊。
貧乏バックパッカーじゃ常識でもある、空港泊。

シンガポールのチャンギ国際空港が有名だけど、やや治安の悪い街でも安心して睡眠をとれる、空港泊。

屋根と壁はもちろん、エアコン、清潔なトイレも完備。
場所にもよるが、だいたいWi-Fiと電源も手に入る。

各種チェーン店からその街の名店の系列まで食事には困らない。
しかもタダで。

確認のためにもう一度言おう。
「しかもタダで。」

ビバ☆空港泊うううううう!!

0時を超える頃には多くのお店が閉店する。

店員が姿を消したところからすかさず宿無したちが座席をベッドにして寝始める。

俺がいいところを見つけたときには程よいベンチ席はすべて押さえられてしまっていた。
うむむ。
近くにトイレのある、カフェ横の通路。

ガラス窓と柱の隙間にウレタンマットと寝袋を敷いておやすみなさい!

明るいけど静かだし、目元をふさげばしっかり寝られる。
念のため貴重品を入れたデイパックはカギを付けて片腕通しておく。

では、謹んで、
おやすみなさい(^^)/


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